愛想笑いと少しの吐き気

職場の懇親会があった。ほぼ一年無職をやっていたが、今は新聞社の編集部にいる、と言うと聞こえはいいが、永遠コピペ作業のバイトである。
オフィスで寿司を食べた。へらへらしながら相槌を打ち、二回煙草で席を立ったが二回とも二本吸った。あんまり戻りたくなかった。何を話したらいいか全然わからなかった。マッチングアプリでたくさんの人に会ってコミュニケーションが昔より取れるようになったとしても、社会人としてのコミュニケーションはさっぱりだなと思った。
ビール飲めるかと聞かれて飲んだがだんだん気持ち悪くなって最悪だった。高い寿司は美味かったけど緊張であんまり食べられなかった。ヘラヘラし続けてなんとか時間を殺したけど、合間合間の気まずさがしんどかった。何か気の利いたことが喋れればいいのに、他人に全て任せた。張り付く愛想笑い。別に会話したくないわけじゃない。話を振ってくれることはありがたいし、楽しく話せればそれが一番いいと思っている。うまくできない自分に嫌気がさすだけ。いつも自分のことばかり。
最近はずっと安全なところにいた。好きな人にしか会わない日常だった。義務で人に会っていた頃のことを考えると、なんでそんなことしてたのだろうと思う。よくわからない。
最後の方はお茶をひたすら飲んでいたけどお茶を飲むのすら苦痛になっていった。五時で上がっていいよと言われてやっと解放されて安心したけど気持ち悪いままだった。家に帰ってひたすら過去のこととかこれからのこととか考えていた。
最近思考を占めていることが一つあって、敢えて内容は伏せるが、私はそのことについて知らなすぎると思ったのでインターネットで色々調べたが調べてもよくわからないというか、もっと歴史を知るべきなのかもしれない。必要なのは知識なのか。
知らないことが多すぎる。全然関係ないけど基本情報技術者の資格取ろうと思って勉強を始めた。早く最強になりたい。

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