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ブライダル、デザイン、教育。3社経験した私の新たな挑戦

社会人5年目。ブライダル、デザイン、教育と3社経験した私が新たな挑戦に向けてネオンアカデミーの「クリエイティブディレクター養成講座」の受講を始める。決意表明も兼ねて、これまでとこれからの自分の記録をここに綴ろうと思う。


キャリアのスタートはブライダル

2019年、ドレスコーディネーターという肩書から私のキャリアはスタートする。とはいえ、私立4大の英語文化学科出身だった私はブライダル業界を目指していたわけでなく、でも何をしたいとかも特になく。ただただ大学時代にしていたスターバックスでのアルバイトがあまりにも楽しくって「接客楽しいし向いてるし、とりあえず接客できてキラキラ仕事したい!!」(めちゃくちゃ単純)という思いだけで、偶然内定をもらったブライダルの会社に就職した。しかし、入社二日目で「私がやりたいこと、これじゃないぞ??」とギャップを感じてしまった。

新卒1年目の私(当時22歳)

そんなことを思いながらすぐに退職する勇気などなく、忙しなく働く傍ら必死に自分探しをしていた。毎晩ネットで「自分らしい仕事 好きを仕事に」というワードで検索し続けてキャリアのヒントを探す日々。そんなときに出会ったのが女性向けキャリアスクールSHElikesの記事だった。その記事に書かれていた「自分らしく働くためには、好きだと感じたことにまっすぐ向き合ってみること」というメッセージに感銘を受けたのを覚えている。なんなくデザインを仕事にしてみたいという憧れがあったこと、会社の理念に非常に共感したこともあってSHElikesに入会して学び始めた。新卒1年目のことだ。

夢叶い、デザイン会社での日々

学び始めてから半年後、トントン拍子でデザイン会社の内定をもらいブライダル業界からデザイン会社へ転職、しかも念願叶ってアートディレクターのアシスタント業務もできるデザイナーとしてジョイン。そこでは約1年働いていたのだが、とにかく毎日が刺激的だった。デザインを学んでいたものの実務経験は全くの未経験だったので、一部分のデザインを作るだけでも何回も作り直しになったり。アートディレクションの企画案を何個出しても全部に「ダサい」と言われて全然採用してもらえなかったり。やっと作り上げたデザインもクライアントに気に入ってもらえなくって結局上司が全部作り直すことになったり。(こうやって振り返ると未経験の私を拾ってくれたデザイン会社の人には感謝しかない…)

ストレス発散に、深夜によく熱唱してた(マイクのつもりのボディクリーム)

それでも、憧れのファッションブランドやコスメブランドの世界観作りに携われたり、カメラマンやスタイリストやヘアメイクさんの力を集めて至高の作品を生み出すプロセスは鳥肌が立つほど大好きだった。

撮影現場が大好きだった

そうやって働いていると、自分はデザインよりもブランド全体の世界観を創り上げるアートディレクションをやりたいんだということに気付き始める。でも今の会社にいたとしても数年はずっとデザイナーだろうな…と悩んでいたときに当時副業でお手伝いをしていたSHElikesが大阪(私の地元!)に拠点を立ち上げると聞き、居ても立っても居られなくなり「私も立ち上げに携わりたい!」と猛烈にアピール(笑)憧れだったデザイナーの肩書を手放すことにかなり悩んだけれども、自分の心に素直に今しかできないことをやると決めて、今の会社(SHElikes)への転職を決めた。かなり大胆な選択だったと思う。

経験の末に気付いたテーマ

今の会社にジョインしてから、とにかく沢山のことを経験させてもらった。拠点の立ち上げはもちろん、キャリアカウンセリングやコーチング、チームのマネジメント、サービスの立ち上げ…などなど。転職を決意していなかったら絶対に経験できなかったことを入社して約1年半で沢山経験した。

最初のお仕事、拠点の立ち上げをやり切った直後の写真

楽しいことも沢山あったが、そのぶん悔しい思いをしたことも数え切れない。それだけ色んなことを経験していると自分の好きや苦手、得意不得意がどんどん明確になっていく。そこで自分の好きと得意をかけ合わせてもっと力をつけていきたいと思ったテーマが「世界観作り」「0→1の立ち上げ」「一人じゃなくてみんなの力を最大化すること」だった。自分がより力を蓄えていきたい方向性に気付いたときに、過去アートディレクターのアシスタントとして我武者羅に働いていた記憶が思い起こされる。「もう一回アート/クリエイティブディレクターにチャレンジしてみたいな」そんなことを思っていたときに、ちょうどALLYさんのインスタでネオンアカデミー開講を知り、直感で受講を決意した。

ネオンアカデミーでの受講がスタート

そんなこんなで先日から講座がスタートした。DAY1は自分について知り、クリエイティブディレクターとしてのビジョンを考える講義からみんなで取り組んだ。まずは自分のタイプについて知るワーク。4つのキャラクターから自分のなりたい姿を考えたり、資質診断の結果や過去の経験を棚卸しして自分に在りたき姿について考える。ちなみに、わたしのSF(ストレングスファインダー)、16personalitiesの結果は以下の通り。

SF上位5つの資質:個別化/戦略性/学習欲/最上志向/自己確信
16personalities:主人公(ENFJ-T)

この結果と過去の経験、これからのビジョンを考えたとき

  • 仲間の個性やものの魅力に焦点を当て、強みを最大限に引き出す

  • 自分の携わる全て(ひと、もの)との信頼関係を大事にする

  • 一人じゃなくてみんなでより良いものを創り上げる

  • 理想への飽くなき追求心を絶えず持ち続ける

これらが自分の在りたきスタンスとして浮かび上がってきた。では、この気付きを踏まえてどんなクリエイティブディレクターとして未来活躍してみたいか?私は「自分の携わる全員・全部(ひと・もの)を勝たせて、新たな価値を生み出すディレクター」になりたいと思う。「勝たせる」という強めの表現をしたが、別に勝ち負けを決めたいわけではなく、私の中で勝っている状態=そのものの魅力が最大限に引き出されて唯一無二の輝きを纏っている状態を指す。自分がディレクターとして携わるからには、一緒に創る仲間の強みを最大限に引き出したいし、その強みをかけ合わせて最高のクリエイティブを通して世の中に新たな価値を生み出す仕事をしていきたい。さらには自分の興味分野である日本文化・芸術、食、アートに、いつかディレクターというポジションで携わることができたらこの上なく幸せだなあと思う。とはいえ、まだ何も始まっていないのだが、夢は大きく!ということで無邪気な理想と決意をここに置く。

さいごに

そんなこんなでまた新しい挑戦する2024年。こうやって振り返ると私のキャリアは紆余曲折で、一見一貫性がないように見えるし「あなたは何者なの?」といった質問にいまだ困ってしまう社会人5年目だ。それでも自分の中には揺るがぬ軸はずっと持っていて、キャリアを重ねるごとにその軸が洗練されてきて今に至っているように思う。それに「何者か?」の決断を出すには人生は短すぎるし、何者かの答えは一生分からない。分からないから人は挑戦を繰り返すし、挑戦が楽しいのだと思う。そうやって、あまりにも素直な自分の道のりと決断を愛しながら、のびのびと在りたき姿に向かってこれからも走っていきたい。

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