Mini Motorways 一生やってられる
私が一生やってられるゲーム。『Mini Motorways』を紹介します。
街を作るゲーム…ではありません。できた街に道を引くゲームです。
『シムシティ』や『A列車で行こう』などのシミュレーションゲームの外見が好きでも難しくてできないという人で、「道だけ引いてたい!」という人がいたら私の同類なので、めちゃくちゃオススメです。
シムシティやA列車が好きだけどできなかった
初めてスーパーファミコンで『シムシティ』をプレイしたとき、ものすごいワクワクして楽しくて…、そして難しくて挫折しました。建物や道路を建設するのは楽しいのですが、資金が足りないし、公害の問題は出るし、私には難しすぎました。裏技で資金をMAXにしてサンドボックス状態で街を作っているのが一番楽しかったです。
それからもシミュレーション系のゲームに興味は湧くのですが、難しそうでやってみようという気にはなれませんでした。他の人が『A列車で行こう』をプレイしてるのを見たり、『シムアース』の攻略本だけ買ったり、ブックオフでシム系のゲームを眺めたりするだけでした。『マインクラフト』も3D酔いが酷くてプレイできませんでした。好きだけどできなかった。
道路が好きに建設できて、車が走っているのを見るのは好きだけど、経営や資金繰りなど、建設以外のことが苦痛でした。
しかし『Mini Motorways』は道路を引くだけで良い!これならできる!
リッチ化よりニッチ化したゲームに救われた
私にとって本当に必要だったのは、「道路を引く”だけ”のゲーム」でした。
年々ゲームはリッチになり、グラフィックや機能が充実していく…が、私にとってはどんどん追いつけなくなるだけ。実際にプレイしようと思うだけでカロリー不足になってしまうくらい重い腰が上がらなかったのです。
ゲームのリッチ化は私を置いてけぼりにしました。
ところが、インディーゲームの盛り上がりもすごかった。小規模開発や個人開発ができるようになり、海外のゲームも個人で購入することができるようになってきたことで、私は『Mini Motorways』に出会うことができました!
グラフィックや機能がシンプルになり「道路を引く」ことにスポットが当てられた、ニッチ化されたゲームに私は救われました。
道路を引くだけでいいゲーム
操作とルールもめちゃくちゃシンプルです。
マウスの左クリックとドラッグで道が引けます。
右クリックとドラッグで道を削れます。
家と同じ色の目的地を道でつなぐことができます。
自動的に家から出発した車が目的地のピンを集めにいきます。
ピン(得点)を延々集めます。時間が経つと道路やアイテムが出ます。
家と目的地はAIが自動的に建設します。
プレイヤーは道を引くだけでいいのです。
道さえ引いていれば街が発展します。遊び方は簡単ですね。
実際にプレイしている様子です
世界中からステージが選べます。一番基本の「ロサンゼルス」をプレイしてみましょう。
初期配置はランダムなので、気に入るまでリセットします。
とりあえず家と目的地を最短経路でつなぎます。
2つ目にポップアップした家も道でつなぎます。
最初だから早送りにしようと思ったら危ない感じになったので一時停止。
同じ色の家と目的地同士だけがつながるようにして渋滞を防ぎます。
オレンジの目的地がもう1つできたので、家を兼用します。
ゲーム内時間で1週間経過しました。道路とアイテムが選べます。
うおおーっ邪魔!
気を取り直して、同じ色同士だけがつながるよう道を引き直しました。
あ~っ、また邪魔なところに!
だいぶ迂回してしまいますが、やむを得ないですね。
離れた目的地に道をつなぐため、アイテムの高速道路を使います。
(高速道路を手に入れた瞬間、こういうことするの止めて欲しい)
ちょこちょこ節約して道を回収します。
左下の紫の目的地が大きくなってしまったので、信号と交差点を作ります。
高速道路の背後に家ができると見づらいんですよね。
(ドラッグで曲げて背後を確認できます)
橋も欲しいですが、私は常に高速道路、橋、道路、信号の優先順位です。
白色の目的地が大きくなり、新しい家も遠いので高速道路を作ります。
黒色がちょっと危ないので一時停止、右ボタンドラッグで俯瞰します。
しかも黒色の目的地が大きくなってしまいました。ピンチです。
うわあ~~っ!道が足りないのに目的地が建つ!
白色に気を取られてなけなしの高速道路を建てた結果…詰んだ。
高速道路を黒色につないでいれば、まだ生きてたかもしれません。
ゲームオーバーになるとカメラマークでスクリーンショットが撮れます。
ピンやテキスト、フレームの表示などを変えることができます。
Mini Motorwaysここが楽しいぞ
世界ランキングで自分が何位なのかがわかります。
世界ランキングのトップが何点なのか知ることもできます。
Steamフレンドの間で自分が何位なのかも出せます。フレンドがいれば…。
キーボードのスペースボタンで簡単に一時停止できますし、ウィンドウを閉じても自動保存でまた再開できます。
サウンドがアルファ波のような音で個人的に心地よいです。仕事中ずっと流しているせいでプレイ時間がとんでもないことになっています。
家と目的地が自動的に出来上がるので、もどかしくなりますが、うまく解決できれば「うおお~自分天才!」という感じでとても気持ちが良いです。
だいたい集中しても通常15~30分くらいでゲームオーバーになるので、手軽に楽しめます。早く永久機関を作れるようになって手軽じゃなくなりたい。
自分だけのアクアリウムのような街を眺める幸せ
ぶっちゃけ集合体恐怖症の人が見たら気持ち悪いかもしれません。街が発展していくとマップに隙間なく家と目的地が建設されていきます。最終的には最大化したマップで、効率の良い渋滞が起きにくい道路を計画的に建設することができれば、永久機関も夢ではありません。
「完璧な道路を建設した…!」という気持ちで、自分だけのアクアリウムのような街を眺めるのは、私にとって幸せなことです。
まだまだ永久機関ができるほどの腕前が、私にはありませんが、私が実際に道を引いた街を、いくつか紹介します。
ツイートを眺めても楽しい
動画を投稿している方のツイートがありました。
私はこれを眺めるのが、とても落ち着きます。
日本人の方が世界一にランクインしたツイートがありました。
そのスコアはなんと336,855点。
ハイスコアを狙うときは、この方の投稿画像を参考にしていますが、いまだに4000点を超えたことはありません。おそらく、限りなく起きにくい効率的な建設ができれば、あとは放置するような形になるのでしょうね。まだ私はその域に達していないので、まだまだ己の成長を楽しんでいる段階です。
以上、『Mini Motorways』一生やってられる!の巻でした!
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