米研いでるんだけど、水いつまで白いの?
ご飯を炊く。
その時、一番初めにつまずくポイントは何回米を研げばいいんだということです。
薄くなるけど、ずっと白いぞと戸惑うと思います。
いつまで研ぐんだ?米が大きくなってないか?と不安に襲われると思います。
もう無洗米買えばいいじゃないか?
一瞬、そんな悪魔にささやきが頭をよぎります。
しあしそれをやったら負けというルールが、誰しもの心の中にあると思います。
だから僕らは研がなくてはいけないのです。
そもそも研ぐって何だ?
米をかき混ぜるではダメなのか?
研ぐとは、こするようにして洗うという意味です。
かき混ぜるだけではこすった感じがしません。
なので、米をこすりながらかき混ぜるという感じです。
では、どうやってこすりながらかき混ぜるか?
研ぎ始めはよく水を吸収しやすいと言われています。ですので、できれば一番はじめに米に加える水は、水道水ではなく、浄水器の水などのおいしい水がいいみたいです。
そして軽く2〜3度底から混ぜたら、すぐに水を捨てる。
ここからがこすりながらかき混ぜるです。またの名を研ぐです。
ほぼ水が切れた状態で、ボールを握るような手つきで、シャカシャカと20回ほど。 力を入れすぎずに、同じ方向にぐるぐるとかき混ぜる。
水があると米同士の摩擦が起きないので、きちんと研ぐことができないみたいです。
そして、どれくらいこすりながらかき混ぜればいいのか?
合計3回程度の水の入れ替えで、うっすら米が透けて見えるくらいの透明度で米の研ぎは終了です。
そんなわけで、水は少し白くてもいいのです。
真っ新にしなくていいのです。
これは何でもそうです。
完璧に透明にする必要はないのです。
むしろ、少し濁ってるくらいがいいのです。
そう思うと生きやすくなるかもしれません。
米を研いで人生を知る。
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