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長い春休み

※2020年3月 教室だより 
コロナにより学校が一斉休校になり、教室も休講にしました。まだコロナについわからないことが多く、不安と憤りの中で書いた文章です。
私は書道教室の他に、カルチャーセンターでギターと地域でマンドリンクラブの指導をしています。



突然の一斉休校で、長い長い春休みになりました。

新型コロナウイルス観戦拡大予防のためとは言え、あまりにも突然で乱暴な対策に思えます。

もっと早く他にしなければいけないこともあったのに!

昼間子どもたちにお留守番をさせなければいけなくなったご家庭のご苦労を考えると、かける言葉もありません。

どうか無事に乗り越えることができますようにと祈るばかりです。

さて新型コロナウイルスの感染がジワジワと広がり始めた2月半ばごろから、教室での感染対策について考えてまいりましたが、

休校中にお稽古を行ってしまうと、休校の意味がなくなると考え、3月1日から15日までお休みさせていただきました。

マンドリンクラブもご高齢の生徒さんが多いので休講し、カルチャーセンターも閉鎖…

私にも思わぬ春休みがおとずれました。休みと言っても、出歩くわけにもいかないので、撮りためた録画を観たり、話題の本を買い込んで一気に読んだり。

また、チャレンジしたかった大曲の楽譜を取り出して練習していると、あっという間に時間が過ぎていきます。

インドア派でよかった!とつくづく思います。

こんな感じで、ゆるゆるダラダラしていると電話で母に話したら「時間がある時に、自分の腕を磨いておかなければいけないよ!」と、喝を入れられました。

母は茶道、花道の師範で現在も現役です。芸の道の厳しさは誰よりも知っての助言。肝に銘じました。

さて、3月16日からも休校は延長となりましたが、いろいろ注意しながら個人レッスン形式で再開させていただきました。お子さまがたにもレッスン再開を喜んでいただけたようです。

あらためて待ってくれる人がいるのはありがたいと思いました。

無事に新学期から学校が始まりますように、一人一人がしっかり感染予防に努めてまいりましょう!とにかく手洗いが大切です。

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