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今年の映画4本目 2001年宇宙の旅

1968年に制作された2001年宇宙の旅を2023年に鑑賞してみました。
監督は泣く子も黙るスタンリー・キューブリック。
泣く子も黙るって書いたけど、自分はそれほどキューブリック作品を見ていない方だと思う。まず本作「2001年宇宙の旅」、あとはまあ、もちろんというか「時計仕掛けのオレンジ」。「博士の異常な愛情」「シャイニング」「ロリータ」くらいかな。フルメタルジャケットとかもまだ見ていない。まあ、半分くらいは見ていると言った感じか。

これはまあ、個人的な意見なので異論のある人もいるかもしれないけど、いろんなジャンルの映画を監督しているにもかかわらず、それぞれのジャンルにおいて凄まじい影響を残した監督というイメージ。たしかにそれぞれの映画の完成度凄かったと思います。覚えている範囲ですが・・・。
まあ、ロリータとか、博士の異常な愛情とかはもう一度見直さないといけないくらい内容を忘れてしまってますが・・・。

さて、前回「2001年宇宙の旅」を鑑賞したのは、忘れもしない23年前。2000年の暮れのことになります。当時友人たちと「もうすぐ21世紀(2001年)になるし、2001年が来る前にもう一度この映画を見ておくべき」とのことで観賞会をしたのを覚えています。

その時、多分寝ちゃったんじゃないかな。

この映画なんか眠くなるんだよな。
疲れていると、冒頭の3分間も耐えられないかもしれない。
とにかく麻酔レベルで意識がなくなります。
文明が始まる前に寝落ちしてまうこともしばしば。

とっても有名な映画だし、しっかり見なきゃっていつも思うんだけど、気をつけてないといつも眠ってしまうんです。
今回も結局2日にわたって鑑賞することになってしまいました。(今回は月への移動中に寝落ち)

確かに中盤のいわゆる「SF」な絵作りや、様々なデザインなど素晴らしいと思うんですよ。この映画に出てくるシーンやデザインをモチーフにしているものに、今までたくさん出会ってきましたしね。

それにね、映画ってわかりやすく作りすぎるのってよくないと思ってるんですよ。見ている側から歩み寄っていくっていうのも必要だと思うし、その行為がまた、見ている側を育てていくっていうのもあると思ってますから。

だけど眠いんです。ほんとに。
淡々としてて長いっていうのもあって。

特に後半。HAL9000が故障したあたりからが眠くて仕方ない。徹夜2日目級の睡魔が襲ってくる。
映画の中のHAL9000とはウラハラに、オイラのHAL9000は自らシャットダウンと再起動を繰り返す壊れたハードディスク状態に。HAL9000の機能を徐々に止めていくシーンとか、まるで催眠術。その後ビデオドラッグみたいになるし、ほんとわざとやってるとしか思えない。

その後はなんかツインピークスっぽくなって(年代的には逆だけど)、胎児と地球が並んでエンドロールな訳なんだけど、なんでこうなったんだっけ??という謎を抱きながらそそくさとお布団の中に入るとですね。ラストシーンの胎児の映像が脳裏に浮かんできてさらによく眠れます。

今回超有名な映画であるにもかかわらず、こんな感想で申し訳ない。でも正直なところこんな感じなんです。

今年はもっとキューブリックも鑑賞したいと思ってます。


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