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離島に来て大学生が図書館で働く

この度、海士町の図書館でインターンとして
勤務させていただくことになりました。

よろしくお願いいたします。

図書館勤務を決めた経緯は大きく2つあります。

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1.図書館という空間に感動したから

島内で出会った人に図書館で働いていると
伝えると、驚かれます。

図書館でインターンするの?って。

島という小さなコミュニティの中、限りある資源で「できることはたくさんある」と謳い、
様々な活動をしている図書館のあり方に魅了されました。

島まるごと図書館構想というものがあり、
それについては以下のようなもの。
そして、図書館を癒しの空間へするために空間作り、本を通していろんな方々とコラボをしてWSやコミュニティ作りをしています。

ここの図書館は賞をとっています。
多数の本にも図書館が掲載されていて、視察にもよく来られる場所です。
館長さん中心とした職員さんが行動派でかなりアクティブです。

自信を持って、自慢したいぐらい素敵な図書館です!家族や友達にも来て欲しいぐらいです。

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2.看護にとらわれているから

将来の夢は保健師になること。

小学校の卒業文集にもはっきりと書きました。

インターンとして配属する予定であった健康福祉課は、まさに私が小学生から憧れていた方々が働いている場所。

しかし、コロナワクチン関係で参加することが
厳しくなってしまいました。

インターン先を決めるときに役場の
「人づくり課」の担当の方々が何度も相談に乗ってくださり(ありがとうございます)、
看護関係で働くのかそれとも全く違う仕事を
するか迷ってしまいました。

参加したインターンの制度として、ひとりひとりのこんなことをやってみたい、に合わせて「人づくり課」の職員さんが職業・職場を提案してくれるような、柔軟で斬新なものです。

私は今、大学で看護の勉強をしていています。

やはり専門性が高くて看護師を目指している子が9割ほどで(多分)、大学に入る前に決めた看護職という仕事以外考えない傾向があるような気がします。私もその一人です。

なりたい職に就くことを一途に思い続けてきただけあって、ほかの学部の人に将来の職業が決まっていて羨ましがられるけれど、それ以外の自分にあう働き方、生き方を考えたこともなかったので、いつもその話題になるとモヤモヤしてしまいます。

将来の夢は?
・・・職業に就くことなのか、ありたい姿か。

看護職にとらわれている気がして、
心が動いた図書館で、今までの考えを一旦置いて、働いてみることにしました。

元々インターンの募集はなかったようですが、
図書館の方から声をかけていただき、
図書館での活動に心を動かされて
トントン拍子で図書館で決まりました。

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実は読書に対して苦手意識

恥ずかしながら、テレビっ子で育ち本を
あまり読まずに成長しました。

そのため、本の話題で盛り上がれません(^^;

有名な著者も詳しくないです。

図書館で働く機会をいただけたので、 
これからたくさん本を読んで教養を深めつつ、
私のように本を苦手としている方々にも
図書館に足を運んでもらえるような
仕組みづくりを行っていきたいです。

実際に現場にはいると、
どのようにしたら快適に利用者に
過ごしてもらえるか
を職員の方が考えていて、
利用者としては気づけない
些細な気遣いも仕組まれていたため、
図書館は魅力あふれる空間であることに
今更ながら感動しました。

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図書館で働かせていただきます。

図書館で働き始めて、図書館という場所や空間を通してやりたいことがたくさん出てきています。

館長さんに提案すると、受け入れてくださり、
やってみようと応援していただけました。
職場が暖かすぎて居心地がとても良いです。
自転車も職場の方にお借りすることになって…

図書館の基本的なお仕事や作業的なこと、
掃除などをコツコツ行いつつ、
イベントを作ったり、
人々が交流できるような、
図書館に多くの方が訪れてくださるような、   空間づくりなどもしていく予定です。
(妄想中です)

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最後に

楽しみな反面、慣れない場所で突然
活動を行うのは正直不安もあります。
困ったときはお力添えいただけたら嬉しいです。


疲れたときにコーヒー☕️を飲むため、
ぼーっとするためだけでも、 
お気軽に図書館に遊びに来てくださいね。

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