許すけどもう関わらない 

この記事は前回の記事の補足や数日経って考えたことを書いたものなので、
前回の記事から読んで頂いた方が分かりやすいかもしれない。


聞いておきたかったこと

「失礼だったら申し訳ないんだけど、何か病気を持ってるんだっけ?」
「(手帳は)2級?」
茨木さんは僕の質問に二つとも「はい」と答えた。

「僕も診断されてないだけみたいなとこあるからね。」
嘘じゃない。
嘘じゃないけど誰に許されたいのかわからない、言う必要のないフォローを自分で入れた。

そんな話をしたのは一通りダメ出しをされ、茨木さんからの申し出でツーショットを撮った後だった。

茨木さんの中にある加害欲求

前回の記事で茨木さんは僕にダメ出しをすることで優越感を得ているのではないかと記した。
その優越感の根底にあるものが加害欲求ではないかと気付いたのは前回のnoteを公開した翌日だった。

ダメ出しを受けてる途中、茨木さんが同席していた僕の相方のこれかライダーに話を振った。
「これかライダーさんはどう思います?」
これかライダーは茨木さんが僕のことを好きすぎるあまりもっと良くなってほしいからこんなことをする、愛情の裏返しだみたいなことを言っていた。
それに関しては本当に違う。と思う。

その後茨木さんはこれかライダーに向かってこう言った。
この話聞けてよかったですね。
ひねくれた解釈をしすぎているかもしれないが、これが「あなたの相方は本当は面白くないんですよ。それが分かってよかったですね。」という意だったら怖い。
これかライダーをも巻き込み2対1で僕を攻撃してやろうとする意図も後から考えるとあったのではないかと思ってしまう。

僕が乗る予定のバスの時間が近づいたので、「最後に何かありますか?」と僕が聞いた。
茨木さんはこう言った。
「落ちているコンタクトを探すギャグなのにメガネかけてるのは変だと思います。」
散々このダメ出しの時間に生産性がなく自分のことに頭を使った方がいいことをお伝えした後だ。

建物の外に出た後、少し先に出た茨木さんがいたのですれ違いざまに僕が「また何かあればDMちょうだい」と言った。
茨木さんはこう言った。
「時間がなくてできなかった質問(ダメ出し)は後でまとめて送ればいいですか?」

話が通じない。
ここでもう僕は茨木さんと関わることを完全に諦めた。
これはもう茨木さん自身でもどうにもできない部分だ。

許すけどもう関わらない

病気を武器にされるのは嫌だけど、こちらが納得する材料にすることはできる。
また病気だからといってなんでも許されるもんでもないが、今回のケースはそれに当てはまらない。

加害欲求は誰にでもある。
僕も今まで無意識に自分の加害欲求を満たしてきたのかもしれない。
だとしたら今回茨木さんに加害欲求を向けられたのも因果応報だ。

だから許す。
許すというか最初からそこまで怒りの感情はないのだが。
許すけどもう関わらない。

コントロールできないとはいえ、加害欲求を満たすための攻撃を直接受ける時間はもったいない。
茨木さんのストレス解消になって茨木さんの芸人人生がうまいこと行けばいいかなとも思ったけど、やっぱり僕はそこまで寛容じゃなかった。

僕は今後もピンネタをどこかしらで披露するだろう。
それらの動画がYouTubeにアップされた際は今までみたいにコメントをすればいい。
それによって茨木さんの加害欲求が満たされ、他でその加害性が出なければいいなと心から願う。

茨木さんがアンケートに書いたコメント

茨木さんと会った前日はイギナリライブという事務所が月一で開催しているお笑いライブがあった。
そこに僕も出演していて、茨木さんはそのライブを見に来てくれていた。
お笑いライブのアンケートには各芸人にコメントが書ける欄がある。
僕たち「新訳ルチャリブレ」の欄に茨木さんはこう記していた。

できれば会いたくなかったです。」と。

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