2023年に読んだ漫画
今年読んだ漫画で好きだったものの話です。
漫画は読んでいても小説以上に感想を呟いていないことが多いですが、今年触れてとても好きだったものは以下かなあと思います。
『ゆりでなるえすぽわーる』1〜4巻 なおいまい
ふたりの女の子が百合妄想を繰り返すお話。ふたりの百合妄想も、妄想に使われた女の子たちの現実も面白いです。妄想している女の子たちの現実もとても気になるところ。絵も可愛く楽しい。
『少年は荒野を目指す』吉野朔実
漫画に文学性を求める人は皆読むべき傑作。どんな話か説明するのは難しいのだけれど、すごく好き。今年読んだ漫画でベストだと思う。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』1〜9巻 平尾アウリ
今年とうとう読んだ。とっても面白い。いわゆる地下アイドルのオタクとアイドルの話で、オタクとアイドルの関係性はもちろん、オタク同士の関係性もアイドル関係性もぜんぶ良い。1月に新刊が出るのでそれまでに追いつくといいと思う。
『うたえ!エーリンナ』1巻 佐藤二葉
古代ギリシャを舞台にした女学校もの。今よりずーっと女の子が自由でなかった時代のお話。
女の子ふたりの関係性がめちゃくちゃよい。これはみんな好きなやつ(主語がでかい)。惜しむべきは1巻とついていながら2巻以降が出版されていないところ。
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』1〜10巻 服部昇大
連載はぼちぼち読んでいたけれど、単行本を買ってまとめて読んだ。まとめて読んでもめちゃくちゃ面白い。この世には変な映画がたくさんあるのだなあという気持ちになる。私はマリアが好きだよ。
ウェブ連載は昨年に引き続き、ライン漫画で『ガールクラッシュ』『百合にはさまる男は死ねばいい!?』を課金して読み続けています。百合はさはいいぞ。タイトルがアレだけど、中身は良い百合です。良い吹奏楽ものです。良い子な男の子は挟まっていますが。ガールクラッシュは韓国アイドルの練習生している女の子の話なのだけれど安定して面白いです。
あと、今年は1話でぶん投げたままだった『推しの子』をジャンプラで読み切って連載も追っています。そこそこ一気読みでした。面白かった。エンタメ。私はメンゴ先生の文学的なところが好きなので『クズの本懐』が好きだよという気持ちはあります、推しの子しか読んだことない人はぜひ読んでね。
積み漫画も正直大量にあるのでdmmで積んでいる吉野朔実の他の作品も来年こそ読みたいですね。
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