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勿忘草(わすれなぐさ)「私を忘れてください、忘れないでください」
忘れてほしいと思いつつ忘れないでいてほしいという気持ちがあります。
忘れてほしいのは、あの人やあの人やあの人。あの人たち。
忘れないでいてほしいのは、あの人やあの人やあの人。あの人たち。
忘れてください
街の中を歩いていると、ひょっこり見かけてしまう忘れてほしい人。
どうか気づかないでほしいと思っていても願い叶わず、気づかれてしまう。
それでも私は気づかないふりをする。見てる見てる見てる。
(バレたかな~)
責めてものお願い。どうか声をかけないで。
(かけてきた~)
とりあえず愛想笑いしてみる。適当に相槌打って立ち去る。
そうやって立ち去った後、私の頭の中ではあることがグルグル回り出す。
「やだ。耐えられない。消えて。お願い消えて」
と、しばらくぼんやりして集中力がなくなってしまい何を言われても上の空。
「今日はツイてない」
またこんな時もある。それは・・「忘れさせてください」という思い。
忘れさせてください
私には山ほどの消したい過去(忘れさせてください)があります。
消したくて消したつもりでいたのに、突然フラッシュバックで強引にその時に引き戻される。ぐっと目を閉じて吐いた息を一瞬止めて吸って吐く。息苦しくなってもう一度息を吸って吐く。その繰り返し。
頭を横に振って、その場面を振り払おうとするけれど離れない。
泣きたいのに泣けないでイライラ。頓服の精神安定剤に手をだしてちょっとだけOD。たばこに火をつけてコーヒーを流し込む。あとは効いてくるのを待つばかり。
「だめだ。こりゃ」
足りなくて、ちょっと追加。こんなことの繰り返し。
だけど「忘れさせてほしい」ばかりではありません。「忘れないでほしい」「覚えていてほしい」と思うあの人たちもいます。
忘れないでください
あの頃に戻りたい。きっとそんな気持ち。
あの頃に戻れたら、あれもこれもやり直したい。
順風満帆な日々。あの頃のあの人たちには覚えていてほしい。忘れないでほしい。
こんな私がいたことを。ただそれだけでいいんです。頭の片隅に置いてくれたら。こうなってしまった私のことは知られたくはないし見られたくはない。けれど上手くいってた私のことは忘れないでほしい。でないと「虚しく」なる。
「忘れないで」
大きなミスをしてしまった私。もう一度チャンスをください。今度はきっとうまくできる。あの頃のあの人たちには、こうなってしまった今の私を見られたくはない。けれどやるべき仕事はちゃんとして「けじめ」をつけたい。
「きっと大丈夫」「今度はできる」
だけど、そんなチャンスなんてあるわけない。
忘れないでほしいことは未練。未練たらしい。いつまでもいつまでも、良くも悪くも過去を引きずってる。
だから前に進めない。わかってるんだけどな~。
「私を忘れてください」
「もうほっといてください」
「忘れないでください」
未練たらしいけど、どうかこの世にいたことを忘れないでください。
#自己紹介 #忘れな草#勿忘草#過去#忘れてください#忘れないでください
いかがでしたでしょうか?
「勿忘草(わすれなぐさ)」
この花の花ことばは「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」
「私を忘れないで」と「誠(真実)の愛」は中世ドイツの悲しい恋の伝説が由来となっています。若い騎士ドルフは、恋人ベルタのためにドナウ川の岸辺日咲く美しい花を取りに行き、川に流されてしまいます。最後の力をふり絞って掴みとった花を岸に投げ恋人ベルタに「私を忘れないで」と言う言葉を残してなくなってしまいました。
これがこの花です。
私のことはほっといてほしい。もう忘れてほしい人
忘れてほしくない人。私がそこで生きていた証。忘れないで。
そんなリアルな生活をしているviviの祈りを表現させていただきました。
私は就労継続支援A型 TANOSHIKA CREATIVE が運営しているWebサイト「AKARI」でライターをしています「vivi」と申します。AKARIの中では「うつ病vivi」なんてふざけたペンネームを使っています。
私は確かにうつ病と診断されています。このペンネームは以前メンバーだった仲間が提案してくれてかれこれ4年近く「うつ病vivi」と名乗っています。
ここではただ「vivi」と名乗らせて頂こうと思っています。
私は主にというかほとんど自分のことを書いています。4年近く自分のことばかり。よくもまあ4年近くも自分のことを書けるのか?と思われるかも知れませんが、本当にそうなんです。これが意外と書けるんです。
https://akari-media.com/2019/09/17/member-603/
大体ですがおおよそ340本くらい書いてAKARIに掲載してきました。始めの頃は何もかもが手探りでどう書いたらいいのかわらず気持ちのおもむくまま・・。恥ずかしい限りです。そんなこともあって始めのころのはほとんど非公開。それでも、まだいまだに恥ずかしいものがいくつもあります。
始めたころは「1日1本」などと自分にノルマをかけていましたが、今はそういうことはしないで「1か月に2,3本」あげれたらいいかなとのんびりライティングをしています。
そしてある日こんな私に「Note」にチャレンジしてみないか?と話がありました。
できるかな?と思いつつチャレンジしてみることにしましたが、ここでまたつまずきました。どう表現したらいいのか、また模索中です。
手探りの1本目。よろしくお願いします。
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