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Day8 - 単細胞~Tansaibou~ (Album 『海図 ~KAIZU~』episode)

(facebook初回投稿2020.5.8)

track 7 単細胞~Tansaibou~


当社、速い曲の筆頭?

疾走する単細胞を表現 (?) したこの曲は、当時クルベラブリンカの一番速い曲として人気でした。
広美氏のギターソロもオーソドックスな構成とヘンコなフレーズが入り混じって、赤尾も大好きなソロのひとつです。

レコーディングではクルベラブリンカ史上初のタンバリンが登場!!

ソロ前とエンディングだったかな?
赤尾が宅録したんですが、当時はまだ扱い慣れてなくてものすごく打つ手が痛かったのを覚えています。

タンバリンって私ら世代が子どもの頃聴いていたロック(70th Rock)には必ず入っていませんでしたか?
なので、好きなんですよね。
クルベラブリンカの他の曲にも、隠し味でよく使います。
昔よく聴いていたのは、タンバリンのジングル(鈴のように鳴るところ)がアルミのやつね。
この録音でタンバリンを使って以降、ライブでも必ず使うようになりましたが、アルミが一番軽くて振りやすいし、昔から聴き慣れた安心の音!
抜けの良い、ロックなサウンドに合う音がするのですよ。

タンバリンのジングルは他にも、ブロンズ、スティールなどがありますよ。
ブロンズはクリスマスに登場するトナカイの鈴みたいなリッチな音で、バッグに入れて電車に乗っていると時折 響き良くシャンシャン鳴って、ちょっと注目浴びることになります。
きっとこの車両にトナカイが乗っていると勘違いされるんでしょうね。違う?

ちなみに、『単細胞』の録音で使ったのは
このブロンズのジングルですっ!!!
「なんやねん、さっき褒めとったアルミとちゃうんかい」と誹られても仕方あるまい。

タンバリン(上のがアルミで 下のがトナカイ・・・いや、ブロンズ)


ライブではアコースティックタイムの定番にもなる凄曲!!

速くてメタリックなんですが、この曲、ライブではよくアコースティック・タイムに広美と二人でやりました。
良い感じなんです。アコギでやるのも、ちょっとスパニッシュなニュアンスがあって・・・とはいえ、いつかまた大音量で演りたいですね。

BURRN! 広瀬編集長が編集後記のプレイリストにこの単細胞を入れて下さったのも喜びでした。

単細胞 Movie

次回は最後の曲
『野ばら達へ ’Dear Wild Roses’』です〜。


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アルバム『海図』をダウンロード



*Album Data*
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/kaizu.html

色校が来た



(KAIZU 収録曲)2013年2月20日リリース
1:宇宙は滾れ Uchuuwa-tagire
2:ズールースーツ Zulu Suit     
3:エナメル Enamel 
4:帳 Tobari
5:メロン Melon
6:海図 Kaizu
7:単細胞 Tansaibou
8:野ばら達へ  Dear Wild Roses

(Musicians)
赤尾和重 Kazue Akao / vo
鈴木広美 Hiromi Suzuki/ g
山崎浩一 Kouichi Yamasaki/ b
泉谷ボン賢 Satoshi Izutani/ ds
岡田英之 Hideyuki Okada/ kb

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