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いつまで経っても哲学入門から進めない。


昔から哲学が好きだ。
はじまりは厨二病からかもしれない。
考えてる自分が好きだったり?
難しいことを考えている自分が好きだったり?
でも、そこではじめて「考える」に真剣に向き合っている人がいることや
「なんで生きるのか」を一生考えてもいいんだってことを知った。
「なんで?」と親に聞き過ぎて怒られたけど、そんなに怒られることでもなかったのかもと気付いた。

よく考える子どもだったと思う。
でも、考えが行き届いてると思えたことはない。(そう思える方の方が少ないか)
今でも自分の考えが足りてなかったことを知るのが死ぬほど恥ずかしい。
恥ずかしくて人と話せないことも多々ある。
本屋に行くと、自分の無知さを痛感してお腹がゾワゾワする。
でも知りたい。この世の真理より、宇宙の法則より、道ゆく人が何を考えて生きてるのか知りたい。
悪気なく「何が楽しくて生きてるんですか?」って聞いてみたい。
今でも夫に「なんでそんな事するの?」と聞いて、
私はただ質問しただけなのだが責められていると捉えられ、よくすれ違いの喧嘩もする(このことはまた改めて書きたい。)

哲学の出会いから十何年も興味を持ち続け
時には本を購入し読んだりもするものの
いつまでたっても「哲学入門」から抜け出せないのだ。
本屋に行っても図書館に行っても「哲学入門」と書かれている本に魅力を感じてしまう。
そして毎回毎回、面白いと感じてもっと知りたいと思っていたのに読みきれず
読み切ったとしてもそこまで深く傾倒できず
何冊もギリシア哲学から繰り返している。

気になっている漫画や映画がシリーズ化しすぎていると新規参入しにくいイメージに近いかもしれない。
私は小説を後ろから読むことを厭わず、気になる章から読むことも出来るのに
哲学の本だけは最初から律儀に読もうとしてしまうのだ。

そうしなければいけないと思うよりかは、そうしたくなる。
大好きなケーキをゆっくりゆっくり味わいたいのと同じで、ワクワクしているのだ。
でも!!読みきらない!何故だ!何故だ自分!

ということで、今回は蔭山克秀さんの
「マンガみたいに読める哲学入門」を買ってきた。
今回こそは読み切るぞという決意表明でした。

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