イギリス英語って?
イギリスに来て初めて知った表現や、当たり前のようにつかっていたのにイギリスでは使われていなかった単語など、イギリス英語はまだまだ奥が深い!
ということで今日は、イギリス英語の紹介をしたいと思います。
イギリス英語といえば、クイーンズイングリッシュなどと呼ばれる独特の発音を思い浮かべる人も多いですよね。日本の英語教育はアメリカ英語で行われているため、イギリス英語に馴染みがなく「ぜんぜん聞き取れない!!!」とパニックに陥る人もいます。わたしがそのひとりでした。わたしが知ってる英語じゃない!!!!と。
今ではイギリス英語の発音に夢中です。特に若い女の子の喋るブリティッシュアクセント、素敵……♡
発音やイントネーションについて文字で語るのには限界があるので、この動画をオススメします。わかりやすくてシンプルにまとめられています。
ここでは単語やフレーズについて話しますね。
1. Cheers
英語で「乾杯!」という呼びかけとして使われるこの言葉、イギリスではありがとうという意味でも使われます。
ドアを開けてくれた人にCheers、お店で商品を受け取るときにCheers、ペンを貸してもらったときにもCheers、Thank you と言われたときに どういたしまして という意味でもCheers、
Cheers、Cheers、Cheers...
かる〜く ありがとっ♪ と言う感じで老若男女誰でもいつもどこでも使っています。
ちなみにわたしの住むKentという地域では、ThanksやCheersのかわりに「Ta.(タァ)」と言う人もたくさんいます。わたしのホストファザーは毎日タァ タァ タァ タァ言ってる…
2. mate
アメリカのドラマや映画などで、特に男性が会話の中でお互いのことを**dude、man、bro **などと呼び合っているのを見たことありませんか?
イギリスではこれらのかわりに mate を使います。dudeを使うひとはめったに見ません…
「Cheers mate.」はイギリスの若者の口癖みたいなものですね
3. You alright?
これは、イギリス人のよく使う「How are you?」です。Are you alright? をものすごいスピードで言うので、 ユォライッ? みたいに聞こえます。
答えるときは「Yeah, you?」
ハワユー?アイムファインセンキュー、アンドユー?
なんて長いやりとりはしません。
ユォライッ? イェア、ユー?
わたしは初めてこれを言われたとき、「Are you alright?(大丈夫?)」と聞かれるなんて、わたしそんなに疲れて見えるのかな?なんて考えたりしました(笑)
そしてこのYou alright? は別に返事を求めているわけでもないので、ときには返事を聞く間もなく去って行く人もいます。友達に出会ったときにヤッホー!と言う感じですね。
4. lift
Liftとは、エレベーターのことです。
Elevatorはアメリカ英語。
そしてLiftにはもうひとつ、車で送り迎えをすることという意味もあります。
I'll give you a lift. (車で送るよ/迎えに行くよ。)
アメリカ英語では、I'll give you a ride. と言っていた気がします。
5. First floor
イギリスでFirst floorというと、建物の2階のこと。Second floorは3階。
なぜズレているのかというと、1階のことをGrand floorと呼ぶから。
今日の授業の教室はSecond floorと書いてあったので2階に行くとそこには誰の姿も無く… ということにならないように気をつけてください。(わたしは2回やりました)
6. Football
イギリスではSoccerという単語は一切使いません。サッカーは、Footballです。アメフトは、American Footballです。
アメリカではアメフトがFootball、サッカーはSoccerですね。
この間アメリカの小説を読んでいたときに、主人公がFootballをしていて相手チームの選手にタックルされたという文がありました。アメリカの話なのでここではアメフトのことだからタックルされるのは当たり前なんだけど、わたしは「サッカーしててタックルされたの!?レッドカードものじゃん!!」と一瞬混乱しました(笑)
7. Sorry
肩がぶつかったとき、道をあけてほしいとき、人が喋っているところに割って入って話しかけなきゃいけないときなど、咄嗟に口から出る言葉は「Sorry」です。
アメリカなどでは「Excuse me」を使いますよね。
誰かに足を踏まれたとき、踏まれた側の人でさえも「Sorry」と言うことだってあります。
さらには相手の言ったことが聞こえなかったり聞き返すときにも「Sorry?」と言います。「Pardon?」よりも頻繁に使いますね。
他の国の人からすると、何に対して謝ってるの?という感じのようですが、この「Sorry」は謝ってるのではなく相手に対する礼儀のようなものなんです。
日本人の「すみません」に似ているからこの「Sorry」、わたしは大好きです。
8. bin
binとはゴミ箱のことです。
Rubbish bin (ゴミ箱)
Litter bin (公園や駅のゴミ箱)
Bin man (ゴミ収集をする仕事の人)
アメリカでは trash canとかgarbage canというようです。
Binはどこ? と聞かれて「ビンってなに!?瓶?ビール瓶???」と困惑して何も答えられなかったあの日も、今ではいい思い出です。笑
9. I've got...
イギリスでは 持っている と言うときに I have...ではなく I've got...と言います。
I've got a pen. (ペンを持っています。)
= I have a pen.
Who's got a key? (鍵持ってるの誰?)
= Who has a key?
Have you got your mobil? (携帯持ってる?)
= Do you have your cellphone?
学校で習った英語とは全く違うので慣れるまでは少し難しかったです。
イギリスで大人気のオーディション番組のタイトルも、「Britain's Got a Talent」ですね。
10. Petrol
Petrolはガソリンのこと。
アメリカ英語ではGasですね。
ガソリンスタンドはPetrol station。
アメリカではGas station。
家族が夏休みに家族旅行と称してイギリスに遊びに来たときにレンタカーを借りたのですが、車を返すときにはガソリンを満タンにして返すことになっていたので「この近くにGas stationはありますか?」とレンタカー屋のスタッフに聞いたのですが、しばらく考えたのちに「No.」と言われました。ガソリンスタンドないわけないだろ適当なこと言いやがって!と思ったけど、単純にGas stationが何かわからなかっただけみたい。
普段車なんて運転しない(というか免許すら持ってない)から知らなかったんですごめんねレンタカー屋のお兄さん。
長くなったので今回はこのへんで。
まだまだ紹介しきれていないのがたくさんあるので、第二弾 第三弾とまた更新していきたいなと思います。
それではまた。
あかりん.
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