「うつくしいひと、サバ?」

先週この映画を見てきました。

「うつくしいひと」と「うつくしい人、サバ?」の2本の上映で前者は熊本のプロモーション映画のような感じがしましたが、サバ?の方は熊本地震後の映画で一つ一つの言葉や場面が印象的でした。

この映画を撮影した行定監督が熊本の出身で、熊本地震の時にもラジオの収録で偶然熊本にいたそうです。被災したから撮影できた、撮影中にアシスタントのスタッフが地元の人に批判されて「撮影やめましょう」と言ってきた時にも、自分も被災したからこそ撮らないといけないと思った、という話が印象的でした。私もその時に熊本市で被災したのでよくわかりました。

劇中のセリフのいくつかは地元の人が言っていた言葉をそのまま使ったものもあるそうです。

その場に行定監督も来られていました。監督が話し始めると物語にひきこまれるような感覚で、本当は次の予定があって早めに出ないといけなかったのに、動けなくなるほど話にひきこまれました。びっくりしました。

出身地が近いこともあって、秘かに親近感を持って応援しています。

「うつくしいひと、サバ?」は今もいろんな場所で上映していて、熊本支援のチャリティー上映もされているようです。

よかったらぜひ。

サポートしてくれたらうれしくて感激します :D