創価学会との出会い

Twitterにあげてた、
「創価学会の話でもするか。」
の、まとめです。
Twitterで連投するより、こっちのが読みやすいと気付いたよね。

登場人物

私……若造だった頃の自分。
友人……親子で創価学会の会員っぽい。詳しくは知らん。
友人の知人1,2,3(以下モブ)…なんか増えた人達。友人曰く「先輩」らしい。いや、マジで誰なん?何の先輩なん?モブでガヤで動く書き割りだよね?

私と友人の関わり

小学生の頃の友人…同じ小学校の同じクラス。なんと、私をいじめない狂人。日本文学を読破してたりと学力面で頭が良い。

成人した頃の友人…白昼堂々「公明党に入れて!」と選挙法を違反。私に選挙の情報収集の大切さを身をもって教えてくれる。頭が良いやつは法の抜け穴に入るのがうまい。

上京後に再会した友人…母校の大学で文化祭があるからと誘ってきた。

一緒に文化祭に行った友人…大学の文化祭で広げられた、当時は原発推進っぽい横断幕に対して
「なるほど、核を推進してるのか」
という私の発言に
「違う!」
と言いつつ説明出来ない。
どうしたんだよ、お前頭良いだろ。

※私の核についての発言の補足。
お察しの通り、
私の先の発言は、
「原動力として核エネルギーを利用する」の意味で
「この大学は核を推進しているんだね」
という発言である。

ここからが本編のはじまり


なんやかんやで、
一緒に友人の大学の文化祭行ったり、一緒にご飯食べたりしてると、
友人「シンジンシテ」
を唱え始める。
と、いうわけでーーーー。
創価学会の会員が使える……公民館をお高く綺麗にしたような建物へ行くことになった。

ここからホラーが始まる。

当日。
駅から移動して謎の会館へ。
そして現れるモブ達。
(私のパッシブスキル:人見知り発動)
(このスキルにより、警戒心、恐怖心その他諸々が爆上がりする。結果的に大金星である)

そして、気付いてしまった。
警戒心がめっちゃ警鐘を鳴らしてくる。
目の前の人間達ではなく、建物の違和感だ。
とにかく違和感がすごい。

玄関から建物へ入った直後、ざっと目星で公民館のような、人間が集まり使用する場所である事は把握した。

が、

ないのだ。

休館なのか、真っ暗なのは良い。
利用者がいないのか、誰もいないのも別に良い。
管理室みたいなところがなさそうなのも別にいい。
でも、

生き物の気配がない………!

違和感にも似た頭痛を感じつつ、案内された地下へ。
地下ってお前………ってなったよ。
地下はあかんやろ。

この頃は創価学会について全然調べてなかったのもあるんだが、

いやだから地下はあかんやろ。

ホラー苦手なんだぞと思いつつ、

皮膚がめっちゃピリピリしてるのわかる………。
無意識に気配探ってるのわかる………。
これあれじゃん、昔、首の後ろにカミキリムシがいた時よりこえーヤツよ。
いや………カミキリムシはマジでビビったしトラウマだが。
(※カミキリムシはデカい上に力が強く、人間の皮膚をあっさり裂くので注意しましょう)


部屋は和室だった。
そして、その奥の襖を開けると大広間だった。

うわーん、私の剥き出しの皮膚が警戒してるよぉ……!鶏皮になるぅぅぅぅ!!
地下だから物理的にひんやり、とは違うひんやりなのやめれや。
神社や山のひんやりは好きだが、これは遠慮したいひんやりである。

そして、
なんか訳のわからないビデオを見て、
それを見て「感動した」という奇妙な事になってる友人とモブ達。
どこに感動要素あった?
パトラッシュもハチ公も猛犬になるレベルで抗議すると思うぞ!!!
まぁ、勿論ビデオには犬はいなかった。人間しかいない。
それも台本として面白くない映像だ。

で、本題の「ヤツ」である。
創価学会は偶像崇拝ではないらしく、札を祀ってるらしい。
まぁ、創始者の髪とか骨とか歯とかじゃないだけ良いだろ、たぶん。

甘かった。
その考えが、甘かった。
いや、なにあれ。
なるほど、これはだめだ。
見ちゃったじゃん、どうしてくれんだよ。
これはだめだな。

認識しちゃったじゃん……ばっちりはっきりじゃん、言い訳できないくらいがっつりじゃん、どろっどろじゃん。
現実が創作を簡単に超えてくるんじゃない。
こちとら霊感はゼロの素人だぞ、ばか!
戦闘になっても九字を切るくらいしか出来ないって!!!

命の危険を感じつつ、色々と堪えた私「おえー」(耐えれてない)
友人「それでね」

いや待ってここで話を続けるの!?
お前何言ってんの、マジで頭大丈夫?
学力良いやつは危機管理能力も学力に全振りしてるの!?
どう見てもあれを見て感動はおかしいぞ!!!
だってあれ、あれどう見ても、あれ、だぞ??
………今思えば、耐えた私を褒めてあげたい。
だって、見てしまった。
見て、気付いてしまった。
見てしまったから、気付いてしまったから、それはもう、「それ」を認識しているということ。
なら次は、当然…………。
口でそれを呼んでしまうことが、かなりヤバい。
口を噤めてよかった。
咄嗟に対応が出来てよかった。
ありがとう、いろんなオタク知識。
※ホラーは苦手だから思考が鈍ってたけど、生存本能的な判断は合ってたと思う。

なんやかんやで、その場で話が続く。
札が入ってる観音開きの扉は閉めたけど、めっちゃ気になった。
閉じた直後もドロドロが出てるんだが。
ちゃんと封をしてもらって良いですか、二度と湧き出ないように封印してくれよ、しっかり閉めたのに認識したせいでドロドロだよ。
ちょっと残って動いてるよ?

友人「この数珠あげるよ」

きっっっったな!!!!
なにその周りの汚いの!!!!
それが純白に見えてるならお前の頭の中マジでやべーんだぞ!!!!

友人「これは私がお母さんから貰ったものでーーーー」

話が一ミリも入って来ねえわ!!!
視覚情報がヤバすぎる!!!!
こっっっっわ!!!!

〜ここまでがホラー〜

これから勧誘されて集会所に行く人、本当に、本当に気をつけて欲しい。


・ビデオはマジで面白くない。つまらな過ぎて眠れない。
・霊感ゼロの人間でも認識できるやべー空間である。
・そもそも地下なのでヤバい。
・他に人間がいないのにヤバい空間って凄いわかる。
・勧誘してる人もヤバい。
・扉の向こうのヤツに干渉するな。見るな、聞くな。
・ずっと寒気がヤバい。
・もしもヤツと出会ってしまったのなら、しっかりお祓いに行ってくれ、マジで。

ちなみに、
ホラー要素以外でやべー創価学会の会員の友人とモブ達の発言。

「○○さん(有名人)も会員だから」
「芸能界でお仕事するならーーー」
「信心すればそんなモノも見えなくなるよ」

はい、地雷の上でタップダンスありがとう。
友人達が私の琴線に触れてくれたお陰で、怒りで血が体を巡った。

確かに私は見目も良くないし、
能力も低いし、
聞く価値もない平均以下の声だし、
テメェの言う「そんなモノ」は幻覚に過ぎないだろうけど、

それでも、
枕は死んでもゴメンだ。
と、思った。

仮にも当時は夢を追っていたのでな。
そんな、「努力なんて全く無駄です、必要なのは股を開くだけ」みたいに言われたら腹立つわ。
仮に股を開いても、一生それで踊れるわけがない。
例え真っ暗で蠱毒でこの世の暗いとこを全部煮詰めた吐きだまりのような世界だとしても、
結果として実力が必要になる世界だ。
私の夢を、願いを、望みを、侮辱するな。
既に怒りで恐怖心は薄らいでいた。
ちゃんと背後のドロドロには警戒して、あとは目の前にいる人間とモブ達だけ。

その時は無事に帰れたけど、
なるほど、宗教戦争って確かに起こるものだと納得した。

事前に友人に貰った創価学会の元締め?教祖?開祖?の言葉の本は読んでいたし、
さらっと読んで大雑把に本の内容は理解はしていた。
だが、共感は全くない。
感想としては「これが大陸の思考かぁ」程度。

もちろん、友人と本は捨てた。



あ、そうそう。
朝にどっかの方向……北?北西?に向いて唱える「南無妙法蓮華」っていう儀式。
まっっっっっっったく体に合わなかった。
びっくりするほど体も心も不調になる。
背筋を伸ばして、柏手を打って、祓詞を唱えた方が何千倍も良い。

あの謎の会館は、神社のような神聖さも育まれる命の気配もない。冷えた礼拝堂の凜とする空気もない。
私とはひたすら、「合わなかった」のだ。

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