M5 ‘Lychee’ ライチー (‘THE DEEPEST PLACE’ episode)
(facebook初回投稿2018.9.13)
M5 ‘Lychee’ ライチー
New Album ‘The Deepest Place’ 各曲のあれこれ。
今日は、アルバム5曲目の’’Lychee ライチー’です。
フルーツのCM狙ってるわけじゃないですよ。
『古代中国の大地からの甘さと香り』とか歌ってますけどね。
ライチーはフルーツ・シリーズの最終章!!
クルベラブリンカのアルバムには2ndの『海図』以降、『Conicalify 』以外には、フルーツの名前がタイトルになってる曲が入ってます。
『海図』には'Melon'
『Blanko』には'Kiwi'
『冬のクルベラ』には'Mandarin'
そして今回の'Lychee' です。
基本、どの曲もHR/HMではない曲調で、和のコース料理でいえば、アルバム中のお箸休めのような役割かも知れません。
気分転換やリセットといった感じでしょうか。
いや、リセットはできないかっ
結構音デカイもんね。
今までも『クルベラブリンカ・フルーツ・シリーズ』にはドラム・セット以外にアコースティック楽器を使うことが多かったですが、Lycheeにも使っています。
コンガとボンゴ!!
あの’Metal Warning’ を叩いた 亀井俊和氏が参加!!
中国の果実、ライチーに因んだ楽器ではないんですけど、最初に鈴木広美氏から送られて来たデモに、既にコンガが打ち込みで少し入っていたんです。
それが良い感じだったので、本番のレコーディングで実際にコンガを叩いてくれる人を探さなければいけなくなりました。
私の心に浮かぶパーカッション奏者といえば、今は亡き巨匠『ふるてつさん』ですが、近くにそんな方おられないし困ったなぁ~と思っていたら・・・
「あ、そうそう☆」と思い出したんです。
パーカッション系にもお顔の広い亀井俊和氏(TerraRosa時代のオムニバス・アルバム’Metal Warning’で湖底のヴィジョンとエンドレス・ベイシスを叩いてくれたドラマー)のことを。
それで早速相談したら、亀井氏ご本人が叩いてくれることになりました。
コンガだけで行こうと思ってたら、ボンゴまで用意してくださり、しかもそれらを録音するためのスタジオとエンジニアの段取りまで、すべてをコーディネート・・・!
お陰でとてもスムーズにことが運びました。
上の写真はそのレコーディング風景なんですけど、トラベル・コンガのセッティングがドラマーらしく『スネアとタム』みたいになってるところがユニーク🎵
亀井君~~~!!その節は本当にありがとうございました。クリックも入ってない演奏に合わせてビートのあるパーカッションを演奏するのは大変だったと思いますが、お陰様でコンガ & ボンゴがリラックスした世界に誘ってくれるのよぉ。
では皆様
ライチー食べながらお聴きくださいね。
次回は『パラダイス・インフェルノ』です。
サブスクで聴く
THE DEEPEST PLACE/ KRUBERABLINKA
(収録曲)
1--Goodbye Ground (地上にサヨナラ)
2--Cell Division (細胞分裂)
3--Limestone (石灰石)
4--I want to look for it alone (遠い彼方をひとりで探す)
5--Lychee (ライチー)
6--Paradise Inferno (パラダイス・インフェルノ)
7--Big So Bad (大厄介)
8--Mortar (モルタル)
9--A drive to the dark (闇夜へドライブ)
10-- The Deepest Place (いちばん深い場所)
赤尾和重 Kazue Akao / vocals
鈴木広美 Hiromi Suzuki / guitar
泉谷ボン賢 Satoshi Izutani / drums
and 鎌田 学 Manabu Kamada / bass (from The Dizzy Tones, Mother of soul, MARINO)
"Lychee" Travel Congas & Bongos by 亀井俊和 Toshikazu Kamei (the★tambourines, Terra Rosa )
(Album Data)
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/The_deepest_place.html