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~スマホを落としただけなのに~ 1年の振り返り

プロローグ ~スマホを落としただけだった~



今思い返すと、すべては、スマホを落としただけだった。

大学入ってから初めて落とされた恋も。

私の不祥事も。

全く関係の無い、誰かの所為にしたことも。


それは最低で最悪で、
そして、今の私の心を作った愛と勇気との出会いであった。





いつかの第一印象もそうだった。

バイト帰りの電車の中で不意に置き忘れていってしまった。


そしてその数週間後、
今度は、音信不通の山の中で、

ほとんど初めましての50人とすごしている中で
スマホを落としただけだった。


また、なにかが起きる予感がした。
そして、また、一種の恐ろしさを感じた。


自分の運命が怖くなりながらも
及川真央というとてつもなくすごい人に相談した結果、帰ってきた言葉。

それは

「無駄なことをしろ」

及川真央 Raise your Flag Connect 2023 にて。

という一言であった。



春。茶道部の運営で必死だった。


思い返すと、ずっと茶道部のことで忙しかったのを覚えてる。

その合間で、勉強と、ワークショップ・ファシリ関係の勉強をして。
コミュニティとは、部長職とは、運営とは、

必死に私なりに試行錯誤して、頑張った。

過去の経験を活かして、学内で集客をする。
SNSを使えるだけ使う。

他大学のお茶会に行ってみる。

その合間に、RYFの面々と飲みに行ったり、顔出しをして、
学び直しをする。

必死に動き回っている中で立ちはだかった、財政問題。


学生の力では、どうすることもできない問題。


無理だ、、、


三軒茶屋まで行かないと行けなくなった。

体調を崩した。

休まざるを得なくなった。


思い返すと、当時は、三茶という場所はあまり好きではなかった。

今思い返すと、本当に信じられないくらい、嫌いだった。


先代と次期部長には、本当に頭が上がらないレベルで、
私は、運営能力が無いな・・・と思いながら

それでも頑張って開催した学内のお茶会。

色んな学内の関係者の方が遊びに来てくださり、本当に嬉しかった。

それまでに、色んなお茶会に足を運び、色々勉強できて良かったと思ってます。


夏。趣味と挑戦に全力を尽くした。


ファシリテーターに向いていない私。

試験が終わると同時に再び向かった足柄。

相方とふざけた夜。

もうこの頃には、今の毒たまごの原形は整ってたよなあ、と思う。笑

中級試験?  今思うと、よく行ったなあ、と思うレベル。

試行錯誤、たくさんしたけど、まだまだ私には、経験が足りない。
今の私には、まだまだ、と今日も思ってる。


それがわかっただけでも、再試験を受けた意義はあった。

わんちゃん、死んでも私のクセが治ることはないし、
今のままだと一生受からない気がするw

そして、そのクセを治そうとするほど、クセは出てくると最近
気付いてきた。

だから、一旦、ファシリをすること自体を諦めようかな・・・と思って、

このときくらいから、ファシリしないファシリを心がけようと思い始めた。



その影響は誰から受けたんだっけ?

思い出すと、その時に初めてまともな会話をした人物がいた気がします。


夏の京都 1週間

これ。1年間振り返る中で、一番楽しかったと思うのは、マジでこれ。

到着してから帰る前日まで、本当に1人でいた時間がなかったのが、マジで信じられない。

本当に、この1週間はすべての自分の持っている顔を使い分け続けながら、
いろんな人と会いまくった。

目的は、茶道部の合宿(1泊2日)なのに、
その前後の前泊・後泊、帰宅日以外、元々一緒にお泊まり・観光する予定だった叔母はさておき、全日程を活動関係者と友人が、予定を押さえてくれました😭

休む暇が無いくらい、皆に連れ回されて、美味しい物も沢山食べて、
深い話をして、本当に、幸せすぎました😂


今までの活動人生の中で、一番充実していた1週間でした。


カフェ巡りと、X・活動関係者から募集した10人と1on1した話。

正直、これが夏休みやってたことよね、って思う。

集まった大学生4人くらいで、カフェで深い話をするとか。

空いてる時間にひたすら1on1するとか。
ここで初めて話した人、久々に話した人。

RYF関係者、そのほかの人、
もうなんかよくわかんないくらい、色んな人と話しまくったのを覚えてる。

自分って何なんだろう、とか

私にとって、大事な人って何なんだろう、とか。

家族とか、愛とか、友情とか。

訳わからなくなるくらい話して、沢山試行錯誤して、

正直、当時の話のどれくらいが今の自分に繋がっているのか、
よくわかんないんだけど、


この時には、茶道短期講習会について、真面目に考えていたり、
登録販売者、という資格の勉強に向き合ったり、

本気で近い未来の進路について、
大学3年生のうちにやりきりたいことを見据えていて

それに専念する前に、
色んな初対面の人と関わるという事を続けていた。


結果として、それが、今の自分の自信に繋がっていたり、
「まあ、なんとかなるっしょ!」という気持ちに
直結している感じ。


「今」しかできないことに「全力」をかけた
そんな夏だったなあ。


舞台関連のお話

夏、といえば、舞台もかもしれない。

夏休みだけで、5本舞台を見に行きました。

念願のコモビ鑑賞
Jump in スタッフメンバーとの全員初リアルの再会。
リアルで会えるとは、思っても居ませんでした。


RYFメンバーが3人出演していた「憂いも甘いも愛のうち」
この作品の世界観が半年後にオマージュされるとは、
少年Tは思いもしなかったでしょう。

そして、この舞台から、演劇について
私が沢山の学びを得て、脚本という世界に興味が膨らんだ。


SHINE SHOW!
ファントム
生きる

舞台ヲタクにとっては
元タカラジェンヌ、朝夏まなとさんの主役の舞台は見ていてとても楽しかったし、思ったよりもコメディーが最高すぎた。

ファントム。城田優、イケメンすぎた。

生きる。当時の医療技術について、そして
人生最後に行う仕事について、真面目に考えさせられた。


あの夏を振り返ると、

私の好きなことをとにかく追いかけ続けた、素敵な2ヶ月を過ごしたと思う。


秋。お茶と進路。


8・9月から、三軒茶屋に真面目に通う様になった。

大学の授業や、バイトの予定を調整して、レポートを電車で書きながら、
通った三軒茶屋。

とにかく、行きの埼京線で、レポートを書くための席を取ることができるか。毎回その熾烈な戦いを繰り広げて・・・・・・笑。

お茶と着付けのお稽古。
短期講習会に行くために必死に頑張った。。

毎回、先生のお宅にいる、犬と和菓子だけが楽しみで、
先輩と三軒茶屋のお店・カフェを開拓しながら、
毎回癒やされていた。

が、毎回先生のお宅では、ダメ出しを受け止めるのに必死。。。
なかなか着られるようにならない着物。
綺麗にできないお点前。

本当によく通ったと思う。



学業の合間に、色んなイベントに参加した。
少し気になった講演会に顔を出して、
色んな意識が高い学生と挨拶して、飲みに行ったり、
事業・経営の裏のお話を聞いて、社会って何だろう、と考えたり。

薬剤師になるための学習を深める中で、一般の人達がどのように
仕事をして食っているのか、そんなサラリーマン達の生活を支える
起業家・経営者がどういう風に社会を作っていこうとしているのか。

色んな人生設計のビジョンがあることを学んで。

学生団体の人達と関わることも多かったなあ。。と思う。

そこでも沢山、素敵な他大学のお友達ができた。


仕事、人生設計、色々考え方が変わった。


その中で、決めた研究室。

「まさかこうなるとはな。」

と思った部屋。

毒たまごディズニーまで、本気で、茶道と進路に向き合い続ける、
そんな秋でした。

冬。占いが当たった?


12月。RYFメンバーで忘年会を企画した。

今だから言うと、「12月、忘年会があったら、積極的に参加しな!」って
占いで言われてた。

なのに、

「忘年会、私の周りで起きる気配がない!」

ということで、最初はXで呟くところから開始して、

作りました。そしたら、

参加者が10人も集まりました。


最初に「やろう!」って、リプが来たところから、スタートして

そこから企画メンバーが動き始めて、

メンバー集めて、店を予約して、

当日決行したら、メンバーの中には、

フライト2時間前に店に入ってくる人がいたし、

サンタがいたし、

女優がいたし、

つい昨日までテストだった弊学の先輩がいたし、

名古屋からわざわざ帰りの時間をずらしてきてくれる子はいるし、

自分自身、よくわかんないけど、すごい人を集めてたらしいです。


そして、いつも隣にいてくれた相方、居なくても自分、
なんだかんだ言って企画とか頑張れたんだなあ、と成長を感じて。


そして、その時から、私が企画をやるとなったら、
毎回相談に乗ってくれる人がちゃんと居てくれるなあ、と
自覚するようになりました。


本当に、今まで頑張ってた事って、陰でずっと見てくれていたことがいる。
占いで言われてる間はピンとこなかったんだけど、

この会で初めて、何かがわかった気がしました。


そして、1月・2月。

本試験と再試験に泣きわめき、狂いながらも
行かざるを得ない三軒茶屋。

気付いたら、
あんなに通うのを嫌がっていたにも関わらず

それこそが息抜きになっていた。

そして、
作業Zoomで話すのも楽しかったなあ。と思う。

辛かったよ、3年後期試験。
初めて薬学部辞めたくなった。

だけど、

なんだかんだ言って乗り越えた自分を
褒めたくなった。


そして再び春が来て。


ホワイトデーなんて言葉は、何も返ってこなかったが、

三軒茶屋に通い詰めた最後。

京都で1週間、スマホ無しの状況で、

短期講習会に参加してきました。

もうしんどかった。

感想は別noteに書いておく。だけど、

ここにたどり着くまでの努力の結晶は、思い返すと
昨年のConnect、いや、RYF8期の現役時代からずっと、
頑張ってきた自分の活動が、私らしく活かせた

そんな1週間だったと思ってる。

ただ、まだ私には、課題は一杯あるし、
それについてもゆっくり、紐解きをしながら、自己成長していきたいし

「未熟」と「成長」のどちらもを自覚して帰ってきた
そんな1週間だったと思う。


そして、

春は出会いの季節だけではない。

誰かの背中を押す季節でもある。

舞台ヲタク、過去の舞台作品をオマージュした、
サプライズ企画を作る。

昨年、スマホを落とした山で、出会った沢山の仲間の協力と共に。


すべては、スマホを落としただけだった。

私の第一印象なんて、たかが、そんなもんだろう。

そんな駄目人間を自覚する私でも、

やるときはやる。そして、支えてくれる仲間がいる。


それが「無駄ではなかったこと」の経験が教えてくれた、
私への「おくりもの」だろう。


最後に。


明日世界が終わるなんて、誰が決めたんだろう。

スマホをなくしても、案外、どうにでもなる。

そう、教えてくれた1年間。



そして、再び動き出した感情論。

それは、花弁となって、いつか散り去るでしょうか。

それとも、どこかで、影を潜め、無かったことになるのでしょうか。


それとも。。。


わからない。

一瞬見え隠れした、1月の虹。

2月に受け止めた、私自身の感情。

何も起こりそうにない。
だけど、どこかで聞こえてくる香りは、ほのかに甘い3月。


占いなんて受けたところで、元気になったら

そこから先は「自分次第」

結局、わからない。

そして、私自身、過剰な期待なんてしたところで、

また、夜を思い出してしまうのだろう。


だけど、それでも、時間は動き続ける。

私たちの未来はこれからもまだまだ続く。


このnoteに書き切れなかった想いも沢山ある。
それは今までその都度その都度書いてきた。

活動とは別で、大学で関わってきた仲間の存在。

今後また関わるかわからない人の方がほとんど。

私自身もよくわからないし


だけど、またここからしばらくは、
進路と研究に向き合う時間になると思うし

目の前のことをしっかり見据えて、前に進もうと思います!



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