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僕のオンエアバトル

どうもこんにちは。うれるーぞの売れようとしてる者です。

40過ぎてますけど大丈夫でしょうか?先日M1という、そしてかなり追い風だった状況にもかかわらず、チャンスを逃したばかりなのに大丈夫でしょうか?

そう考えますと、21~23歳の頃がチャンスがあったかなと今になって思います。

それはオンエアバトル時です。

オンエアバトルとは、一般公募で選ばれた100人の審査員が「この笑いを日本中に届けたいか否か」を基準に投票を行う。投票する場合は手元に配られたゴルフボールを各自1個ずつレールに投入する。レールを通ったボールは出場芸人の名前が書かれたバケツに集められ、全組のネタが終了後、各バケツの重さをデジタル表示の秤で計量。このバケツの重さは“キロバトル(KB)”という番組独自の単位で表され、多くのボールを集め高いKBを記録した上位5組の芸人のネタのみがオンエアされる形となる。

そのオンエアバトルのチャンピオン大会を第1回、第2回、第3回と3回連続で出たころです。3回とも結果は全然でしたが。しかしいくらでもチャンスはあったと思います。

ただ僕は純粋のピュアマンなので、単純にチャンピオン大会出たけどいい成績出せなかったなあ。もっといいネタ作ろう。

覚えてはいませんが、赤岡20代前半さんはこう思ったに違いありません。

この時もっとやりようがあったのではないかと今なら思います。しかし純粋ピュアマンなのでネタのことしか頭にないのです。そこが愛おしいとも言えますが。

ただこの時はチャンスでした。チャンスを逃すと同時に成績も落ち始めます。

オンエアバトルのチャンピオン大会に出るには、通常回で年間まず4勝。チャンピオン大会予選。チャンピオン大会本選です。最低でも年間6本のネタ。受かるネタじゃないといけません。それを3年間。

そのあと、さすがにネタがなくなりオンエアバトルも受からなくなります。そこから少し負けの期間が始まるわけですが。

ですので最初の3年間が勝負でした。しかし、若過ぎたので、頑張りどころもわからず何となく終わってしまいました。チャンスだったことすらよくわかってなかったと思います。

落ち込んだところから、少しは持ち直しましたが、なんか無難な感じでオンバトは終了しました。

これが僕のオンエアバトルの印象。あまりいい思い出じゃないです。負け続けてた時は辛かったです。ああいう時は全部裏目に出るわけで。何やっても受からない。また受からない。どうせ次も受からない。

ゴルフボールのゴロゴロゴロゴロゴロゴロと転がる音が不快不快でたまりませんでした。耳の奥の響くうるさい音。ゴミゴミした雑音の汚い音。

不思議なことに調子がいい時は、コロコロコロコロコロコロと軽快で可愛い音に聞こえるのですが。

結局負けてた時の印象が僕の中では強く、波に乗れなかったというのが僕のオンエアバトルです。

次のチャンスはゴルフボールのように転がってくるのでしょうか?

その時は心地のいい音でありますように。


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