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3,相談を受ける方にどういう風になってほしいとか、占いをお客様にするうえで意識していることはありますか?

占いを受けるのって、昔に比べたら断然ハードルが低くなってきていると思うんです。

昔は占い館などのお店に行かないといけなかったり、電話占いでも雑誌の裏表紙のなんだか怪しい感じのところに電話しなくてはいけなかったりして、占いを受けたいと思っても実際に受けるまでのハードルが高かったんですよね。

それが今は、オンラインで友達に聞くような感じで占いを受けることができるので、ハードルはかなり低くなってきています。

それでも、占いを受けるのが初めての方は、かなりの勇気を出して受けてくださるのだと思います。なので、その気持にはお応えしたいと思いつつ、だけど所謂「アゲ鑑定」には意味が無いと思っているので、お伝えしなければならないことは憎まれてもいいのでお伝えする、という気持ちで毎回接しています。

受けていただくからには、受ける前より気持ちが楽になっていてほしいですし、視野が広がってもらえたらいいな、と思います。悩みが出るのは、視野が狭くなっていたり、固定観念が邪魔していたりすることが多いんですよね。また、相手をコントロールしたいという気持ちが根底にある場合も多いです。

事実は変わりませんし、相手を変えることはもっと出来ませんが、新たな視点を手に入れることで、悩みへの接し方が変わります。それで悩みが解決されたら良いですし、すぐに解決されないとしても、気持ちの置きどころが定まれば、気が楽になってその後の生活を過ごしやすくなるでしょう。

悩みは深い浅いに関わらず、誰でも持ちたくは無いものですし、悩み始めるといつまでも頭の片隅にあって気になるものです。頭と心のキャパを圧迫しますから、精神的な余裕が無くなりますし、悩みが深ければそれだけ苦しさも増します。

そのような状態に長くあると、精神的にも参ってしまいますし、普段の自分とは違う思考や言動、行動を取るようになってしまうんですよね。占いを受けてもらうことで、そういった状況から脱出するための手助けをしていきたいと思っています。

今は「自愛」を中心にメッセージを出しているので「自分を愛する」ということに重きを置いています。人生がうまく行かない人というのは、自分を大事にできていない人がとても多いです。

自分が嫌いなので、自分に都合の悪い選択を無意識にしてしまいがちです。また、自分が嫌いという自覚がなくても、何故か自分を損なうような環境や人に魅力を感じてしまいます、助けよう、援助しようという人が現れても「つまらない」「魅力を感じない」として気にもかけないことが殆どで、せっかくのチャンスをフイにしてしまってるのは、もったいないです。

問題なのは、全て無自覚・無意識でやってしまっていること、なんですよね。自覚できていないので、本人は何が問題なのかわからないまま「なんで?どうして?」ということになります。狐につままれているような感じなのではないでしょうか。そこで「自愛」です。自愛を進めて自分を大事にし始めると「あれ?なんかおかしいぞ?」と感じることが増えてくるので、その違和感がとても重要なんですね。

自愛で全ての悩みが解決するとは言いませんが、三分の一くらいは解決すると思ってます(笑)。それくらい大事なことなので、占いのセッションと同様に、自愛もオススメしていきたいと思っています。

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