ペンギンコラム:「スペイン・バルセロナの喫煙事情」からの「住民税支払いへの文句」(笑)

ここで喫煙の良し悪しを語るつもりはないのです。バルセロナでビックリした出来事の一つとして書いています。そして何故か最後は住民税への文句で終わるのであります。

あ、ボクは喫煙ペンギンです。

バルセロナは屋内での喫煙は完全に禁止されているのです。でも屋外では自由。喫煙ペンギンのボクが驚くくらい自由過ぎる。日本の都市部ではほぼ見ることがなくなった歩きタバコを久々に見たのだ。あっちもこっちも普通に歩きタバコしている。

土地が広いからできるんじゃないの?って考えもあるけど、地元のお祭りで賑わう広場でさえ歩きタバコやら人混みの中で平然とタバコしているのである。

しかも驚くことに誰も煙を気にしない。日本でもバンクーバーでも喫煙スペースでタバコしていると明らかに嫌な顔をして手で煙をバイバイしながら嫌みのように通り過ぎる人がいる。

なのに、バルセロナでは、それがないどころか、タバコ吸っている人の横を何事もないように平然と通り過ぎるのである。皆がみな喫煙者であるはずがない。なのに・・・不思議だった。

日本で育ったペンギンなので、なんとなく申し訳なく思い(バルセロナでは気を遣う必要はないのだが)道の片隅で吸っていると、まー子連れのFAMILYですら横を通って行く。せっかくこっちがよけているのに近づいてくるなよーって感じなのだが、そんなボクの思いは不要でしかない土地なんだ。

喫煙者には女性が多かったなー。おばさまも歩きタバコ、若い女性も歩きタバコ、そしてポイ捨て。ポイ捨てしても街が綺麗なのは清掃スタッフがちゃんとしているからだと思う。

夏のオリンピックを開催した都市は喫煙に対する規制が厳しい、東京も2020年に向けて・・・なんて課題もあるのだが、バルセロナってオリンピックやったよね。

ルール作って、屋内完全禁煙にしましょう!ってのは彼らは理解してくれるだろう。

でも、「屋外でも指定された場所以外はダメ」ってなると、はたして理解してくれるのだろうか。歩きタバコが危険な理由も説明せねば。

世界でも厳しい規制が厳しい方だといわれる英国では、喫煙を規制する一方でプライベートなことでもあるので、ホテルには一定の部屋数を喫煙可能にさせる指令を出しているという(ホテルの部屋はプライベート空間なので。2年前の情報)。

繰り返すけど、ここで喫煙の良し悪しを語るのつもりはないのです。ただ、書面やデーター、そして単なる視察旅行だけで規制を作ってもダメだなって思ったのです。

バルセロナで、世界の街角で一日中立ってみて海外の喫煙事情を肌身で感じる、その上でどうしたらいいのかルールに落とす。彼らにわかるように。他の問題も同じだと思うけど、税金使うのであれば、そこまでやって欲しいのだ。

さらに望むならば、Skypeなどを使って各国の大使館やら領事館にヒアリングかけてもらえると、わざわざ高い旅費を使わなくてもいい。

リオオリンピックって、都知事は立場上行く必要があったけど(表に出るから)、議員の視察旅行なんて、そもそも不要だったんだ(自粛がどうのこうのになったけど)。なんのために大使館やら領事館がある?なんのために日本人を駐在させているんだ。国と地方自治体との関係があり・・・なんて言い訳はなしだ。だってボクラは両方に税金を払っているのだから。

今、手元に住民税の督促状がきている。ボクだって日本が好きだ。気持ちよく支払わせてくれ。

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