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Album BLANKO episode M5: 'Pierrot Heart' ピエロの心臓

(facebook初回投稿2015.11.22)

ALBUM 'BLANKO'をエピソード。
今日は5曲目、'Pierrot Heart  ピエロの心臓' です。

アルバム中、一番最初に作り上げて、リリースに先駆けてライブでお披露目した、これまた大好きな曲『ピエロの心臓』。
広美からベーシックが送られてきた時の名前は 'new-1' でした。
new albumに向けての新曲案その1だったんです。
何曲か送ってくれたんですけど、このヘンテコ拍子(変拍子とも云ふ)の「これ、インストちゃうか?」みたいなインパクトにやられてしまって、一番に気に入ってしまいました。

アルバムにどの曲を入れるかは広美と相談しながら、最終的には赤尾が決めるんですけど、一度聴いて「これは絶対カッコいい曲になるっっ!!」と思う赤尾の基準は、歌を乗せてどうのこうのは二の次で、ギターのベーシック(リフやコード進行)を聴いた時点でのかっこ良さなんですよね。
歌が乗せやすいかとか、キーがどうとかは1%も考えません。
意識してそうしてるんじゃなくて、自然とそういう判断基準に。。。やっぱりロックはギターが素敵じゃないとねっ、、、て思ってるんですね。

ギター・トラックだけ聴いてイカしてるかどうか。
ギター・トラック1本でカッコイイ曲はぜ~~~ったいに素敵な曲に仕上がりますっ!。。。いえ、仕上げますっっっ!!!
、、、と偉そうに書きましたが。『ピエロ...』に関しては、このヘンテコ拍子のおかげで、歌うメロディ作りにちょっと苦労しましたけどね。

この曲の怪し気なFeelをさらにいい味付けにしてるのは鎌ちゃんのBassです。これフレットレス(バイオリン、チェロ、コントラバスと同じく、指板にフレットが打たれてないベース)なんですけど、音と音のインターバルが甘~~い香りで繋がって素敵なんです。
鎌ちゃんはさりげなく弾いてて、フレットレスを強調することもないんですけど、実は彼、Fretless charmerですっ!!
フレットのベース弾いてても好きなとこでフレットレスみたいな音出すし、逆にフレットレス弾いててもフレット・ベースに聴こえるところもあるし、、、博士です。
このアルバムではもう1曲フレットレス弾いてるのがあるんですけど、それはまた後日のご紹介にいたしまーす。

ライブ動画を貼っておきます。
ドラムスは岡本恵嗣氏。
キーボード無しの4ピースです。↓↓↓

次回は6曲目、'Noctiluca 夜光虫' のエピソード。
お付き合い下さりありがとうございます♡

(Musicians)
赤尾和重 KAZUE AKAO : Vocals
鈴木広美 HIROMI SUZUKI: Guitar
鎌田 学 MANABU KAMADA: Bass
泉谷ボン賢 SATOSHI IZUTANI: Drums
片岡祥典 YOSHINORI KATAOKA: Keyboards

1:Blanko 7'15'' ブランコ
2:Hachi 5'16'' 8(はち)
3:Saikoro 4'37'' (サイコロ)
4:Kiwi 4'38'' (キウイ) 
5:Pierrot Heart 4'48'' (ピエロの心臓)
6:Noctiluca 5'03'' (夜光虫)
7:Sugoidance 3'22''(スゴイダンス)
8:Fireball Goes The Sea 4'30'' (火の玉が海を泳ぎきる)
9:Angai 5'13'' (案外)

歌詞はこちらです。
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/Blanko_Lyrics.html

(Album Trailer)
https://youtu.be/DTWN_RHhjdI

(Album Data)
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/blanko.html