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夏のキャンドル・ここに注意

「火」なので熱い

何を当たり前なことを…と思いましたよね・笑 でも、確認です。

キャンドルは、ロウが燃焼して灯りますので、小さなあかりですが基本「火」「炎」です=熱が発生します=周囲の温度が上がります。
試しに、火傷しないように気を付けながら、キャンドルの炎の上の空間に
手をかざしてみてください。予想より熱いはずです。

ですので、キャンドルナイトのようにたくさん灯すとキレイなのですが、
夏は時間が経つにつれて 周囲も暑くなってきますので要注意です。しかも、燃焼すると二酸化炭素も発生しますので、暑い+何か空気薄いよね…みたいになってくると大変です。
夏だけに限らないことではあるのですが、屋内でたくさんキャンドルを灯す、または長時間灯す際には、エアコンがあるにしても必ず「換気」をしていただきたいです。

溶けやすい

夏は気温が高いので、キャンドルを灯した時、燃えていくスピードも若干速くなります。また、素材やデザインによって溶ける速さ・熱が伝わる速さが
違います。火を灯した後、そのまま放っておかず、時々どのように変化しているかチェックしましょう。
特に、ガラスの瓶に流し込んであるもの、ジェルワックス、等は温度が上がりやすいので気を付けたほうが良いです。ジェルワックスのキャンドルは、長時間灯すのには向きません。ソイワックスも、熱がこもると液体になるのが早く、高温になりやすいです。
10~20分くらいの、短時間であれば、それほど大きな変化はないと思いますが、気になるところがあればひとまず 一旦火を消すことが大切です。

保管場所にも注意

それから、灯す前の段階ですが、キャンドルをどこに置いていますか?
かわいいデザインの物など、窓辺や日当たりの良い明るいところに飾っていませんか?
すぐに使う場合や、出しておいて毎日灯している、というのでしたら良いのですが、
ずっと光が当たるところに置いておくと、キャンドルの色が褪せてきてしまいます。
また、夏は特に日差しが強いですし、明るいところや窓際などは温度も高くなりますので、せっかくのステキなデザインや 凝った細工のキャンドルも、形が崩れてきてしまうかもしれません。
保管場所としては、「あまり光が当たらず、涼しいところ」という言い方になってしまいますが…、私は、薄葉紙に包んで箱にしまってある物も多いですし、ガラス扉の戸棚に飾ったり、本棚の一部をディスプレイスペースにして飾るなどしています。

ロウは燃料であり資源

キャンドルは、インテリア雑貨としても人気がありますが、材料であるロウは燃料です。明りになるのですから、大切な資源でもあります。
見て飾って楽しむようなデザインの作品でも、最終的には ぜひ火を灯して
あかりとして役立てて楽しんでいただけたらと思います。

夏の夜にキャンドルを灯すのもとてもステキです。
電気と違って、気を遣う部分がいろいろあって少し面倒かもしれませんが
そこも楽しみと捉えてお使いいただけたら嬉しいです。
夏は、水を使った演出がオススメなので、次回ご紹介しますね。

( 2021年8月4日 )

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