日報の代わりに

転職して3か月、直属のマネージャーが卒業してしまった、、(外資なのでよくあることらしい)

日報を書いていたけど、報告先がなくなったので、業務に差し支えない範囲でnoteに残そうかと思う。


では1日目の日報は、そもそも日報とは何の目的に書くものなのか、また、報告時に気を付けるべきことは何なのかについて書いてみる。

■日報の目的

1.1日何をしていたかを定量的に出す
具体的にはタイムスケジュールを可視化することで、報告相手に対して、どんな業務をしていたのかを分かり易く伝えること。

2.その日の学びや疑問点を明らかにする
何を感じながら仕事をしていたのか、また自分自身はその日1日の業務を通して、疑問に思う点があれば、解消するためのツールとしても日報は有効である。(報告相手が返信をくれることが前提にはなるが)

また、自身にどれくらい言語化する能力があるのかを報告相手に示すことも重要な狙いになる。例えば、一緒に営業同行している相手への報告だとすると、自身の能力のアピールチャンスでもある。とはいえ、偉そうぶる必要や賢そうぶる必要はない。ただ純粋に疑問に思ったこと、思いついたことを書くことが必要だ。(報告相手が心理的安全性を担保してくれる相手であることが前提にはなるが)

3.自分のキャラクターを知ってもらう
日報は新入社員や比較的若手が書くことが多いかと思う。そして報告相手は同じ部署のあまり馴染みの少ない先輩も含まれることが多い。その場合には、なるべく最後に雑談や所感を入れて、自身のキャラクターを知ってもらう機会を増やすことを、私は大事にしている。これは個性や能力の問題もあると思うが、入社時点で、「○○で有名な」や「△△に詳しい」という自身の個性のタグが既に付いており、社内でも認知度があるのであれば不要である。が、そうではないのであれば、孤立しやすい入社直後の状態から少しでも前進するためには、入れておいて損はない工夫である。


■そもそも人に何かを報告する時に気を付けるべきことは以下の3点

1.事実と所感は分ける
思っていることと事実を混同すると、報告・相談された相手は、何の情報に基づいて意思決定をしてよいのかが分からなくなる。相手は、報告を聞きながら(読みながら)事実なのか、所感なのか、を考える必要があり、聞き手の負担が大きい。


2.できる限り数字で事実の根拠を示す
1.の続きではあるが、ビジネスの意思決定の場ではほぼほぼ数字で語られる。数字のない事実は、ほぼ所感と同じ情報として扱われるべきだろう。

3.手段と目的を間違えない
これは報告時だけではなく、あらゆる思考のプロセスにおいて必要な考え方である。どうして人間は手段を目的化してしまうのか、については、もうちょっと調べて自身でまとめてみたい。

※次回以降のネタメモ
・手段の目的化
・日報を部下やチームメイトに指示する側の心構え

1日1つ、何か面白い発見をして、ちゃんと残せるといいのだけれど、、とりあえず始めることが肝心。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?