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【妄想】スピッツ、夢のセットリスト!【自己満足】

皆さん!いよいよ来ます!
ニューアルバムが来ますよー!!!!

2023年5月17日に17th Album『ひみつスタジオ』が発売されます!!

2022年から2023年にかけてのスピッツは、ライブだったりCD・DVDだったり書籍だったり映画だったりグッズだったり、これでもかってくらいイベント盛りだくさん!
ファンとしては毎月お金が消えていく感覚で、嬉しい悲鳴と言ったところです。
あ~、もう最っ高!!


さて、今回はニューアルバム発売を祝し、題して「完全自己満足、妄想GO!GO!スカンジナビア vol.8.5」を開催します!

スピッツには定期的に行われるライブがいくつかありまして、例えば、毎年夏に他バンドを招待して開催される「ロックロックこんにちは!」や、 今年から来年にかけて行われる『HIMITSU STUDIO』のようにニューアルバムをテーマとした「JAMBOREE TOUR」などがあります。

その中でも、スピッツのファンクラブ『SpitzBergen』の会員のみが参加できるライブがあります。
それが「GO!GO!スカンジナビア(通称:ゴースカ)」なのです!
※最新のゴースカは2022年に開催されました(Spitzbergen 30th Anniversary Tour “GO!GO!スカンジナビア vol.8”)

ゴースカでは、会員1人3曲リクエストすることができ、それを参考にしたセットリストが組まれます。
参加者は自分のリクエスト曲が演奏されるかどうかワクワクドキドキしながらライブを楽しむのです。

というわけで早速ですが、私が聞きたい曲を集めた「ゴースカ8.5」のセットリストがこちらです!

1. こんにちは
2. 悪役
3. 待ちあわせ
4. 白い炎
5. 海とピンク
MC①
6. まもるさん
7. 野生のチューリップ
8. オパビニア
9. 死にもの狂いのカゲロウを見ていた
MC②
10. 歌ウサギ
11. 砂漠の花
12. 聞かせてよ
13. 初恋クレイジー
MC③
14. 稲穂
15. 夕陽が笑う、君も笑う
16. 謝々!
17. アカネ
18. 君は太陽
MC④
19. 僕の天使マリ
20. 不思議
21. オケラ
22. 野生のポルカ
23. 不死身のビーナス

EN1. 名前をつけてやる
メンバー紹介
EN2. 見っけ
EN3. バニーガール

どうでしょう!?
なんだかんだマイナー界ではメジャーな曲が多く入ってしまったので、ファンからするとガッカリなセットリストかもしれませんが、これが今の私が待ち望んでるライブです!

ではこれからはMCで区切った各ブロックごと簡単な紹介をしていきます!


1.こんにちは ~ 5.海とピンク

テーマは「キレのいい曲でテンション一気にアゲてこう!」です。

まずライブのオープニングを飾る「こんにちは」ですが、収録アルバムの『醒めない』では逆にトリを務めています。そういう点でインパクトを狙いつつ、”また会えるとは思いもしなかった”の出だしでやられてもらおうかな。
またこの曲は、ベースを筆頭にすごくテンポの良い曲なんですよね。この曲を最初に聴いて、「うわぁ、始まった…!」って気持ちを一気に持っていってほしいです。

続く「悪役」はロックかつ3分ない曲なので、1曲目の流れをそのままに、息つく暇もなく聴いてもらいます。

「待ちあわせ」はね… おそらく多くのスピッツファンから存在を忘れられている曲ですね…
ここで1発この曲のかっこよさを思い出してほしいですし、こちらも3分弱と比較的短い曲なので疾走感の中楽しめるでしょう。
(ちなみに「待ちあわせ」は私がゴースカ8でリクエストした3曲のうちの1曲です)

「白い炎」はライブで化ける曲ですね。というか、改めてCDで聴くとめちゃくちゃカッコいいね…!
手拍子しやすい曲なので、ここで会場を1つにできればと思います。

「海とピンク」は以前紹介しましたが、とにかくギターがカッコいいんですよ!特に最後のアコギソロが大好きで、もう好きすぎてこの2秒のための1曲のように感じてます。この素晴らしいアウトロを聴いてMCをに入るわけです。

このように、ライブの冒頭にしてはマイナー曲が固まってる印象ですね。
普段のライブではまずお目にかかれない並びを聴いて、「あ、ゴースカに来たんだ…」って感じてくれたらなと思います。


6.まもるさん ~ 9.死にもの狂いのカゲロウを見ていた

テーマは「全然ライブでやってくれない曲に光を」です。

まず「まもるさん」ですが、なんと1度もライブで演奏されたことがありません…
個人的にとても好きな曲なのでぜひやってほしいです。
(ちなみにゴースカリクエスト曲の2つ目です)

「野生のチューリップ」の最終演奏は1999年です。
私が2000年生まれなので、私が生きているうちに演奏されたことがないってことです。
CDで聴くマサムネさんの若々しくぶつけるような声が、今どのように演奏されるのかが気になります。

「オパビニア」の最終演奏は2014年です。
「え?全然最近じゃん?」と思われるでしょうが、収録アルバム『小さな生き物』の発売が2013年なので、お披露目ライブで演奏されたっきりなんですよね…
”デートに向かない坂道を 君の手を引いてかけ上がり”という歌詞がみずみずしい青春を感じさせてすごく好きなので、1度生で聴いてみたいです。

「死にもの狂いのカゲロウを見ていた」の最終演奏は1993年です。
この曲のBメロがすごく好きなんですが、なんと言ってもこの曲最大の特徴は長すぎるアウトロです。4分50秒ある全体のうちなんと1分45秒、つまり約36%がアウトロなんですね。
曲調も非常に壮大なので、どのように演奏されるのかが気になりセットリスト入りしました。

ライブで聴けない曲くくりで4曲選びましたが、どの曲もメロディが素敵なので、第1ブロックの勢いそのままに聴けるんじゃないでしょうか。


10.歌ウサギ ~ 13.初恋クレイジー

テーマは「しっとり、聞かせるように」です。

「歌ウサギ」はバラード曲なんだけどしっかり盛り上がって、でも最後はモノトーンのAメロに戻る、っていう曲調がいいですよね~。
アコギとキーボードのイントロでMC明けの空気が一気に変わるんじゃないでしょうか。
余談ですが、この曲は広瀬すずさん主演『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(2017)の主題歌でしたが、スピッツと広瀬すずさんは他にも、CM『ロッテ・ガーナ』(2014)、連続テレビ小説『なつぞら』(2019)、そして今年公開の映画『水は海に向かって流れる』(2023)と計4度にわたってコラボしています。
まさに黄金コンビですね!

そして来ました、「砂漠の花」
ファンの間でも人気の曲で、2022年のゴースカでも演奏されました。
ちょっと油断すれば涙が止まらなくなるような曲なのに、裏ではしっかりギターがかき鳴らされているという、バラードとロックが融合したスピッツ最高傑作の1つです。
また、この曲は収録アルバム『さざなみCD』のトリを務めていますが、バラードなのに前向きな歌詞である「砂漠の花」に対し、1つ前の「漣」は明るい曲調なのにどこか闇深い歌詞、という対比が最後の2曲に表れています。
『さざなみCD』はスピッツビギナーにもおすすめのアルバムなので、ぜひ聴いてみてください!

「聞かせてよ」も本当に素晴らしい泣き曲です。
個人的に好きなポイントが2つありまして、1つがサビの”僕は変わるから”の後のキーボードの4音、もう1つが大サビの”そして僕も答えるように”という歌詞です。
この曲は2011年のライブ「とげまリーナ」の1曲目を飾った曲なのですが、それ以降ライブで演奏されていないので、そろそろやってほしいなぁ。

このブロック最後は、私がいちばん好きな曲「初恋クレイジー」です。
「世界一のイントロ」という表現で有名ですが、私は出だしの”見慣れたはずの街並みも ド派手に映す愚か者 君のせいで大きくなった未来”という歌詞が大好きです。
CDの若々しい声と、今の厚みのある声とで印象がガラッと変わる曲なので、ぜひライブで聴いてほしいです。

4曲どれでも簡単に泣けます。普段のライブではこういった泣き曲がここまでまとまることはないんですが、たまには良いんじゃないでしょうか。


14.稲穂 ~ 18.君は太陽

テーマは「夕日と、ありがとう」です。

マサムネさんの弾き語りで始まる「稲穂」をMC明けに持ってきたのは、ドラムによるカウントがない曲を最初に聞かせることで、観客の皆さんにちょっとビクってしてほしいからです。
前のブロックで作られたしっとりした空気をカントリー調の美しいメロディで違和感なく受け継ぎ、でもこの曲が持つ開放感のある明るい雰囲気を感じてもらえたらと思います。

続いては「夕陽が笑う、君も笑う」です。
「夕日」じゃないですよ、「夕陽」ですからね。
なんといってもサビの突き抜けるような高音ボイスが爽快です!
2014年に演奏されたようですが、その前は1997年まで遡ります。
20年に1回しか演奏されないのでしょうか…
(この曲が私がゴースカ8でリクエストした3曲目です。ちなみに実際のライブでは1曲も演奏されませんでした… 無念です…泣)

「謝々!」は年末にピッタリの曲ですね!トランペットにゴスペルに”くす玉が割れて”の歌詞に、まさに12月って感じです!
世界には僕を君だけ、といった世界観がいいですし、とにかく明るい気持ちになれる曲です!

「アカネ」は前の記事で紹介したように、スピッツのやりたいことってこういうことなのかな、っていう曲の1つです。
真っ赤に燃える夕日を背に佇んでいる人の姿が簡単に想像できる歌詞もそうですが、一定のリズムで鳴り続けるAメロのベースがカッコいいんですよ。
ライブが十分盛り上がったときに聴いてほしい曲です。

今回のセットリスト唯一のシングル曲が「君は太陽」です。
私はこの頃のポップ全振りのスピッツが大好きなんですよね。具体的には『さざなみCD』と『とげまる』のあたりです。やっぱり聴いてて無条件で元気になれます。
純粋にライブで聴きたいと思ってセットリストに入れました。(と言っても今回のライブは私が聴きたいものだけを選びましたが…)

スピッツは情景描写が非常に上手なバンドですが、特に「水」と「夕日」の表現が一級品であると個人的に思っています。そんな夕日の曲を聴いてもらいながら感謝の曲も入れることで、柔らかく、どこかノスタルジックな気持ちになってもらえたらなと思います。


19.僕の天使マリ ~ 23.不死身のビーナス

テーマは「最後なんだし明るく楽しく!」です。

まずは「僕の天使マリ」です。
「え~!?ここでこの曲?もっと序盤にやったほうが良かったんじゃね!?」という声が聞こえてきそうですね…
気持ちはわかります。やはりファンももう少しでライブが終わってしまうという気持ちになる時間帯ですし、どうしても終盤向きの曲、不向きな曲はあります。そういう点で言うと、この曲は観客のボルテージを一気に上げる序盤向きの曲ですね。
でもだからこそ、意外性重視でこの曲をこの位置にセットしました。
リーダー(Ba.田村)やクージー(サポートメンバー.key.クジヒロコ)と一緒に「マ~リ~!」と叫んでください!

「不思議」も終盤向きというわけではないかもですが、個人的にスピッツでいちばん爽やかなラブソングだと思っているので、爽快感MAXのメロディと心地よい高音ボイスを聴いてほしいです!

次は「オケラ」です。
無骨でかっこいい曲ですよね~。前の「不思議」でポワポワした観客の心をイントロだけで一気に引き戻して、「あ、スピッツってロックバンドだったんだ」って再認識してもらいます。

ここで登場「野生のポルカ」
スピッツにはライブで99%やる「8823」(読み:はやぶさ)という曲があるのですが、私はこの「野生のポルカ」もそのポテンシャルは十分あると思っています。
疾走感あふれる曲調に、カントリー調で美しいメロディ、”武蔵野の空”を開催地名に変えることのできるサプライズ性に、なんといっても観客と一緒に歌えるシンガロングパートが最高です!
あと個人的な思い出ですが、「野生のポルカ」は2021年のツアー「NEW MIKKE」のアンコールで演奏してもらったのですが、当時は感染症の影響でまだ声を出すことができませんでした。今でも「あそこで一緒に歌いたかったなぁ」と思っています。

そしてアンコール前最後は「不死身のビーナス」です!
ライブで大化けする曲ですね。
この曲も「野生のポルカ」同様、大サビでシンガロングできますし、”ネズミの街”を開催地名に変えることができます。そしてやはり必殺のイントロギターがもう最高です!
この曲を最後にすることで、観客はホットな気持ちのままアンコールを待つことができるのです。

以上のようにこのブロックは、意外性を与えつつ、スピッツを観客が一体になれる曲を配置しました。普段のライブでは「8823」や「俺のすべて」、「正夢」などが来るブロックですが、あえて外すことで特別感を感じてもらいたいです。


アンコール

テーマは「私が聴きたい曲!」です。
もはやテーマではないですね…

アンコールの拍手に迎えられて、「名前をつけてやる」の歪んだイントロが始まります。この頃のスピッツが持つ妖しさが存分に発揮された曲を聴いた観客の心ははるか彼方に連れ去られてしまうのです。
いや~、この曲好きなんですよね~。やっぱり初期の曲は現実離れしてるというか、地に足付かない感覚になりますね。

メンバー初回の後、近未来的なピコピコ音が鳴り始めます。「見っけ」のスタートです!
何と言っても伸びやかなサビが良いですよね!”再会へ!消えそうな↑ 道を↑↑ 辿りたい↑↑↑ すぐに準備しよう↑↑↑↑”と段階的に上がっていく感じが素晴らしいです!
この曲の思い出ですが、人生初ライブの「NEW MIKKE」の一曲目がこの曲だったのですが、最初の一言”再会へ!”でもう号泣でした!
感染症の影響でつらい生活を強いられていましたが、やっと会えたスピッツの皆さんにそう言ってもらえて「生きててよかった」と本気で思いました。
そして、同じような思いを抱いた人たちに再び感動してもらえたらなと思い、「見っけ」をアンコールに入れました。

そして最後の最後は「バニーガール」です。
「初恋クレイジー」がいちばん好きな曲と書きましたが、この曲も優劣つけれないくらい好きです。「バニーガール」と「初恋クレイジー」の2曲がスピッツでいちばん(?)好きな曲というわけです。
この曲を好きになった背景ですが、2014年に行われたライブ「FESTIVARENA」のDVDのラストがこの「バニーガール」でした。
もうこれが最高で!今回の妄想セットリストを作る前から「バニーガール」が大トリなのは決定事項でした。
ぜひ皆さんもノリノリになって「恋は~!!」「いいな~!!」と叫んでください!!



いかがでしたでしょうか?私の「ゴースカ8.5」は?

最後に「GO!GO!スカンジナビア vol.8」のファン投票の結果を、今回のセットリストに当てはめてみます。
ちなみに投票可能な曲数は、なんと275曲でした!!
スピッツっていっぱい曲作ってきたんですね。

1. こんにちは(183位)
2. 悪役(62位)
3. 待ちあわせ(261位)
4. 白い炎(159位)
5. 海とピンク(161位)
6. まもるさん(119位)
7. 野生のチューリップ(183位)
8. オパビニア(112位)
9. 死にもの狂いのカゲロウを見ていた(109位)
10. 歌ウサギ(41位)
11. 砂漠の花(9位)
12. 聞かせてよ(63位)
13. 初恋クレイジー(65位)
14. 稲穂(83位)
15. 夕陽が笑う、君も笑う(61位)
16. 謝々!(30位)
17. アカネ(180位)
18. 君は太陽(172位)
19. 僕の天使マリ(150位)
20. 不思議(31位)
21. オケラ(85位)
22. 野生のポルカ(156位)
23. 不死身のビーナス(48位)
EN1. 名前をつけてやる(114位)
EN2. 見っけ(180位)
EN3. バニーガール(83位)

参考までに、本家ゴースカ8の上位10曲はこちら。
1位. 大好物
2位. スピカ
3位. 夜を駆ける
4位. 1987→
5位. 桃
6位. あかりちゃん
7位. 僕はきっと旅に出る
8位. 猫になりたい
9位. 砂漠の花
10位. 愛のことば


以上が私の妄想発表でした!
皆さんもぜひ自分好みのライブを作ってみては?

そしてニューアルバム『ひみつスタジオ』をお忘れなく!!!

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