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Be-1グランプリ2023準決勝

決勝に進出できなかった人たちの感想を言いたいと思います。
個人的な感想なのでよろしくお願いします。


〇清水たぁー
リズムに合わせてモノマネをいろいろ披露するネタ。

これはモノマネがウケるかウケないかの問題だと思うのですが。
それ以外で見るならば、これはモノマネの賞レースではなく、お笑いの賞レースということです。

モノマネで笑いを取るより、笑いを取るためにモノマネを使うというネタにした方が、お笑いの賞レースではいいと思います。

モノマネをやりたいというなら、そんなことしなくてもいいと思いますが。


〇ヒガ2000
応援ソング。
その人問題を大丈夫だと言って解決策を言ってくれるネタ。
解決策でどう笑いを取るかの勝負です。
単純にそこが弱かったのかなと思います。

それか、歌っている人物のキャラクターをもっと絞った方がよかったかもしれません。
掴みにくいキャラクターでした。胡散臭いプロデューサーみたいな感じだったけど、意外にしっかりしてそうに見えちゃってました。

もっとチャラい男が歌っているとか。
こんな奴に言われたくないと思う男が歌っているとか。
そしたら解決策の説得力も変わってくるのかなと思いました。


〇みんなのたかみち
今から歌うのが、チューブの歌なのか?みんなのたかみちが考えた、たかみちゅーぶの歌なのか?どっちでしょうというネタ。
実際にカラオケが流れて歌います。

チューブっぽい歌詞で歌ってどっちでしょう?とお客さんに問います。
答えは…たかみちゅーぶ。

面白いと思います。
ただもっとモノマネ頑張ってほしいなと思います。
似ている方が面白いと思うのですが、どうでしょうか?

あと、バリエーションがあった方がいいかはわかりませんが、ほんとのチューブの歌を唄うとウケるのか試してほしいです。
あと急に、答えは…たかみミスチルとか。試してほしいです。


〇ハギノリザードマン
敗者復活から決勝進出

〇ふじいもやし
大阪から北海道に彼女と旅行にきたのに、いきなり彼女が北海道じゃなくてもいい、からあげくんを食べたことに怒っているネタ。
そして彼女が北海道ミルクアイスではなく、京都宇治抹茶アイスを食べたこと。インドカレーを食べたことに対して怒る彼氏。

ここまでくると、どっちがおかしいのかわからなくなります。
揚げ足取りの彼氏のようなネタの雰囲気もあります。

その割には彼女の反論がわからないので、笑いにくくなるかなと思いました。
「北海道に来たのにこんな奴はイヤだ」というフリップネタならいいと思うのですが、二人コントを一人でやるので、彼女が今、どんな感情なのかも表わさないといけないかなと思います。
からあげくんを食べたことに対して彼女はどう思っているのか?
悪いと思っているのか?細かい男だなと思っているのか?
それが見えた方がいいかなと思いました。


〇にっしゃん
にっしゃんは女子の本心をわかっている男。
女子の言ったこの言葉の本心をフリップで紹介していく。
しかし、それは全て自分の都合のいいように解釈しているネタ。

最初は言葉の裏を取って、都合よく解釈する。
次はローマ字に変換して、並び変えて、都合よくいい言葉にする。
こういう強引な展開がもっとあったらいいなと思いました。

逆に、良い風に言われたらにっしゃんはどう解釈するのか?
「よく見たらいい男」とか。
もっとよく解釈するのか?逆に悪く解釈して、この女とは二度と口聞かないのか?

〇ウメ
決勝進出


〇須藤ジム
敗者復活戦から決勝進出


〇浜辺のウルフ
スマホを変えて番号も変わって、前の番号に電話したら自分が出たというネタ。
時間制限もあると思うのですが、パラレルワールドと気付くのが早過ぎるかなと思いました。

そしてもし、パラレルワールドでいくのならば、何時に電話するとパラレルワールドの自分にかかるという都市伝説みたいなのがあって、だから電話していみるの方がいいかなと思いました。

スマホを変えて番号も変わって、前の番号に電話したらの設定だったら、パラレルワールドの自分じゃなくて、誰だかわからない方がミステリアスで面白そうかなと。
別のネタになってしまいますが、入りがそれだとそっちの展開の方が面白そうかなと思いました。

パラレルワールドの自分の方もいいのですが、もっとどうなるのか見たいと思いました。


〇ちぇく田
モノマネ。
しかし、できないモノマネはできないというルール。
フリップに「武田鉄矢」
これできないですという。

面白かったです。
普通のモノマネをやるのですが、モノマネといっても、こういう状況の時のおっちゃんとかそういうモノマネですが。
できないモノマネがいいアクセントになって、できるモノマネも相乗効果が出てより面白く見えます。

ただ、もうちょっとしっかりやったらどうかなとは思いました。
全部が流し気味にサッとやってしまうのがもったいないかなと。

バリエーションとして、途中まではできるというのもアリかなと思いました。


〇エル上田
実際の本を紹介する。
表紙と背表紙の面白い奴をフリップで紹介するネタ。

なかなか面白さを見つけるのが難しいお題だと思います。
だったら芸能人本の中身についてツッコむ方が単純に面白いかなと思いました。
昔書いた本を引っ張り出して、こんな事言ってますの方がいいのかなと。

表紙にツッコんでると余計中身も気になってきます。
中身もツッコみたくなるような書いてあるんじゃないかと思ってきます。
そこまで行ったらいいかなと思いました。

〇Jaaたけや
意味がないことをリズムに乗って言っていくネタ。
新宿~池袋を山手線じゃなくて丸の内線で行く。みたいな意味がないこと言っていました。

言うだけじゃなく、セグウェイみたいなものに乗って、三味線を弾いたりもしていました。

面白いとは思うのですが、意味がないのネタが強ければいいのかもしれませんが、フォーマットに面白味がないかなと思いました。

もしかしたら途中でやっていた、事実の話から入ると、なぜ意味のないことを言うのかというストーリーが見えるので、あの事実があるから今から意味のないことを言います。
その方が期待値も上がりそうでいいのかなと思いました。
しかしこれは、実際いいかはわかりません。

〇ハラコ
決勝進出


〇ナオ・デストラーデ
目の錯覚。
線の長さは一緒なのに、少し形が違うと長さも一方は長くて、一方は短く見えるというアレです。
それをモチーフに線の長さが一緒と言いつつ、明らかに違うというネタ。
でも目の錯覚で一緒なんですと言い張る。

もっとバリエーション見たいなと思いました。
まなかなから変わってくるのかなと思ったらそこで終わってしまったので。
あそこからどうするかが勝負かなと思いました。


〇代走みつくに
決勝進出


〇シオマリアッチ
決勝進出


〇三木あきら
ヤクルトレディーの男版のおじさんが飛び込み訪問に来るネタ。
新しい商品を説明するんだけど、いい加減でうる覚え。
中川家さんがやるリアルなおっちゃんという感じです。

訪問に来られた人のリアクションがないので、嫌がっているのか、聞こうとしているのかが見えた方がいいかなと思います。

これがボケですよという明確な笑いどころがないので、そのまま流れちゃってる印象です。

もっとこのおっちゃんに似合わない仕事をやった方が面白くみえるかなと思います。
ホストとか。ホストの面接でもいいですけど。
なぜか官房長官とか。理由も含めて面白いのかなと思います。


〇ベルサイユ
決勝進出


〇おぐ
決勝進出


〇のぶお休みなし
1995年から現在に来ちゃった漫談家。
取りあえず1995年の漫談をやる。
酒井法子の「蒼いうさぎ」で手話をやっている。最初、手話だとわからなくて変な動きしてて、薬やってんのかなと思いまして…やってるんですか?!
そういうネタです。

過去と現在の違いということなんですが、人しかネタにしてませんでしたが、物とか、携帯電話や、へびつかい座とか、もっともっといろんなものを織り交ぜてほしいと思いました。

あと設定として、最初にお客さんにタイムスリップしちゃったみたいでって言わない方が、ネタとしてのクオリティは高くなるのかなと。
だんだん漫談中に自分もお客さんも気付いてくるとか。
ネタ時間的に厳しいかもしれませんが。


〇野田ちゃん
第一回Be-1グランプリチャンピオン敗退です。
笑いの量的には決勝行っても良さそうな感じはしたのですが。

~すわっの自虐ネタです。
ただ身内ネタっぽいのが多いかなと思いました。
芸人の名前が多くでてきて、ウケてたと思うのですが、もう少しあるあるの自虐とかがないとネタとして見れないかなと思いました。


〇浜村凡平太
決勝進出


〇ミヤシタガク
敗者復活戦から決勝進出


〇ふとっちょ☆カウボーイ
お天気コーナーの木原さんとデブジロウのネタ。
黄色い全身タイツに黄色い顔塗りのデブジロウ。
木原さんが小さい人形でした。

もっと木原さんとやり取りしてもよかったかなと思いました。
木原さんがしゃべって、そこにデブジロウがハイテンションで割って入って、各地の天気を言うとか。

ずっとデブジロウじゃなくて、せっかく木原さん持っているので、木原さんもっと喋らしてギャップ作ってもよかったかなと。
後半木原さん投げちゃえばいいし。

あとしっかり、エピソードでゲリラ豪雨とかのワードを言わなくてもいいのかなと。
それかワードが出たら、間髪入れずに天気叫んだ方がよかったかなと思いました。

〇紺野ぶるま
決勝進出


〇石野桜子
世界の人口の約9割が落語家になってしまった世界。ゾンビ風に。
そんなネタです。
小遊三に噛まれたことで、自分も落語家になってしまうストーリー。
どんどん落語家になっていく様など面白いです。

もっと簡単なワードでもいいのかなと思いました。
「私の下手の腕が…」とか。
説明しなくてもよさそうなものとか。
逆にすごい説明しなきゃわからないような落語家の状態になってしまって、それをすごい説明するとかも面白そうです。


〇竹井輝彦
漫談。
久しぶりに正統な漫談を見たような感じでした。
それだけ他がキャラが濃いというか、普通の漫談では勝ちあげれないというか。
それはわかりませんが、ディズニーランドのネタでした。
シンデレラ城とみなは言いますが、名義は王子様だぞという切り口です。
おっしゃる通りです。
シンデレラのものではありません。

そんなようなネタで面白いのですが、爆発力にかけるので、そこが敗因だと思います。
こういうネタはこれでいいと思うのですが、他と比べるとなると弱くなってしまいます。

〇小仲くん
決勝進出

以上が準決勝でした。
次はいよいよ決勝戦です。





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