*慣行農業とオーガニックの融合=地産地消!?
淡路島に移り住んですぐに、じいちゃんの畑を一緒に耕し始めた。
じいちゃんの畑はゴミでいっぱいだった。
畝の上には絨毯や毛布、土の中からは電池に時計、ホッカイロ、
ビン、缶、袋に入ったままの化学肥料。
なんでも出てきた。
燃やせるものは全て燃やしていた。
燃やせないものは埋めていた。
じいちゃんは大正元年生まれの人だから、土に還る物しかない時代を生きてきた。
だから、なんでも土に埋めておけば消えてなくなると思っていたらしい。
プラスチックなどの土に還らない物など分別することは