ソフトバンクと楽天で天と地ほどの差がついてしまった

本日の日本経済新聞1面によると、ソフトバンクグループは、AI半導体にファブレス形式で参入する。傘下のARMを中核にAI半導体を設計開発し、量産の目処がたった時点でARMから切り出してソフトバンクグループ直轄に移す構想らしい。

昔は、ソフトバンクも楽天も、日本のIT企業の雄であった。それが、楽天は携帯電話にこだわったため、巨額の有利子負債を抱えて財務危機になった。自社で通信設備を抱える必要はなかったと思う。

これから、ソフトバンクはインターネットや携帯電話だけでなく、投資ファンドやAI半導体などで飛躍的に伸びるだろう。一方、携帯電話の通信設備に巨額投資をした楽天は、しばらくは巨額投資ができない。財務の健全化が優先だからだ。

楽天は、何を馬鹿な選択をしたのか?日本国内の携帯電話にこだわっても少子化で儲かるわけないだろう。三木谷氏よりも孫氏のほうが遥かに経営者として格上であると思った。もう、逆転は不可能だろう。

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