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【04】意味不明! 1セントコイン廃止なのに1セント単位の価格設定

※このnoteは、「ペンギン旅 -カナダ編-(無料)」:現地人に聞いた、カナダ(ブリティッシュ・コロンビア州・バンクーバー)の歩き方2016のコンテンツです。

今回はお金関係をまとめてレポートします!税金と物価(酒)、可哀想な1セントコインのことなど。(なんて思っていたらお酒話が一番長くなってしまった)

1, 悲報!使えない1セントコイン

始めにお詫びなのです。どうやら2013年2月4日からカナダでは1セントコイン(penny)の流通が廃止されていたんです。だから既知の方にとっては悲報でもなんでもないのです。でも…。ボクが前にカナダ行ったのは2013年よりも前なんで数枚の1セントコインを持っていました。使えないなんて悲報でしかなかったんですよー(涙)。

(聞けばオーストラリアとかも少額コイン廃止しているとか)

こちらが活躍の場を失った悲しい1セントコイン。かわいいコインなんですけどねー。

で、1セントコインの上は5セントコインになるので、物価は5セント単位かーって思うじゃない。でも違うの。1セント単位なんです。「???」ってなるよねー。どうやって支払うんじゃい!って。日本だと「1円30銭です」って言われて、「30銭?ねーよ。2円出すからおつりくれる?」「70銭なんてありまえん」「えー」みたいな状況です。

なので、面倒臭いことに「Rounding」っていう端数の切り上げ/切り下げ処理を行うのだ。四捨五入とは違うので注意!以下は現地の人に書いてもらった対応表です。使わなかったけど。

$1.01→$1.00

$1.02→$1.00

$1.03→$1.05

$1.04→$1.05

$1.05→$1.05

$1.06→$1.05

$1.07→$1.05

$1.08→$1.10

$1.09→$1.10

これはあくまで現金支払いの場合なので、クレジットカードとかデビットカードでは1セント単位での支払いになります。ややこしー!

2,税金の暗算はほぼ不可能(涙)

さらに現金支払いには壁があるのだー。消費税という厄介なモノが。日本では一律8%で税込み表示しているからレジで並んでいるときに準備できるよねー。でもカナダでは不可能。凡人の頭脳では。

これはお酒屋さんでウィスキーとビールを買ったときのレシート。お酒の価格に酒税(旅行会社の方は15%って言っていたけど計算が合わない気がするから違うかも)と州税 10%(BCの場合。州によって違う)に連邦税 5%(主要な食料品や医療サービスなどは非課税みたいです)、デポジットが加算されているのだ。写真下にあるPSTは州税、 GSTは連邦税の略語であります。現金払いの場合は、先ほどの「Rounding」が入るので事前に総額を把握するのは大変だよねー。

ぶっちゃけ、総額は暗算できなーいorz。レジでひたすら粘って小銭を探すか、多めに用意して支払うか(すると小銭が増える)、クレジットカードで支払うか…。ボクはクレジットカード使っちゃった。

3,お酒の値段

店内で写真撮ると怒られそうだったから値段をメモしてきたー。本体価格なんで暗算得意な方は総額を計算してみてください。答えは用意してないけど。

●白鶴(生)300ml → $7.49
●ハイネケン330ml×6本パック → $12.79
●Asahiスーバードライ330ml×6本パック → $11.29
●ジムビーム750ml → $23.29
●地元のビール500ml → $1.99

4,これを書きたかった。お酒好きなので

お酒が好きでオフ会ですっころんで指を骨折したボクとしては、お酒カテゴリー分野は注力(?)しまーす!

まず、いくらお酒好きだからと言ってもレストランではビール1杯くらいにしました。お店で飲むと高いからねー。お店でのお酒価格+酒税+州税+連邦税+チップ(総額の15%ほど)がかかるからねー。いくら払えばいいんだーって感じでしょ(汗)。

その代わり、リカーショップで360mlのウィスキーを買って部屋飲みしましたー。スーパーでハムも買って。ハムには連邦税かからんし当然チップもいらない。なんてお得な飲み方!

現地にいる日系人が言うには、リカーショップにはBC(ブリティッシュ・コロンビア州の略だから公営ってことですねー)と、プライベート(民営)があって、BCの方が安いけど、品揃えはプライベートの方がいいみたい。

ボクはBCでウィスキーとビールを買ったけど、まあ、普通の銘柄は揃っていたよ。プライベートはワイン屋さんに行ったけど、確かに迷うほどワインがあったから一番安いのにした(笑)。そんなに高いイメージは持たなかったけど、激安ワインは確かにBCの方が多かったかも。まーお酒好きなら両方行って見るだけでも楽しいのであります。

あ、そうそう、カナダワインだけど、地元で消費する分を生産するのでやっとなんだってー。なんであまり国外に出せないとのこと。プライベートのワイン屋さんにも少ししかなかった。欲しい場合は帰国するときに空港の免税店で買うのがいいみたい。空港には一杯あったのです。しかも酒税と州税と連邦税がかからないからお安く手に入る。

現地でカナダワインを味わうのは優雅でおつな感じだけど…お財布、いやクレジットカードと相談してくださいm(__)m。また、カナダと言えばアイスワインだろう!って通な方。今年はブドウが不作で生産量が少ないとの悲しい情報を聞きましたよ。

いつの間にかお酒話の回になってしまったことには気づいているのです。気づいているのですがー、このままで良いよね。皆さんもお金の話よりもお酒の話の方が良いよね。

ではまた次回よろしくお願いします。

※「ペンギン旅 -現地人に聞いたBCのリアルトーク-(有料)」版のお知らせhttps://note.mu/akaituno/m/m8f744495dbdf

ここで書けなかったことを有料版に記載しています。カナダは移民の国なので、出身地や宗教、民族、政治に対する考え方によって大人の事情がたくさんあります。現地で聞いたことを淡々と書くことを目指していますが、大人の目で読んでいただかないと困るケースがあります。なので、大人な方、かつ現地話にご興味ある方のみご購入くださいm(__)m。基本は無料マガジンの補足ですが、エクストラの情報も載せてあります。

今回は補足として1セントコインを廃止した理由を追加しましたが、そんなのネットで調べれば出ているので、その背景にある「お金には適当なようで合理的なカナダ人」について現地人に聞いたことをチョイと書きました。

また、酒の話ばかりで(汗)ここでは書き切れなかった「クレジットカードでチップを払う方法」「余った小銭を一気に片付ける方法」をエクストラで入れてあります。かなり面白かったんで(笑)

ではでは。tuno。

*いつもながら校正はしてませーん!

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