防音室・アビテックスを導入しました(防音室入れたい編)

先日、防音室「ヤマハ アビテックス セフィーネII」を導入しました。
初めての防音室で、商品の検討~契約~導入まで色々と大変だったので、記事を書きました。
これから防音室を購入してみたいという方、「結局防音室ってどうなの?」という方の参考になれば幸いです。
(大半が主観なので生暖かい目で読んでください・・・)

防音室がほしい

車の音、鳥のさえずり、子どもの笑い声、電車の音・・・
コンデンサーマイクでの収録で環境音が入る入る。中でもバイノーラルマイクなんて実際の耳では聞こえないのに、収録した音にはばっちり入ってる。配信のときに環境音が入ったらプライバシー的にこわい。

というのは前々から感じていたのですが、色々ありついに「防音室を入れようか」と決断しました。


で、どの種類の防音室にする?

次の疑問。
「どの防音室にしよう?」

防音室、ネットで調べれば調べるほど、山のように出てきます。
10年ほど前はそうでもなかったらしいですが、テレワークの需要が高まってきた今は、次々と様々な種類の防音室が出回ってきています。

ウン百万円する有名メーカーのものから、数万円で買える新規参入メーカーのものまで・・・本当に様々です。

私は歌やナレーションといった、声の収録を快適にしたかったので以下の条件で探してみました。

  • 防音性能が高い

  • 引っ越しの際に、移設ができる

  • エアコンがついている

  • そこそこ広い(1.5畳~)


それぞれの条件なのですが・・・

  • 防音性能が高い
    →外の音を拾わない環境にしたいから(環境音のせいで録り直しが多かった)

  • 引っ越しの際に、移設ができる
    →遅くとも2-3年後に引っ越し予定があるから

  • エアコンがついている
    →夏場はもちろん、冬でも暑い!!!という意見をネットで見かけたから

  • そこそこ広い(1.5畳~)
    →狭すぎると落ち着かない・長時間居られないから

という感じです。
予算は安ければ安いほどいいけれど、肝心の防音性能が低いのは嫌だな・・・ということで、100万円前後で探しました。




検討した防音室

  1. ヤマハ アビテックス

  2. カワイ ナサール

  3. OTODASU

  4. VERY-Q

  5. Light Room

  6. だんぼっち

など。

上記に挙げた防音室は楽器屋さんでの試奏・ショールーム・YouTubeの動画など色々見て検討しました。

ヤマハ アビテックス

防音室=アビテックス みたいなところはあるのではないでしょうか。
YouTuberや配信者も使われている方が多いので、この時点で第一候補でした。
ヤマハのショールームや、島村楽器などの楽器店に展示されていたので、Dr-35・1.5畳タイプのものを実際に試してみました。

メリット

  • 防音性能が高い

  • 大きさが選べる

  • エアコン設置可能(1.2畳サイズ以上のもので設置可能)

  • 組み立てもしてもらえる

  • 移設ができる

デメリット

  • 大声だと音漏れする

  • 価格が高い

  • 設置場所をや建物構造を選ぶ

  • 吸音性能はほぼない(調音は◎)


カワイ ナサール

アビテックスの次によく聞くのがカワイ ナサール。
アビテックスと比べて流通している数が少ないんだそう。

メリット

  • 防音性能が高い

  • 大きさが選べる

  • エアコン設置可能

  • 組み立てもしてもらえる

  • 移設ができる(・・・が、アビテックスよりは手間がかかる)

デメリット

  • 価格がそこそこ高い(アビテックスよりは安価)

  • 設置場所をや建物構造を選ぶ

  • 吸音性能はほぼない(調音は◎)


OTODASU

島村楽器でアビテックスを見た際に、隣に展示してあったので試させてもらいました。

メリット

  • 値段が安い(¥99,900~)

  • 工具不要で組み立てができる

  • 軽量で設置場所や建物構造を選ばない

  • 配線用の穴が開いている

デメリット

  • 音漏れする

  • ドアがマジックテープ式

OTODASUを試した時点で、VERY-Q、Light Room、だんぼっちは私には狭い・音漏れする点が気になり、候補から除外しました。
VERY-QとLight Roomは周りで使っている人も多く、吸音がかなりされるみたいなので、部屋自体の防音が良い+吸音をメインにしたい・・・って方にはいいんじゃないかなあと思いました。



防音室の大きさ、何畳がいい?

広ければ広いほどいいなと思っていた防音室。
本当は収録と配信ができればいいので1.2畳のものでもいいかなと思っていたのですが・・・
なんせ防音室がめちゃでかい!!!!!!!

防音室がでかい=防音室を置く部屋がほぼ圧迫されて防音室置き場にしかならない
ので、どうせ置くなら置けるギリギリの大きさにしようと思って2.0畳のものにしました。(6-7畳の部屋に置きました)




防音室の大きさを選ぶときに注意した方がいいこと

1.置く部屋と同じ大きさの防音室は置けないよ

言われなくても当たり前でしょって言われるかもしれませんが・・・
防音室、とにかく壁が厚いです。んで床も分厚い
さらに部屋の壁から少なくとも30cm空けて設置しなければならない+掃除などのことも考えると部屋の4-6割の大きさのものを選ぶといいと思います。

2.エアコンをつけたいなら1.2畳以上のものを選んでね!

アビテックスの場合、1.2畳サイズ以上の防音室でないとエアコン設置ができません。
長時間防音室内で作業や収録、配信をする人はエアコン必須だと思うので注意してください。

3.木造住宅の2階には置けない

アビテックスを調べていくうちに分かったことなのですが、木造住宅の2階には置けない(非推奨)です。
理由は単に重いから重すぎるから。実際に私が今回導入した防音室も569kgありますし・・・
中でも小さめの防音室のほうが、1点に重みが集中してしまうためNGらしい。
木造住宅でなくとも、念のためハウスメーカーさんに問い合わせをしたほうがいいと思います。
賃貸の場合は必ず管理会社に許可を得ましょう!!


防音室を選ぶときは、公式ページやカタログに外寸が載っているので、スケールで測って置く予定の部屋にマスキングテープなどで印をつけておくと実際に防音室が入ったときの大きさが分かりやすいです。




思いっきりばーっと書いたら疲れた・・・
あとでちょこちょこ修正するかもしれません。

次は「アビテックス、どうやって購入する?」を書いていきます~!(来週末までに書けてるといいな。。。)

ごきげんよっ!👋

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