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[今年10本目]静かなる叫び

今年10本目は「静かなる叫び」。監督はドゥニ・ビルヌーブ。
DUNEやブレードランナー2049、メッセージなどで著名なディレクターで、カナダ出身。本作は長編3作目。2009年。

ビルヌーブという名や、作品名は知っているんですが、作品は今回初見です。もう一年くらい前から「いつDUNEを観るか問題」というのが自分の中で横たわってまして(まあこれは11本目で解決しましたが)、DUNEに至るまえに、少し他の作品をみておきたいと思ってまして。この作品が初期の出世作とのことと、あまり鑑賞時間が取れなかったので、短めの作品を・・・という不純な動機も込みで鑑賞いたしました。

本作品は実際にカナダで発生した銃乱射事件をモチーフにした内容で、全編モノクロで描かれています。銃乱射事件の実際にその場にいたものの行動と、その後の心の傷/葛藤などを描いていて、結構重い内容なのですが、その中には所々で、後の作品クオリティを予感させる映像美を感じることができるでしょう。

ドゥニ・ビルヌーブの全てを知りたい人には避けては通れない。そんな感じです。

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