日ハムシリーズ#2 今季退団選手を予想する

9月になり、チラホラベテラン選手の現役続行報道や引退報道が出始めました。そこで、今年日本ハムを退団するのではないかという選手を予想してみたいと思います。なお、今回はMLB挑戦の可能性がある上沢、FA権取得の加藤両投手については除外します。

個人的に予想を考えるときに参考にするのが「1軍での試合出場数」と「年数」、「立ち位置」です。1軍の試合に出ていない選手は若手選手や怪我をしている選手でなければ危ういですし、そのポジションにレギュラーがいる場合も危ういでしょう。

まずは日本人投手ですが、立野投手(4年目)、井口投手(8年目)、齋藤投手(5年目)、生田目投手(5年目)が候補に入るでしょうか。齋藤投手は今季1・2軍ともに登板がないですが、大怪我をしたので育成契約にする可能性の方が高いですが、あとの3投手については立野投手4試合、生田目投手と井口投手が5試合ずつと登板機会がほとんどありません。彼らのポジションであるリリーフは今年から加入した田中正義投手が抑えに、田中投手とは高校・大学の同期の池田投手が8回に定着し、河野投手、福田投手、玉井投手、中日から途中加入の山本投手、来季残留が決まったロドリゲス投手などが多く投げており、ここにベテランの宮西投手や今季不振だった堀投手、石川投手が控えてるのでかなり厳しい立場と言えるでしょう。また、田中瑛斗投手(6年目)は将来的な先発候補の1人ですが、退団の可能性があるのではないかと個人的には思っています。

続いて日本人野手は、福田光選手(4年目)、清水選手(9年目)、木村選手(17年目)、谷内選手(11年目)、中島選手(15年目)が候補になると思います。
福田光選手は今季途中にロッテから加入した内野手ですが、清宮、石井、加藤豪選手の復帰で居場所を失った感があります。谷内選手と中島選手は両方とも切られることはないでしょうが、二遊間がシーズン終盤でも未だに中々決まらない中で守備力に定評のある2人が1軍に上がってこないのを見るとどちらかは退団の可能性が高いのではないでしょうか。
今季1軍出場なしの木村選手のポジションである外野は松本剛選手、万波選手がレギュラーで、五十幡選手と江越選手は新庄監督が期待して多く使っていますし、内野手の野村選手や細川選手を外野起用することもあるので、ベテランの木村選手はかなり厳しいでしょう。
そして、清水選手は交流戦までは上沢投手の専属捕手のような扱いでしたが、広島戦でのミスプレーで新庄監督の逆鱗に触れて降格となってからは昇格してません。捕手はFA加入した伏見選手と来季残留方針の報道が出たマルティネス選手、中日からトレード加入した郡司選手、ポンセ投手とバッテリーを組むことが多い古川選手と駒は揃っていますし、郡司選手の代わりに去年多く起用した宇佐見選手を放出したところを見ると何らかの形で退団となると思います。個人的にはトレードで捕手の層が薄いチーム、例えば西武へのトレードは現実的にあり得そうだと思います。

最後に残留報道が出たロドリゲス投手とマルティネス選手以外の外国人に関して。まず、ハンソン選手とアルカンタラ選手は退団だと予想します。マーベル投手とポンセ投手は残りの試合の投球内容次第ではないでしょうか。ただ、上沢、加藤の両投手が抜けると一気に先発が薄くなるのでポンセ投手は若干残留の可能性の方が高いと考えます。
王柏融選手は育成契約から支配下契約に戻したところを考えると、残る可能性もありますが、成績的には満足できる成績ではない上、打撃型の選手なので退団の可能性も無きにしも非ずでしょう。

予想は以上になります。ありがとうございました。