好きな曲について書くということ

 どうも泡沫たんぽぽこと茜涼夏です。今日は曲紹介はお休みにします。その代わりに私が最近になってまたvocanoteを書き始めたきっかけについて、お話しします。

 きっかけは、お抹茶スイーツを紹介してる方の精力的な活動でした。私は、お抹茶スイーツが好きです。その方の抹茶情報、つまりTwitterの更新が一日の楽しみでした。

 その方は、毎日一つ今食べられるお抹茶スイーツを紹介していて、Twitterだけでなく、Instagramでも毎日発信していらっしゃいます。最近では、ラジオも始められてこちらも楽しく拝聴しております。

 そのお抹茶スイーツへの溢れる愛と情熱にふれて、私は大事なことを思い出しました。好きな曲について書いていたのは、「好きな気持ち」それが私の原動力だったことを。

 書かなくなってしまった理由は、いくつかあります。その中でも大きかったのは、あるもやもやとした気持ちでした。それは、いつのまにか「いいね」や「スキ」の数を気にして書くようになってしまいそうだったことです。

 私が紹介記事を書いていたのは、心から好きだから。素敵だと思ったから。それだけだったのに、おまけのようについてきた数字に、自分の気持ちが揺れ始めてること。そんな自分に耐えきれなくなって、ブログを更新することをやめてしまいました。

 今は書きたくなったので、書いています。書かなくなって気付いたのですが、好きな曲について書くことは、私にとってのかけがえのない楽しいことのようです。

 書くためにはエネルギーが必要でしたが、どうやら同時に私自身も力をもらっていたみたいです。すごいいい気分転換になりますし、自分の好きを言語化できたときの達成感ときたら。

 自分の好きを形にできると、作品のことをもっと好きになれるような気がしてやめられません。たぶん、ずっと書いていくと思います。

 本当は、書くことに複雑な意味なんてなかったはずなのに。ただただ楽しかったから。それだけだったのに、いろいろなことを難しく考えてしまっていました。この「楽しいから書く」というシンプルな気持ちを忘れずに持ち続けたいです。

 最後に、もう一つ。高校生のときの私に向けて書く気持ちも、持ち続けたいです。高校生のときに自分の好きなボカロ曲たちの感想がたくさん読みたかったけど、見つけられなくて読めなかった私に。

 動画のコメントやニコニコ大百科の記事と掲示板を全部読み漁っても、満足できなかった私に。

 ないなら自分で作る。そんな精神で、高校生の頃の私に宛てる気持ちでも実は書いていたのでした。

 きっとまた、書きたくなくなってしまう時期がくると思います。そのときは、この書き連ねた文章を読み返していきたいです。

 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

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