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ラストシーンの出来ばえ

こんなにすごいラストシーンを見たことはない。というよりも、ただただ圧倒されるだけだった。

ダリオ・アルジェント監督の『サスペリアPART2』。この映画はもう何十回、何百回と見ていて、何も見なくても映画の冒頭からラストまでをすべて語れるほどである。

その中でもラストの5分間は神がかっている。どうしてこんなことが思いつくのだろう。たとえ思いついたとしても、どうしてこれだけ魅力的に撮れるのだろうか。

ラストシーンのイメージ(絵は筆者)

このシーンは心に焼き付いてしまって忘れることはできない。だからはじめて見た時の衝撃を私は味わうことはできない。

今までこの映画を見たことがない人がうらやましい。これから衝撃を味わうことができるのだから。

できることなら、この映画の記憶を消して、はじめて見る気分で『サスペリアPART2』を見てみたい。

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