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愛犬14歳、家族の選択

キンモクセイの香りもいつの間にか終わり、
モクレンの花の蕾がついていたり、
水仙の葉っぱが勢いよく力強く生えてきたり冬の風が吹き込むようになってきましたね。

乾燥も進んできますので、
身体のお手当をしていきましょうね。


11月6日、本日は大切な家族、らくの誕生日🎂

一応ラブラドール🦮

茨城県出身で、1人行動が好きで、
ご飯が大好きで、全国各地に家族と旅をした。
特技はどんな格好でもできるオテ。

ご褒美もらえるために家中のおもちゃを集めた日
なんでここまであげなかったの?笑

書き出したら止まらない。
私が小学2年生の時から、過ごしたからね。

1ヶ月前の北海道旅行

そんならくがご飯を食べなくなったのは、
1週間と少し前。

夕飯を出すと、
突然いつものご飯の半分しか食べなくて、
家族間では、一過性のものか?季節の疲れ?

と思っていたが、

数日後に戦慄(震え)や、嘔吐、発熱が見られた。

病院へ行きいろんな検査を受け、

肝臓疾患で、黄疸が尿から出ていて
肝硬変のような症状のようだった。

疾患を調べると腹部に激痛が走っているようだが、声を出せないらくはひたすら震えるだけ。
ひたすらに辛かった。
1番らくが辛い。

それから食べられるものを拒む回数が増え、
りんごを食べることも大好きなさつまいもも一口食べたと思ったら、もう要らないと。

私が食べていると、いつも横に座り、
よだれを垂らしていたほどの大好物。

家族でもいろんな種類のご飯を買ってきたり作ったり、人用のプリンやヨーグルトをあげたりした。

私が外に出ている間、家族は夜も介護につきっきりになり、母の疲れが顕著に現れる
ここで私も体調を壊せない。

出来ることはやりたいが、私も実習中。

そして少しでも食事ができていたから大丈夫と
判断した私はここ数日遠出して、
連絡は取っていたがやはり

らくの身体の辛さは進行していた。

出来る限り声をかけたり触ったりするが、
寝ているから逆に迷惑か?

食べてなくてもお散歩は力を出して行く

そして昨日、完全にご飯を口にしなくなった。
一口だけ食べた。

食べられなくなってから病院で毎日水分補給に点滴をしていた。
昨日は、栄養も入れる点滴をしたようだ。

これで良いのか。

病院の先生も、

家族が延命を希望するのであれば、
栄養の点滴を続けます
し、

高齢なのでストレスないお家で過ごされるのも
ご家族の判断に委ねます。

とのこと。

まだ一致はしてはいないが、

私は病院の患者さんを見てきて、

ストレスある中で最期を過ごすよりも、
らくのいたい場所でゆっくり看たいと思った。

人間の喪失感に恐れを感じ、人間の進歩した医療技術でらくに苦しい思いをして欲しくない。

らくは14歳。人間だと100歳近い。

よく生きた。

泣いていると近くに来て涙を舌でペロペロしてくれた。
思春期に親と喧嘩していた時に吠えて仲裁役に入ってくれた。
変なポーズをしてみたり、足にたくさんひっつき虫をつけて帰ってきたりして、

沢山愛をくれたし、平和を、笑顔を沢山くれた

まだ選択が完全に出来たわけではない。
(これは私の意見だけ)

母のメンタルが崩れそうで、
私にも抱えきれなさそう。
実習で夜までらくと一緒に居られないこと。
夜もやることがあり、そばに居られないこと。
もう少し元気だと過信していて、数日外へ出て近くに居られなかったこと。

何よりも大好きだから、
ずっと一緒に居たいこと。


いろんな感情がせめぎ合う。

らくと過ごす時間1分でも
大切にしていきたいと思う。

ありがとう

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