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*家庭菜園たがやしマガジン

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家庭菜園のコツや種の事、自然農の田畑で起こる不思議な出来事をまとめていきます。 皆様の菜園LIFEの参考になれば幸いです(''ω'')ノ
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#発芽

*さぁ、種採りしましょうか。

私の種採りバイブル、「岩崎さんちの種子採り家庭菜園」 今は残念ながら、販売されていないようである。 野菜にまつわるエッセイや、種採り方法、 栽培歴などが載っており、 初心者だった頃の私はこの本を読んで 種採りの意欲を沸かせたものである。 種採り、と言っても野菜を放ったらかしにしていたら 種ができるというわけでもなく、 ちゃんと種を採る時期というものがあって、 横着な私はよく失敗をする。 適期に採れなかった種は、 鞘が弾けて中の種が飛んでしまっていたり、 雨に当たってカビ

*虫の仕業

畑をよく見渡すと、そこには様々な虫がいる。 あまり虫の事に詳しくはないけれど、やはり野菜や米に付く虫は気になるものだ。 例えば、アブラムシ、カメムシ、ウリバエ、ウンカ、モンシロチョウの幼虫、虫ではないけれど、ナメクジ(じゃああれは何なの?)など、野菜の苗をムシャムシャ食べ尽くしたり、米を枯らしてしまう虫達だ。 ウチの畑や田んぼにもこれらの虫が大量発生したが、殺虫剤を撒くでもなく、殺すという事をしたことはない。 彼らを観察してみると、面白い習性が見えてくる。 カメムシ

*苗半作!夏野菜の苗作り

そろそろ夏野菜の種を蒔く時期がやって来た。 ウチの畑は自然農なので、本来なら畑に苗床を作り、そこに種を蒔き、 本葉が出てきたら定植する、というやりかたなのだが、 この時期は虫さんたちも活動し始める時期で、 種が発芽してもすぐに食べられてしまう事が多いため、 ポット苗を作って移植するという方法で育てる事にしている。 ポット苗である程度の大きさに育った苗は、虫も好んで食べに来ない。 やっぱり双葉の若くて柔らかい葉が好きなのだろう。 毎日の水やりという仕事は増えてしまうが、 虫

*野生と化した野菜たち

耕さない自然農をしていると、野菜の種が自然に落ち、自分で勝手に発芽し始める。 種はなるべく自家採取し、取れなかったものなどは固定種の種を購入している。 自家採取と言っても、簡単に取れるものとそうでないものがある。 大根の種など簡単にできるが、ふと気づくと鳥に全て食べられていたり、 からし菜の種を取ろうと見てみると、すでに弾けてばら撒かれていたりする。 きゅうりはお腹を裂いてみると、母体の中ですでに発芽していた(;・∀・) 黄色の花が咲くアブラナ科の野菜達(小松菜、ブ