マスクを外して、リップをつける。

2023年6月現在。
日本は、マスクを外している人がちらほらいる。

マスクを外せるようになって、嬉しかったことは、リップメイクをみんなに披露できる...という点だ。

私は、コロナ禍の数年間、リップメイクなしで生活していた。

私の口の形からして、マスクに唇が触れやすい形をしているようで、リップをしてしまうと、マスクの裏が赤色でべっとり...なんてこともあったからだ。

その度に、マスクを変えなければならないのが、なんだかバカらしくて、口紅をしない生活がすっかり定着した。

リップなしの生活は、地味なものだった。
味気なく、そしてどこかだらしないものになったし、華やかさからも遠かった生活だった。

楽しくなかった。

でも、今は、マスクを外せるようになり、みんなにリップを見せびらかす（言い方は変だけれどこれが一番正しい表現）ことができ、嬉しい。
嬉しくて仕方ない。

朝から「今日はなんのリップにしようかなあ〜」と考えることが楽しい。

ちなみに、昨日は指原莉乃さんプロデュースのRirimewのリップをつけて会社に行った。
そのリップは、発売直後に通販ですぐに買ったというのに、みんなに見せることもなく、引き出しの向こうに閉まっていたのだった。
そのRirimewのリップは、ほんのりオレンジで、唇につけたらすっごく可愛いのに、もったいないよなあとずっと思っていたもんだから、つけて外に出れた時、そしてそれをみんなに見せる、というのはなんとも嬉しいものだった。

そして昨日は、職場の人にも

「そのリップかわいいね！」

と言われて、これまた一番嬉しかったかもしれない。

マスクを外すか、外さないか、というのは、とても判断が難しいところだけれども、私はなるべく人がいないところや少ないところでは、マスクを外そうかな、と判断した。

やはり、自分の気分が上がるからだ。

これからも感染対策はちゃんとした上で、心の栄養のために、マスクをたまには外し、リップメイクを楽しみたいと思っている。