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母は私を人生で一度も○○したことがない


折角はじめたnote。期間が空いてしまいました。

直近で祖父が亡くなり、それなりにショックを受け、命の大切さもとい近くにいる人を大切にしようと、より思っていたところでした。

そこで、毋について書こうと思います。私にとって母はとても大きな存在で、母がいなかったら今の人生や今の私にはなっていないと思います。また、働きながら子育てするという姿の理想像の根源です。そして、考え方が柔軟で今でも学ぶ姿勢があり人としても尊敬しています。


母が子育てにおいて大切にしてきたことはこれです。

母の教育論は否定しないこと、1人の人間として見ること

私は人生で一度も、私が選択したことを母から否定されたことはありません

これは社会人になってから気付いたことなのですが、ふと、私の選ぶ仕事や恋人など、とにかく私が選んだことに対して一度も否定的な反応を見せたことがないことに気が付きました。そのことを母へ伝えると、「そうだね。否定しないようにっていうのは気を付けていたかも。」とのこと。(恋人でいうと、ヤンチャだったり外国人だったり母の歳くらいだったり学生だったりと、、でもやめておいたらと言われたことは一度もないです。母以外からは否定的な反応を受けたこともあったので、自分の価値観を押し付けないって良いですね。笑)

また、「自分の子供だって観点は持たないようにしてる。1人の人間として接してるよ。」との話もしてくれました。話を聞いたところ、「自分の子供っていう視点があるとね、自分のっていう保有物フィルターを通して見てしまうから、個人の思考や考え方を尊重しずらくなってしまう。あとは子供扱いしちゃう。」とのことでした。

2つの観点は誰かと関係を築く際にとても建設的な考え方で、素直にお母さん凄いなと思いました。どちらも、個を尊重するという意識があると思います。こういう接し方が出来る人は、社会においても信頼関係を築くことが上手な印象です。
なんでそんな風に考えられたのと聞いたら、子育てしながら気付いて学んだそうです。おかけで私は、認めてくれるという安心感があるためポジティブな見方をしたり、自身の存在を肯定的に考える因子を持つことが出来ました。且つ、母とは縦ではなく横の関係を築いている気がしていて、だからこそ信頼でき、何でも話せました。

逆に父は縦の関係を強く求めるタイプだったので、小さい頃から顕著に違いを感じていました。構造的には父が頂点でピラミッド型ですね。笑

父と母、双方の家族のあり方のイメージが異なっており、父は厳しい指導で手を上げることもしばしばありました。小学生の頃から、割と鮮明に記憶があります。(姉の方が被っていたため、私はそれを見て回避策を必死に考えていました。ずるいですね。)そして母はそれに耐えられず、ただ子どものことを考えると別れを選ぶことは自分のことしか考えてないのかもしれない、せめて社会人になるまでと思っていたそうです。これは私が就職先が決まり、離婚となった時に聞きました。母一人に背負わせて辛い思いをさせたと思い、確かその時今までずっとありがとうと泣きながら抱きつきました。笑

ただ、私は父親を憎しみの対象として見てはおらず、父のおかげで評価されたい意識や責任感が強くなったり、ルールを逸脱してはいけない、人として全うに生きるというベースが身に付いていると思うのである意味感謝してます。


私も子育てする時がきたら、個を尊重するという考え方は取り入れていきたいなと思っています^^(写真はいつかの母の誕生日ランチですが、しばらくは行けないのでしょうか。。)

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