見出し画像

街コンをきっかけに恋愛モードをOFFにする

前回の記事の続き。
とりあえず出会いを求めることを実践してみた結果の話である。


最初に街コンのアプリで開催されているオンラインマッチングというのをやってみた。
参加者に身分証の提出が求められる分、マッチングアプリより安心な気がして。
その代わり参加者は全員で10人くらいと少なめである。

参加者のプロフィールを見てみる。
正直な感想を言えば「…分からん!!」
顔写真と簡単なステータス、自己PRだけで人を判断して連絡先交換するの怖い!と感じてしまった。

人にもよるだろうが自分は直接会わないやりとりが不向きそうだと理解したので、多分マッチングアプリも向かないんだろうと思う。

昔、ネット上で友達探しをしたときもメッセージのやりとりしているときと実際に会ったときのギャップが激しくて困惑した思い出がある。

というわけで、次に挑戦したのが一対一で全員と会話が出来るタイプの街コン。
お洒落していったほうが良いのかと思ってお気に入りの服を着ていったが男性陣はラフな格好で来ていて少し拍子抜けした。

半個室の部屋で待機していたら入れ替わり立ち替わり男性参加者がはいってきて8分ほど話をする。

強制的に会話をする形になるので自分から機会を作る必要もなく、楽といえば楽だった。
やはり直接話したほうが相手の雰囲気が分かるから安心できる。

始まる前は8分で何がわかるのかとも思ったが、同じ時間でも話しやすい相手と話しにくい相手はいる。
一番話しやすかった人を第一希望に選んだらマッチング成立した。

ある意味では両思いなので嬉しい…はずなのだが自分の心は驚くほど凪いでいた。
トキメキも喜びも特になかった。
そのまま2人でお茶をして、次に会う約束をした。話はそこそこ弾んだし、楽しかったと思う。
しかし、彼は私にほとんど質問をしなかった。

それ自体は大したことじゃないような気もするけど自分の話ばかりするタイプの人だと長期的に付き合っていくのはしんどいだろうなと感じた。


それからもう一つの街コン。
こちらはちょっとした遠足みたいな趣向で、参加者同士お散歩しながらご自由に交流してくださいといったフリースタイル形式だ。

司会進行の手によって強制的に会話が始まるわけではないので、求められるコミュニケーション力は高めだと思う。

その代わり目的地とやることが与えられているため手持ち無沙汰にはならない。

人数が多い分ワイワイ楽しめたし、用意されていた体験自体も楽しかった。
参加メンバーも個性的で面白い話も聞けたのは良かった。

だが、ここでできた人間関係を今後も続けていきたいか?とか、この中の誰かに恋愛感情を抱けるか?と聞かれたらうーん…という感じだ。

実際やってみて「恋愛ってこういうことなんだっけ?」という違和感は強い。
結婚、という明確な目的があるならもうちょっと割り切れるのかもしれない。

就活も婚活も、就職、結婚という目的ありきの活動という点が共通している。
就活の「好きな仕事、やりたい仕事かどうか」というのと婚活の「好きな相手、恋愛感情を持てる相手かどうか」はほぼ一緒なんじゃないだろうか。

そこで妥協する人もしない人もいる、というところも含めて。

どうしても結婚したい訳ではない自分にとって就活みたいなしんどい工程を経てまで、ましてや妥協してまで相手を見つけたいとは思えない。
だいたい相手にも失礼だし。

そもそもランダムに出会った異性を初手から恋愛対象として見るのが難し過ぎる。
それも自然に会った時と違って連絡交換も断り辛いし、デートの誘いはもっと断りづらい。

というか初めて会ったときから「この人だ!」ってなる人はそれはそれで怪しいしな…。
むしろそれで最近痛い目にあってるんだし。
 
結局無理に恋愛するぐらいなら一人で遊んだり、友達といる方が楽しい。
変な相手に引っかかって強制的に恋愛モードになってしまっていたけど、街コンというゴリゴリ恋愛目的の場に行ったことでかえって冷静さを取り戻したように思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?