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なぜ、EF2000の知名度が低いのか?

日本において、EF2000の知名度はかなり低い。

#日本EF2000協会という、組織(?)をツィッターで発信し続けて、早数年…日本人のEF2000への関心は低いままだ。

EF2000って、何と思う人もいるだろう。

実は、かなり古い飛行機だ。

今回は、そんなEF2000、ユーロファイタータイフーンの基礎知識について、紹介しよう。

タイフーンは、最強の戦闘機だ。

エースコンバットのF22や、F35、フランカーなどのロシア航空機に比べても、実はタイフーンは何一つ劣ってはいない。

それこそ、陸軍機としての完成度、そして、数々のアップデートにより、ヨーロッパの人々にも愛される良い『軍馬』なのである。

EF2000、通称ユーロファイターと呼ばれるこの戦闘機は、アメリカやロシアといった、1国の製品ではなく、EUという組織の中で、国際分業が行われたEUの団結の証である。

そんなユーロファイターの知名度が低いには、いくつか理由がある。
その中で、一番大きいのは、空母に乗れないことである。
実は、ユーロファイターは空母に乗る予定の計画があったのだが、頓挫したものと、ラファールというフランスの戦闘機に分岐したのだ。
ラファールは、ユーロファイターの完成までのデータや機体の設計をほぼ踏襲というか、パクリのような機体とも言える。
ラファールは、空母を持つフランスの要求に沿う様に作られたユーロファイターであるともいえる。

ラファールとユーロファイターは、似ていて…。
この似ているせいで、航空ファンやミリオタにも間違えられるレベルである。
簡単な見分け方は、F22系統の戦闘機には無い前方にある翼で、ユーロファイターでは、髭のように下向きについているのに対して、ラファールではユーロファイターより後ろ側にあり、若干高い位置にある猫耳で見分けることができる。
あとは、空母に乗っていればラファールで、陸上ならユーロファイターである。

Wikipediaより、ラファール
空中給油用の角も見分けたの一つだが、正面だと見づらいことが多い。

最後にユーロファイターの知名度が低い理由を教えよう。
まず、1にラファールにパクられていること。
これは、そこまで大したことはないがラファールの方が強くされてしまうことが多い、これは映画『トップガン』のせいである。
実際は、重量の制限のある航空母艦艦載機に比べ、制限のない陸上の戦闘機の方が機体を大きくでき、強い。
これは、第二次世界大戦でも同様である。

2、日本にない。
自衛隊の戦闘機は、全てアメリカ製である。
その為、ユーロファイターはおそらく日本で見ることは稀だろう。
空母に乗れる、ラファールやハリアーの方が見れる可能性が高い。

3、映画に登場することが少ない
ユーロファイターは、実は映画に出演することが少ない。
これは、ハリウッドには当然出演するのが少ないのと、配備されている実際に地域と異なるからである。
その為、サウジアラビアやイタリアといった国々での映画となるのだが、日本ではそこまで流通していないのもある。

4、民間人の認知
日本人は、アメリカの戦闘機は知っているが、ユーロファイターは知らない。
これは、敵国がアメリカであった為や、そもそもヨーロッパの知識に疎いのもあるが、普通に知名度が低い。
たぶん、スホーイやミグの方が思いつくと思う。
最強の戦闘機でありながら、誰も知らないのだ。

5、馬鹿にされることが多い
ユーロファイターは最強の戦闘機と言えるほど、進化しているのに作品に登場することが少ない。
雷電や、辰龍の方が、作品としても多い。
なろう系の作品でも、少ない…というか、だいたいF22である。
異世界航空自衛隊…って、いう作品に魔改造機があるくらいで、少ない。
というか、主役の作品が無い。
こいつは、いくらでも設定を盛っていい戦闘機です。
なぜなら、それくらいの性能差があるからです。
格闘能力では、F22に勝てることもでき、ステルス能力も塗装しなくもある程度はあります。
そして、ユーロファイターはとにかく安い!
諸説ありますが、実は日本のFX計画にも選ばれそうになったのですが…アメリカに政治的に負けました。

そんなわけで、ユーロファイターをよろしくお願いいたします。
#日本EF2000教会  で、様々なネタや時事などを無料でツィートしています。
ユーロファイターを好きになって頂けたら幸いです。

それでは、よい日を!


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