見出し画像

六角中はどこにある?勝浦巡りレポ

「テニスの王子様」に登場する千葉の古豪「六角中学校」ー。
原作には正確な位置が記されていないのでどこにあるんだろう?という事で今回は原作で六角中の子達が住んでいるとされる町のモデルになっている「勝浦」を巡ったレポです。

過去はこちら:六角中はどこにある?館山巡りレポ
       六角中はどこにある?九十九里浜巡りレポ


六角中の子達が住む漁師町

俺は三船の師匠が住んでいるという漁師町に向かった
(新テニスの王子様 Golden age 344「強すぎるが故に」より

今まで六角中の場所及び彼らの住む町に関しては外房の九十九里海岸辺りという情報しかありませんでしたが、「新テニスの王子様」にて六角中テニス部の顧問であるオジイの住む町が漁師町である事が判明しました。
また本編では町の描写があり、幼少期の六角中レギュラーの姿も。漁港の形とオジイのお寺から「勝浦」がモデルになっているのではないかという事で行く事にしました。


いざ「勝浦」へー

「東京駅」から電車を利用すれば2時間半程で行けるようです。新幹線及びバスを利用すれば1時間半程度の模様。今回はバスで向かいました。

画像1

画像2

「勝浦駅」です。駅を出てすぐに向日葵が…!訪れた時期は11月だったのですがまだ咲いていました。
また左側にはお土産屋さんがあり、名物である担々麺のお菓子やカップ麺などもありました。


■海沿い

駅の近くに観光案内所があったので自転車をお借りして頂いた地図を頼りに海沿いを走る事に。
駅から自転車で2分程ですぐに海岸が見えました。

画像3

画像4

「中央海水浴場」です。ホテルの裏側に位置していて入り口が分かりづらく迷いましたが、とても広い砂浜でした。砂はサラサラしていてシーグラスや貝殻も落ちていました。

画像5

画像6

砂浜周辺には木製の遊具もありました。アニメを思い出しますね!


■勝浦港

海水浴場のすぐ側にあります。午前中で漁師さんがお仕事中でしたが許可を頂いて漁港のお写真を撮らせて頂きました。

画像7

画像8

画像9

かなり広い漁港でした。ただオジイの住む町の漁港とは地形が異なるのでそちらは別の漁港なのかもしれません。


■海沿いを再び

「勝浦港」を後にして海沿いに自転車を走らせて「八幡岬公園」や灯台を眺め、ホテルが並ぶ通路を通り抜けます。距離的にはそれほど遠くはないのですが坂道や急な下り坂がとにかく多い!!借りてて良かった電動自転車…。

画像10

画像11

ホテルにはテニスコートもあるようです。この辺りが一番下り坂が多く自転車を押して移動しました。


■新官港

急な坂を下りると漁港が見えてきました。先程の「勝浦港」よりは小さな漁港のようで、住宅街の中にありました。近くには旅館もあるみたいです。

画像12

画像13

この形は…!!もの凄く見覚えがある…!!!もう少し高いところに移動して全体を見てみると…。

画像14

ここだ〜〜!!!
漫画に出てきた漁師町にある漁港そのものです。どうやらモデルはここのようですね。


■妙海寺

「新官港」のすぐ側にはお寺があり、そちらの階段がオジイのお寺のモデルになっているそうなのでそちらも行ってみます。

画像15

画像16

ここも…凄く見覚えがありますね…!!六角の子達が階段を駆け上る姿が見えます…。このお寺がモデルとなっているのは階段のみで本堂は神奈川県にある「妙海寺」がモデルのようです。
ちなみに門を抜けた先には「新官港」を見渡せる広場とベンチがありました。


■海沿いの小学校

「妙海寺」を通り過ぎて海沿いに1分程歩くと小学校があるそうなのでそちらも見に行く事にしました。高台に建てられているので学校を見るには坂道を上るか階段で行くしかないようですが、これがまた辛い…運動不足の体には堪えます…。

画像17

画像18

小学校へ続く坂道と小学校です。この坂道を毎日上ったら足腰が鍛えられそうですね。


■小学校から徒歩2分の砂浜

小学校へ続く坂道へ向かう途中にはとても小さい砂浜がありました!!凄い!!六角中もすぐ側に海があるのでなんだか親近感が湧きます。

画像19

画像20

幼き六角の子達が声をかけられた砂浜はもっと大きなところでしたがもしかしたら…なんて色々想像してしまいますね。
ちなみにここは現在立ち入り禁止になっていますが昔は解放されており、近くの駄菓子屋で食べ物を買ったり浮き輪なども売っていたとの情報がありました。


■まとめ

駅周辺は朝市が開催されている事もあり、魚屋さんや新鮮なお魚を使ったお料理が楽しめるお店が多く見受けられました。担々麺のお店も多かったです。
一方でカラオケやネットカフェなどの施設は全くなく、全体的に穏やかな空気が流れていました。

駅から少し離れた「新官港」付近は海風がとても強く、観光地というよりは地元の方々が暮らす住宅街という印象でしたが穏やかな雰囲気は変わらず存在しており、六角の子達が暮らす町のイメージに大変近かったです。


■終わりに

そんな感じで半日程かけてゆっくり「勝浦」を見て回りました。六角の子達が持っている穏やかで親しみやすい空気感を「勝浦」でも感じられて良かったです。
今回訪れたのは秋だったので今度は夏に是非行ってみたいですね。そして見回るのに夢中になって食べ損ねた担々麺も…!!


オマケ ー勝浦写真コレクションー

画像21

画像22

夜の駅周辺。


画像23

画像24

商店街付近。


画像25

画像26

画像27

朝市の様子。新鮮なお魚や果物、コーヒーまで売っていました。


画像28

古くから親しまれている駅近くの銭湯。残念ながら休業日でした。


画像29

とても気になる名前の鳥料理屋さん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?