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女性大学教員の妊娠生活①:妊娠初期編

さて、7月の到来とともに臨月に突入しました。
産休入ってからやろう!と思っていたデータ整理は全く進んでおらず...。
ちょこちょこ予定外の仕事が入ってきたってこともありますが、
まあそんなことは言い訳です。笑
ダラダラ昼寝したりしてたのが1番の原因ですね。

さて思い返せば、全体的に本当に思い描いていた妊娠生活とは
全く違うものでした。
初期からちょっくら振り返ってみようと思います。

妊娠発覚〜

妊活については、前の記事で書いたのですが
クリニックに通いながら妊活していたこともあり、
妊娠に気づいたのは割と早めでした。(生理開始予定の1日前)
それまでの私の基礎体温のパターンによると、生理開始1日前には高温期が終わり、すとーんと体温が下がるはずなのに
その時は下がることなく、上がったまま!
ほぼ妊娠を確信しつつ、禁断の妊娠検査薬のフライング使用をし、
陽性反応が出たのでした。
(本来なら、妊娠検査薬の使用は生理開始予定日の1週間後からです)

妊娠がわかったら、もっと頭の中お花畑になるというか、
無条件にハッピー!という感じになるのかと思っていたのですが。
案外そんなことはなく、あちこちで最近言われている
妊娠初期の流産率とか、そういうことが頭にチラついて、
嬉しさよりも、このまま妊娠を継続できるのかな...という不安が大きかったです。

上司への報告

そしてこの頃、ちょうど12月。
そろそろ来年度の授業の話がちらほら出てくる時期でした。
皆さん悩むであろう、妊娠報告の時期問題。
私は授業を2人体制で担当しているので、同じく担当してくれているいわば上司にいつ報告しようかな、というのはとても悩みました。
本当だったら、ある程度流産の確率が低くなる12週くらいに言いたいけど
思いっきり前期の途中で産休に入る(予定)だから、早めに言っとかないと...。

あと問題なのは、この上司で。
採用前にオンラインで面談した時、
「着任してすぐ妊娠、産休・育休とか困るから」
的なことを割とマジで言われたこともあり、まあ言い出しづらい。

余談ですが、ジェンダーのこともかじっている研究分野の私ですが
こんな露骨なハラスメント受けたのは初めてで。
後々考えてみると、こんな男女雇用機会均等法のNG集に出てくるような典型的な発言!って思うのですが、笑
言われた直後とか、その場ではいろんなことぐるぐる考えてしまうし、
咄嗟にその発言を諌めるようなことってできないもんなんだなあと実感しました。
強くは言えなかったものの、混乱する頭でちゃんと結婚や出産も考えていることとかその場ですぐ伝えられたのはまあよかったです。

そんなこともあり、その上司に報告する前に
理解ある女性教員の先輩とか、事務の方とか色んなところに根回ししたのですが、
結果的には来年度の授業の話をされ、妊娠のことを話さざるを得ない状況になり
ぬるっと報告しました。
そうしたら、あっさりOKだったので、根回しやらいろんな心配して損した感。笑
面談での発言はなんだったんでしょう...。
その上司はまあ典型的な(と言ってはダメですけど)、
中年の男性で、独身でやってきたタイプなので、
あの発言がハラスメントに該当する、とかの意識もなかったんだろうなあ...。
(だからと言って許されるわけじゃないけど)
その後、問題なく非常勤の先生も決まり、
割と昨年度内に産休・育休中のことは調整ついたのでした。

つわりについて

その頃(7週あたり)からつわりが開始したのですが、
重度というわけではないけど、軽くはないと言った具合で...。
ずっと気持ち悪いし、眠いしでいつものように仕事できず、
幸いにも、この頃授業がなかったので最低限の仕事だけして
研究室の机で突っ伏していることが多かったです(スイマセン)。
本当に個人の研究室でよかった。笑
会社員さんとかそうはいかないから、つわり中とか大変なんだろうなあ...。

妊娠初期あるあるらしいですが、
私も朝晩にゲップがめちゃくちゃ出て。
そのついでに吐いちゃう、ということが多かったです。
なので朝晩は特に食欲もなく、まともに食事できるのは昼だけ。
料理する気も全く起きず、コンビニやら売店頼みの1ヶ月でした。
夫とは別居だし、自分(と飼い猫)の世話だけできてればよかったので
そこはよかったですね。ギリギリ最低限の生活を送っていました。
このまま一生、ごはんが美味しく食べられなかったらどうしよう...と割とマジで心配しましたが、つわりが軽くなってきた12週頃から、料理する気も起きるようになったし、ごはんも美味しく食べられるようになりました。

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