見出し画像

明里笑店で制作した鳥取県琴浦町「じゃない方の、浦安。」ポスターが日本テレビ「ニノさん」に取り上げられた話。

えー、ちょっと古い話になるんですが、こうかれこれ7〜8年前にデザインした鳥取県・琴浦町のPRポスター「じゃない方の、浦安。」が日本テレビ「ニノさん」に取り上げられた話を書こうかと思います。というのもホームページを更新するにあたって、たった一枚のポスターでもアイデアのみでここまで反響を巻き起こすことができるってことを伝えておきたくって。

一週間に一枚ずつ、千葉県浦安市のJRおよび地下鉄駅に掲出された4連作のポスター

当時、琴浦町の地域協力隊員だった荻野さんから、千葉県の浦安市で開催されるイベントに出店するので、ポスターを作成したいというお話を頂いたのがことの始まり。(よく町民の方で、僕がキャッチコピーを考えたと間違った認識をされている方がいますが、キャッチコピーを含めた基本的なアイデアを考えてきたのは荻野さんです。そこはここではっきり明言しておきたい)。
アイデアを聞いた時に「これは面白くなりそう」と感じた僕は、8パターン作成し、そのうちの4つが採用になりました。

はじめは単発の企画だったんですけど、これは絶対に交通広告として掲出すべきと考えていたので、粘り強く町と交渉し、町長さんのご協力でなんとか1ヶ月間千葉県浦安市のJRと地下鉄の駅に掲出することができました。掲出してからきっとSNSで動きがあるだろうと思っていましたが、思っていた以上にバズる結果となり、拡散のおかげでかなり息の長い広告効果が得られました。

それから4〜5年経った頃、日本テレビの「ニノさん」という嵐の二宮くんの番組でポスターが取り上げられて、さらに知名度をあげることができました。

背景は琴浦の美しい海岸線
億を動かした荻野氏
カレンちゃんから珍回答もいただいけた
ニノさんから正解もいただきました!
うれしい反響の数々。

このポスターがきっかけとなり、千葉県浦安市の市長さんが、琴浦町を訪問していただいたり、経済効果だけでない、大きな反響がたくさんありました。明里笑店も東京でお客さんに作品集をご覧いただく際に、「このポスター見たことあります!」というお声をいただくことが幾度となくありました。白麒麟のパッケージデザインと同じくらいの反響が今でもあります。

このポスターのように、優れたアイデアをベースにしていれば、たった一枚のポスターでも10年近くにわたって反響が続くという好例です。

逆にアイデアがイマイチだと、どんなにお金をかけても一瞬で忘れられてしまいます。

大切なのは、そのアイデアは本当に面白いのかどうか。
それを判断するセンス。自分はそのセンスに自信があります。

クライアントがよろこびそうとか、企画を通すために「置きにいく」アイデア作りはやりませんので、信じていただくしかありませんが、面白いことがやりたい人はご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?