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プリコネ、万年低レベル勢が禁断の行為に手を染めたあとに起きたこととは?

結論から先にいうと、僕はプリンセスコネクトリダイブというゲームの、廃人用向けコンテンツのクランバトルという盤面で、練度を上げる過程で、ゲーミングマウスのマクロ機能を使って先月のクラバトの高難易度の手動TLを完走した

と言うとゲームの腕前に自信があり、高順位帯のクラン(と言っても僕もSSSクランに所属しているので)に所属しており、そこでのトッププレイヤーの方々はガッカリ為されると思う。僕もクラメンがそういう行為に手を染めたと聞いたらがっかりするだろうからだ。

経緯は単純なものだった。1月のクランバトルは絶不調であり、目押し難度が10F以下の物があって、しかもそれを通せないと3回の挑戦権を消化しきれないのであった。明らかに目押し精度がここ一年の中でも最低であり、しかも今月の日程が時間的に苦しかったのだ。ここでかなり追い詰められた僕はついにマクロという物を理解はしていたが、触ることはしなかった(しかし、機械連打はどの上位クランも当たり前に必須だったのでこれはノーカウントとする)のに、1月のクラバトが終わってから本格的にTLをフレーム単位で把握して、研究を始めた。

成果がこれである。

なお本戦でのスコアがどれくらいかというとこれくらいであった。

これは、あまりにも疲れていて、毎日更新されるダメージスコアトレンドのタイムラインを日々練習する時間をフルに使っても追いつけないのである。今思い返せば、同じ住居の問題同居人とのトラブルに因る寝不足に加え、仕事先でのトラブル(しかもこっちも僕に落ち度はない)、実家でのトラブルも片付かず、此処半年僕は大変疲れていた。だからこそ、一番力を注ぎたいゲーム、そのエンドコンテンツで心血注いでなお高みに居たいと言う人間にとって、ゲームの腕が落ちることは筆舌に尽くしがたい。そんなところに魔が差した。1フレーム単位の操作を、反射神経(僕は常人の反応速度と体感時間把握しか出来ていない。リズムゲーが遊べない程度の人間である)を問わず、しかも自分の得意分野(簡単な計算で机上の空論でしかなかった行為が、である)であれば、そこから先はどっぷりとのめり込んだのである。

5ボスのTLの「7600万」は予め自分用にデチューンしたものがあり、目押し箇所は5箇所しかなく、一番難しいところである「猶予8フレーム」まで目押し無しであり、格好の実験材料となった。


1回目:53s最速→マクロでネネカ起動
2回め:21s(ルーチェキャンセル)
3回目:18s処方箋吹き出し後
4回目:9sクラックキャンセル
5回目:6s天使キャンセル
6回目:3sディレイ

僕がマクロという闇の力に頼った結果判明したのは、
1:僕の能力では目押し精度が12F以下はリズムを熟知しないと至難の業
2:体調が悪いと更に精度が4F程度下がる
3:しかし、8F程度であればマクロならほぼ成功する
ということが理解できた。自身の性能を把握し捉える快感と達成感、これはマクロという邪道に関しても変わらなかった。

そして今週の週末はひたすら稽古場で、模擬戦を行うことになった。個人的な計算ではこれらは一日で終わらせたかったが、叶わずに日曜日まで持ち越してしまった。目的は最終日まで通せなかった1ボス「ゴブリングレート:EX2の4850万TL」をマクロで完走することである。このTLはかなり細かいところまで打点を拾うためか、バフの効果時間と最初の目押しが遅れると途中で猶予フレームが4F以下のものが失敗したりして、簡単な計算だったが数が膨大であり、操作手順が増えれば増えるほど再調整も至難の業であった。

自前で用意した動画ではなく、外部の動画をパクれば良かったがここはまだプライドが残っていたのか、TL職人への敬意だったのか、自分で全部録画して精査して、何F遅らせるか?早めるか?と苦心したものである。


漸く3凸締めまで後少しってところまで手が届いた。邪法とはいえ達成感は半端なかった。

これで僕は今月のクラバトでも、多分だが僕は躊躇いもせずにマクロを使うだろう。一部の動画において「なんでタップしてから3F後にUBを発動するのか?どうしてこっちの動画では1F以下で発動するのか?」という謎も同時に解けていた。そうこれはマクロと人間の技の違いであったのだ。

話のオチはマクロが最高という話ではない。ここで僕は一度この「ゴブリングレート4800万」を全部手動でやってみようか?と言う何気ない気持ちで挑んだ。僕のマクロは「等速オンリーであり、TL走破中にMENU画面を開いて休憩、落ち着く」などということは出来ない。この「ゴブリングレート4800万TL専用マクロ」は90000ミリ秒の何処でタップするか?と言うのが全て「停止しない」という前提で作った。僕のエクセルの練度次第では、フレームの調整を自動計算するシートを作ってしまえば、半日で5ボス全部のマクロを組めるかもしれないが。

結果として言おう。僕はマクロで完走したが、マクロがなくとも自身の目押し精度で1ボス4800万を難なく完走できた。複雑な気分である。


つまり、マクロという理由付けが合ったにしても僕はこのゲームへの取り組み方がヌルかったのだと思い知った。もっと早くに自身の目押し精度をフレーム数で知るべきだったのだ。

というわけでこのNoteは一旦終わりである。ではプリコネプレイヤーの皆さん、今月もSSS狙って頑張ります。

この世界に怨念を振りまく(理想:現状は愚痴ってるだけ)悪霊。浄化されずこの世に留まっている(意訳:死んでない)