ほんの十五分、陽に当たっただけで、夜も更けぬと云うに、蕩けそうに眠い。

夏の前では、無力だ。

肌で息が出来ないような湿度に、東京に居るのか、首を傾げる。

疲れたてぐったりしながら、夕食は生クリームとバターのせ、バナナホットケーキ。

私の食欲の前では、夏も無力だ。

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。