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コーチング150セッションの挑戦を終えて

4月に「半年間でコーチング150セッションやります」という挑戦をする宣言をしてから、当初より1ヶ月以上も早くこれを達成することができました!!
まずは僕の未熟なコーチングを快く受けてくれた方々、僕のコーチングを他の人に紹介してくれた方々、この挑戦を温かく見守ってくださった方々、全ての人に感謝でいっぱいです!
本当にありがとうございました🙇‍♂️

やっていく中で得た学びや気づき、人の繋がりなど、この挑戦で得られたものは本当に数え切れないほどあって。
その中でも特に大きかったなーというものを、今回は4つほどピックアップして書いてみようと思います。(コーチングのスキルとか、細かいことも含めると本当に書き切れないほどになってしまうので…😅)
それだけでもかなりの文量なので、興味のあるところだけでも読んでいただけると嬉しいです!

挑戦するということ

まず、この挑戦が宣言した半年どころか5ヶ月も経たないうちに達成できたということに、僕自身が一番驚いてます。笑(単純計算すると1日1回以上はやってたということになるらしい…笑)
実際、この宣言した時のFacebookの投稿を遡ってみると、こんなふうに書いてました。

この150という数字は、到底今の自分のスケジュール感ではできそうにないのですが…
最近自分の一番身近で一番尊敬している人から
「色々考えられるが故に、先のことを見据えてできそうなことだけやってない?」
と言われたのがかなりグサッときて…笑
なのでちょっと思い切ってチャレンジしてみることにしました!

当時の自分からしたらこの半年で150なんて数字は、ごもっともな指摘にグサリときて、悔しくて、思い切って言っちゃった『不可能に近い数字』だったはずなんです。
でもやってみたら達成できた。しかも1ヶ月以上もはやく。
これはもちろん、協力・応援してくれた方々のおかげなのですが(これは絶対!!)、それと同時に
「どれだけ自分の可能性を『自分自身』が狭めてしまっているか」
ということにも気づかせてくれました。

コーチングのスキルにも「挑戦」というものがあって、
コーチがそれを使うときは、相手が自分の限界だと思い込んでいる線を超え、不可能と思えるようなことをやってみるよう求めることによって、相手の可能性を引き出そうとします。
この期間、僕自身が様々な人にコーチとして関わる中でも、これを使うことによって、戸惑いながらも自分の限界を超えたアクションを起こし、現状を乗り越え、成長していく様子をたくさん見てきました。

そして今回、自分自身が限界を超えた不可能とも思えるようなことに挑戦し、それを達成するという経験をしたことで、このパワーの大きさを実感してます。(指摘をしてくれた人もコーチをやっている人なので、それを分かってて言ってくれたのかも笑)
すごく自信になったし、自分の可能性はとてつもなく広がっていて、なんでもできそうな気さえする。
その一方で、自分が今までどれだけ「できると思える・見える範囲」の中に縮こまって、「挑戦」をしてこなかったのかに気づき、その勿体なさを感じています。


自分が思っている以上に自分はできるということ。そして、
自分ができると思っているところよりも少し上を目指してやってみることで成長できること。
このことを忘れずに、自分とも他者とも向き合っていきたいです。

コーチングは万能ではない

これが僕がこれだけコーチングに力を入れて、実践してきた中での一番の学びだったなと思います。
「万能なものがないのなんて当たり前じゃん!」って思う人も多いと思うのですが、
学んだ当初の自分は、コーチングの力を信じすぎるあまり、コーチングに頼り切ってました。
例えばコーアクティブ・コーチング(僕が学んだコーチング)の信念の一つに

人はもともと創造力と才知に溢れ、欠けるところのない存在である

というものがあります。
つまり、人は皆自分の中に答えを持っている、あるいはどうやって答えを見つけられるかを知っているということ。
この原則があるため、コーチングでは基本的に答えをあたえようとしたり、アドバイスをしたりはしない。だってその人の中に答えがあると信じているから。その人が自分の中にある答えに気づき、引き出すことの「サポート」をすることがコーチの役割だと。

だから、当初の僕はどんなにコーチングがうまくいかないと感じても、「まだうまく引き出せていないだけだ」と考えたし、どんなにその人の役に立ちそうな知識や経験を僕が持っていても、それを言うことを抑えて「相手の中にあるものを引き出そう」と問いを投げかけ続けていました。(未熟なコーチングをしてしまいすみません🙏)

そんな中である人に、
「私には、全部引き出そうとしてくる感じが合わなかった。自分の中には絶対答えが見つからないと思ってしまっていることだったから、もっと意見が欲しかった。コーチングは私にはあまり需要ないかも」
と言われることがあって。

正直けっこう凹んだのですが…😅
それについて考えていく中で
「コーチングセッション中にティーチングをしてはいけない」というルールを勝手に作って、「自分の意見は言わないように」「アドバイスしないように」している自分に気づいて。

でも、本当に大切なのは
「その人にコーチングをすること」ではなくて、
「その人の人生にとってより良い変化をもたらすこと」「その人の可能性を最大限引き出すこと」であるはず。
コーチングはそのための手段(道具)に過ぎないし、ティーチングやアドバイスも同じ手段(道具)の一つ。
だから自分の意見やアドバイスを言ってはいけないなんてことはない。(言いすぎてしまうと「コーチが答えを教えてくれる」と段々思って、依存させてしまうから、バランスは気をつけなきゃいけないけど)

例えば
「これはコーチングとは別で、僕の主観的な意見だから流してもらっても全然良いんだけど…」
というように、自分の思うところを1つの選択肢として考えてもらえるように伝えてみるとか。

「ちゃんと忠実にコーチングをしよう」という意識から、
「相手に寄り添って、その人にとってベストな道を一緒に探していく」という意識に変わっていけたことが一番大きかったかなと思います。

「コーチングは万能ではない」からこそ、それに頼り切るのではなく、自分が持ってるあらゆる手段(道具)を使いながら、その人にとってより良い変化をもたらす道を考えていくようなコーチングセッションを、これからも作っていきたいです。

コーチングの必要性

このコーチング漬けの日々はコーチングのもたらす力、その必要性を改めて感じる時間でもありました。

コーチングを受けてくれた人の中で、
「こんなに色んなことを話せたのは初めてです。親友にも話したことないのに…。」
「ずっとモヤモヤしていたことがわかってスッキリしました」
「どう行動したらいいか分からなかったけど、やっと動けました」
といったような声をけっこうな方々からいただいて。
それも特に大学生や若い人から言われることが多くて。
やっぱり今の若い人には、不安や悩みなど自分の内にあるモヤモヤを抱えている人、そしてそれを本当は誰かに言いたいのに、抑圧され、言えずに苦しんでいる人が多いことをすごく実感しました。

「なんでも言えるような友達やパートナーを作ればいい」と言えばその通りなのかもしれないけど、そういう相手を作るのは簡単ではないし、作れたとしてもそういう相手だから言えないことってのもあると思う。

だからこそ、
守秘義務(コーチングで話した内容を外には持ち出さないこと)を持ちながら、関係性を作っていく中で、「この人になら話したい」「自分のありのままでいられる」と思えるコーチに出会う。
そしてその人の心からの願いや、自分らしい生き方をともに探求していく。

そんな時間を取ることは、その人の中に抑圧されていたものを解き放ち、人生を良い方向に大きく変える可能性があると僕は思っています。特に若い人ほど。(高校時代の自分のように)

だけど、現状「コーチング」を知っている若い人は本当に少ないと思う。
自分の周りでは少し知ってもらえたかもだけど、全然まだまだだと思う。
これがハマる人もいればハマらない人もいるのは分かっているから、押し付けるのではなく、「選択肢」として知ってもらう人が増えるよう、自分も貢献していきたいという想いが強くなった5ヶ月でした。(既に一緒にやらせてもらっている就職活動コーチング「カツコチ」はまさにこれだと思う!)

コーチングが好きだということ

「自分はコーチングをすることが好き」
これに気づけたというのは、この約5ヶ月の中でも本当に大きかったです。

コーチ仲間達と練習としてお互いにコーチングをし合っているときに、そのうちの1人から
「琳君がコーチングしている時って、琳君自身が楽しそうだよね。」
と言われることがあって。
それに「確かに、すごく楽しんでるわ。」とかなり納得する自分がいました。
元々人と話すのが好きだったのですが(特にサシでじっくり深い話をするのが笑)、
それだけでなく、
相手に寄り添い、その人の人生をより良くしていく道を共に考え、挑戦に伴走し、その人の変化・成長を見守る
こんな贅沢で幸せな時間はないなと。
まさに僕の軸である、「自分も周りもイキイキさせる」を体現できる時間だと気づくことができました。

だから今後自分がどんなキャリアに進もうとも、コーチングは続けていくんだと確信しています。そのためにも、まずは10月からまたCTIの応用コースで学び、まだまだ奥が深いコーチングの世界を探究していこうと思います!

9月は1ヶ月間九州に行って、色々と学んでくる時間にしようと思っているので(その学びについてはまた後々!)、一旦コーチングをお休みしますが、
10月からは有料のクライアントをどんどん募集していこうと思っているので、興味のある人はお気軽にご連絡ください!

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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