私、鎖国。携帯を持たずに○を持つ。

携帯を持ち歩かない代わりに
どこかに行く時に私にカバンに入ってるのは
「本」だ。

本は、本当にいい。
カバンに入ってるだけで安心する。

今は小説の文庫本を入れてる時が
多いけど、
実際に読んでも楽しいし、
本を開いて
「自ら」その世界に飛び込めるのがいい。

前回、私は携帯を機内モードにして
かつ持ち歩かない生活のことを
話したけれど、
多分それは
自分という生きた時間を
勝手にネットが繋がれてしまってたり
人がメッセージをいつでも私に
送れて無防備に受信してしまう環境だったり
することがキツイのだ。

私は私が繋がりたい世界を
自ら選んで飛び込みたい。

だから本は安心なのだ。

本を開く。
ページをめくる。
自分のペースで
その文章を目で追って
読むことができる。

なんかSNSとか
LINEやメッセンジャーの文章って
一気に飛び込んでくる。
そして次から次へと
読むつもりもなかった情報が
どんどん流入してくる。

そして気づいたら
自分の大切な時間が
読むつもりもなかった
ことで費やされて
疲れている。

それがもうキツイのだ。

私は私の命の時間を
自ら彩りたい。

勝手に塗りたくられたくない。

情報が目に入りすぎる、
耳に入りすぎる、
これはもう暴力とも思える。

だから本は安心する。

私のペースで、
私の手で1ページ、1ページ、
自らの意志でめくるから。

正直、
人が怖い。
情報の流入が怖い。

安心する自分のスペースに
身を置きたい。

鎖国をして
自分の王国を
創っていくんだな、
きっと私。

そこから何か
果てしない
大きなものが
生み出されるだろうな、
きっと私。

こんなに人が
好きそうに見える、
というか本当は
人が好きだったはずの
私だけど。

今はあえて鎖国の時期。

本を片手に、鎖国の時期。

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