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キャンドルを灯しながら 科学の実験を思い出す…6色の炎

「6色の炎が灯るキャンドル」

・・・と、パッケージに書いてあったので、つい手に取ったのです。
キッチングッズや製菓用品などを扱うお店で、よく見ると「SALE」でお買い得。実験用と保存用??に2箱購入しました。
( 後で知ったのですが、色付きの炎のキャンドルは、今や100円均一ショップでも販売されているらしいですね。。 )
いわゆる「バースデーキャンドル」「パーティーキャンドル」等とも呼ばれる、ピックに立ててケーキの上に飾ったりできる 小さなサイズのカラフルなキャンドルです。
色付きの炎のキャンドルがあることは知っていましたが、自分でキャンドルを作っているので、あまり市販のキャンドルを買わずにきましたし、
炎に色が付くような作品を作りたい!という思いも特に無いわけで、これまでほとんど気に留めていませんでした。
でも、この1年半ほどでおうち時間が増え、 「灯りのソムリエ®」としてInstagramも始めましたし、いろんなキャンドルを灯してみるとそれぞれ発見や気づきがあって、「灯す楽しさ」を再確認しています。気になるキャンドルを見つけると、灯してみたい!と思うようになりました。

さっそく灯してみる

さて、誰かの誕生日というわけでもない、普通の日に灯すので、ケーキはありません。ピックを使うので 何か立てられる物はないかと考え、ジェルワックスの塊に挿してみることにしたら、良い感じに ↓↓↓

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キャンドル本体の色もカラフルで楽しいですね。
ひとまず、なんでもない日に感謝しながら灯してみます。

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本当に6色です。白とオレンジの違いが若干分かりにくいかもしれませんが、実際に見ると違いますよ。
炎自体のかたちも 少し丸みを帯びていて、普通のキャンドルの炎とは違いがありますね。
小さいキャンドルなので、燃焼時間は7~8分位だと思います。
燃やし切らずに消しましたが、消した後も特徴的です ↓↓↓

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燃えた後の芯が、とても長く残っているのが分かります。
どうやら、炎に色が付く秘密は、この「芯」にありそうです。
何やら、夏休みの自由研究みたいな気分になってきました。

「炎色反応」

高校時代に、「炎色反応」って習いましたよね!
金属や、アルカリ金属を火の中に入れると、それぞれ特有の色の炎が出るという実験、やりませんでしたか?
昔のこと過ぎて、何を反応させたのだったか忘れてしまったのが惜しいですが、銅だと緑色~…とか、教科書に載っていましたよね。
その炎色反応を使ったキャンドル、灯してみて楽しいひとときでした。
どの物質が何色だったっけ? このキャンドルのロウの部分、普通のキャンドルと質感がちがうけど何を使っているんだろう? 芯が長く燃え残っているから、普通の綿糸ではない…きっと金属がうまく仕込んであるんだろうな…と、確認してみたいこともあって、まだ楽しめそうです。

化学も物理も生物も、得意だったわけではありませんが、理科の実験は
好きでした。
実験器具がカッコよくて好きでしたし、薬品が反応して他の物質ができたり等々、教科書に書いてあるだけだといまいちピンと来ない事も、実験で確認すれば、”百聞は一見に如かず”というか、実体験として記憶にも強く残っていた気がします( 残念ながら、理系アタマではなかったので、今は全て忘却の彼方ですが…)。

キャンドルは、インテリア雑貨や、手作りを楽しむハンドメイドクラフトとして人気がありますが、別の角度からの楽しみもたくさんあります。
昔は、親子でロウソクを使って実験・観察してみよう!というような内容の本もありましたが、今はどうでしょうね?火を使うのは危ないということで、そういう物は少ないかもしれませんね。


☆彡私のInstagram(@akari_sommelier)にも、この6色の炎キャンドルの画像と、短いですが 灯したところの動画もアップしています。

( 2021年8月5日 )


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