アメリカの不法移民問題で思うこと
最近の私の関心事の一つにアメリカの不法移民問題がある。
アメリカと言う国は移民で構成される多民族国家という認識だ。
だからこそ新陳代謝が進んで新しい文化やテクノロジーが生まれるので世界で最も進んだ国だと思っていた。私自身もアメリカの映画やヒップホップ、R&Bが好きだ。Jay-Z、EMINEMはよく聴くし、映画もマーベルからシンドラーのリストなど幅広いジャンルを鑑賞している。今年もミッションインポッシブルやバービーを鑑賞した。
スマートフォンもIPhoneだ。今やApplemusicは自分の生活に欠かせないサブスクサービスだし、日々の映画やアニメもAmazonprimeで視聴している。chatGPTで英語を勉強したりもしている。最近はYouTubeでFOXやらNBCやらアメリカのニュースチャンネルも視聴している。
すでに私の生活はエンタメ、サービス、製品がアメリカのものによって構成されているのである。アメリカはまさに最新のテクノロジーや便利なサービスを提供している。
しかし、アメリカのニュースを視聴していると不法移民問題が大きくなっていることが分かる。
トランプ前政権の時はメキシコとテキサスの国境沿いに壁を作ると言っていたが、バイデン政権になって壁を取りやめた途端に中南米の多くの移民が国境に押し寄せている。
押し寄せているだけなら問題ないのだが、スカスカの金網から流入しているのである。移民政策による緩和処置なのかもしれないが、不法に国境を越えて入国しているのにも関わらずに国境警備も放棄しているのだ。そして、保守の強いテキサスやアリゾナはニューヨークやカリフォルニア等、リベラルの強い州に不法移民を送り込んでいるのである。不法移民を送られたニューヨークはホテルを不法移民用に使用させたりしているらしいが、あまりの流入の多さにギブアップ寸前である。最近では移民をカナダに受け入れてもらっていたらしいがカナダも流入のペースの速さに移民政策を変えるみたいである。
私は不法移民の流入を受け入れるの理解できない。
彼らが合法的に入国しているなら問題ないと思うが、不法移民の状態で受け入れているのである。中にはアフリカでテロを起こしていたテロリストを逮捕していたニュースがあった。まるでアメリカは自ら自国の危機を高めているようにしか思えない。
アメリカの発展は移民で成り立っている国である。そういう理解をしている。しかし、不法移民てことは身分証明すらできない人間を増やすことになる。それは結果として治安が悪くなるだろうし、失業者を増やして景気を悪化させる気もする。今のアメリカはラテン系が増えてきて英語だけでなくスペイン語が日常的に使われていることも珍しくない。このまま20年も続けばラテン系アメリカ人が増えてスペイン語がFirstlanguageになるかもしれないい。そうなれば、同じ国でありながら英語圏とスペイン語圏に分かれるかもしれない。いやすでに分かれている可能性もある。
とは言え、アメリカは新陳代謝を起こしながら新しい音楽や映画、サービスを提供してくれるに違いない。私はまだアメリカがまともだと信じたい。
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