笑顔
最後は笑顔だ。
とはいうもののそんなに上手くゆくわけがない。この世は厭なことに満ち溢れている。腹立たしい人間に限ってのうのうとのさぼって生きている。そんな人間ばかりだ。
腹が立って仕方がない。なぜこうも上手くゆかないのだ。不幸の星の下に生まれてしまった。どう足掻いても厭なことばかり起きてしまう。こうも上手くゆかないなんておかしい。
期待してるからいけないのかなと思う。凄く期待していると残念なことが多い。ちょっとしたことが眼につく。粗が見えてしまう。期待してない方がいいことが起こる。
自分がいけないのかなと思う。おかしいのかなと思う。自分が変わればいいのかな?
文句ばかりいっている自分が引き寄せているのかな? そうだとして、もうどうしようもないのだ。この考え方は変わらない。今更、よいことばかり考えるようになどできない。無理矢理ポジティブになどできない。ポジティブなんて莫迦だ。
文句くらいいわせて欲しい。自分の理想が高いとはいわないけれど、自分の思い描いている世界があって、それと違ってくるのが我慢ならないのである。自分の世界くらい思い通りにしたいのだ。
自分を怒らせないで欲しい。自分の思い通りになるなど思ってないけれど思い通りになって欲しい。
自分は難しいことなどいっていない。ただ当たり前のことを当たり前にして欲しい。自分のことをふつうに考えて欲しいだけだ。
ただふつうに。ふつうとはなんだ、ふつうが難しいとかいうけれど、ふつうはふつうだ、ふつうを願ってもいけないのか?
どうもおかしいのである。おかしいことをおかしいといっているだけである。おかしいといった方がおかしいとされるのはおかしい。
自分は怒る。
世界のために怒る。
笑顔のために怒る。
怒りたくはない。
なんかさ、今日、頭にタオルが綺麗に巻けたよ。
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