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住環境問題がちょいと深刻…

実は今少し、村ちゃんの体調に問題がありまして。

ここ最近、村ちゃんの体調が優れなかったのです。
といっても村ちゃんは以前から体調は良くなかったので、少しだけ悪化しただけでも大変というか。
そんな村ちゃんなので、
話すのも一苦労な感じがちょっと強くなっちゃってる感じなんです。


その悪化した原因の一つが



『今の家の住環境』



住環境の何が悪いかと言うと…

※以下、障害の度合いや地方自治体の制度によって違いもあるので、障害者のみんながそうと言うわけではありません。

村ちゃんの住環境の問題点

▼村ちゃんは今小さいマンションの1階に
 部屋を借りてます
▼今の部屋は建物に囲まれていて、
 風通しが良くありません
▼しかも、周辺に野良猫がたくさんいるので、
 アレルギーがある村ちゃんは窓を開けられません
▼換気が不十分なので、ホコリやら空気やらで
 気管支の弱い村ちゃんは、
 気管支を中心に色々悪化していく。

という現状

※住環境関係なく悪くなってるとこもあります

じゃあなぜ引っ越さないのか

▼大きな電動車椅子に乗るので、
 乗れるエレベーターが限られる
 (マンションが限られる)
▼今の村ちゃんの収入は、
 ”障害者年金”と”生活保護”でやっと生活が
 できるくらい
 →この”生活保護”がポイント!
▼生活保護には決められた家賃の範囲があって
 5万5千円以内のところしか住めない
 →それ以上の部屋に住むと、生活保護が必要ない「贅沢」と認定されて、生活保護がもらえなくなる
▼外食や外出をするとヘルパーさんの分も支払わないといけない
▼生活保護受給者には規定があって、
 @万円以内のところで部屋を探さないと
 いけないけど、
 @万円以内でデリケートな村ちゃんの条件に
 合うところがない
 (大家さんの承認も一苦労)
※@は大体…僕が学生時代一人暮らししてた時の1Kの家賃くらい。
  なので大分低いよ
▼じゃあ@万円以内でいいところに住めるように
 田舎に引っ越し…は、
 今の村ちゃんの病状がある中で
 1からヘルパーさんに介助を教えることは、
 本人はできないし、
 その負担が今は負えない。


簡単には言えないところもあるけど、ざっくり伝えさせてもらうと
そんな感じです。

で、noteに書かずに今その様子を聞くだけ…って思って喋った時の会話です。

【2020年4月zoom】
(介助のえりさんが通訳)

陽)「元気ですか?」

え)「まだ体調よくないね」

陽)「あら、元気じゃないんですか?」

村)「はい」

え)「首・腰が痛かったり、痒かったり…
   とにかく自分は動けないから人に
   掻いてもらって、
   あとは、発作が起こったり…
   発作が最近は多いからそれが
   しんどいんやね」

陽)「時期的なもんじゃなく?」

え)「冬は『冬やからかな』言うてたけど
   春になってもまだあるしねぇ」

陽)「相変わらず家問題はある?」

え)「1軒返事待ちの物件があるんやけど、
   生活保護の範囲内の家賃じゃないから
   @万円からオーバーした分を
   違う形(共益費等)で入れる手続きを
   してくれるかどうかは大家さん次第やねん」


※村ちゃんのような重度の障害者の多くは、
 いい大家さんがいて成立するような物件探し。
 だそう


え)「大家さんが会社やったりすると、
   なかなか融通を効かせてもらうことは
   できひん」

陽)「厳しそうな感じですか?」

え)「村ちゃんの車椅子が入れるところが
   全然出てこなくてねぇ。
   返事に3週間くらい待ってるもんね」

陽)「家の環境は相変わらずですか?」

え)「空気清浄機と換気扇はずっとつけてるけど
   窓は開けられなくて、、
   暑いと痒いから部屋は冷やしたりね。
   この間お風呂に入ってる時に発作が
   起こって、
   それが怖いからって言ってお風呂が
   入れないから
   今は湯船を部屋の外に追加で置いて、
   それでホースでシャワー浴びてる」

村)「ハハハ!」

陽)「ハハハ?
   大変やん!色々…笑」

え)「早くあっちに行きたいとか言い出して…」

村)「いらんこと言わんといて」

え)「それぐらい弱気になっててねぇ」

陽)「しょうがないよ。
   それくらいの気持ちやってよくわかったよ」

え)「『言うたらアカンやんその言葉』
   っていうのをよく使ってるね笑」

村)「なんも言うな!」

え)「ごめんごめん」

村)「俺があなたにそういうこと
   なんも言われへんくなるよ」

陽)「それを聞いたところで村ちゃんの印象は
   何も変わらないし、
   色々経験した村ちゃんがそんなこと
   言うくらいやから
   よっぽど大変なんやなって、よく伝わるよ!
   でも言霊ってのもあるもんねぇ…」

え)「もともと言霊とかは興味なくて、
   現実的なことでものを言うタイプやもんね」

陽)「でも僕は今のを聞いてて、
   それくらい没入して、
   死ぬほどしんどいっていうのも
   すごい貴重な経験でしょ。
   中途半端じゃないですよね。
   ちゃんとそれに向き合ってるのが
   良いと思う」

村)「もう逃げたい!笑」

陽)「杓子さんはしばらくしたら
   治るって言ってたもんね」

村)「もうええ」

陽)「いや、まだまだよ。
   何事も”卒業”が大事やと思うんですよ。
   まだやり残したことが
   あるってことでしょ笑」

村)「もう卒業した」

陽)「まだ死にたいとか言うてる内は
   まだまだよ。
   もっと今を楽しんでもらわんと」

村)「もう楽しんでるよ〜
   卒業したい」

陽)「逃げたら何回も同じ壁がくるねん。
   再テスト再テスト。
   ちゃんとクリアしないと
   次のステージ行けない。
   人生ってその連続やと思うねん。 
   自分からじゃなく、辞めさせられる
   『卒業』させられるのが1番ベスト。
   …自分ちゃうから知らんけど!笑
   他人事やけど」

村)「ハハハ」

え)「杓子さんも多分同じこと言うと思う」

陽)「ここちゃんと逃げずにクリアしたら
   次後輩が同じことで苦しんでる時に
   助けられるよ。
   村ちゃんまた一個優しくなれる」


村)「・・・今日はこういう形でしんどくないの?
   僕の愚痴。」

陽)「それは全然しんどくない!」

村)「・・・ええのか?」

陽)「全然。愚痴言えない方が
   しんどくないですか?
   良いことしか言われへん関係って
   しんどいやん。
   それも含めて村ちゃんやし。
   ギリギリで付き合ってる友達関係
   じゃないでしょ。
   変わることないよ」

村)「今日は(noteに)あげへんねんな?」

え)「安心した?笑」

陽)「その予定やったけど、、
   あげてもいい?
   村ちゃんが弱音吐くってよっぽど
   しんどいんや
   ってみんな分かるし、
   弱音吐いてもいいんやって思って元気でる
   人もいるかもしれへん」

村)「そうか。ええよ
   ありがとう」

え)「村ちゃん喜んでるわ笑」


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ちょっと話は逸れちゃいましたけど。

とにかく、村ちゃんの今の”環境”を中心に

高齢&病気などなど…色々と大変そう。

そこで、何度も話し合って

やろうと思っていた「村づくり」の

方針を変えさせてもらおうかと思っています!



次回そのことお伝えさせてください!











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